《エクストラゲート/Extra Gate》

速攻魔法
1から12までの任意のレベルを宣言して発動する。
相手はエクストラデッキに存在する
宣言されたレベルを持つモンスター1体をゲームから除外する。
宣言したレベルを持つモンスターが相手のエクストラデッキに無かった場合、
自分の手札を1枚選択して捨てる。

 PHOTON SHOCKWAVEで登場した速攻魔法
 宣言した数と同じレベル相手エクストラデッキに存在するモンスター1枚を除外する効果を持つ。

 相手モンスター除外する為、墓地アドバンテージを与えない点は優秀である。
 速攻魔法であり、《融合》発動した時やシンクロ素材が揃った時に合わせて発動すれば、相手の思惑を潰すことができる。
 特にシンクロ召喚に合わせて発動する場合は、シンクロモンスターレベルが明白なので、宣言しやすい。

 ただし、除外するモンスターを選ぶのは相手であり、しかも1枚だけなので、モンスターを思い通りに除外できない場合も多い。
 例えば、《スターダスト・ドラゴン》が3枚採用された相手に対して発動しても、2体目が召喚されるだけであり、あまり妨害にはならない。
 エクストラデッキモンスターを1種類ずつしか入れていないデッキに対しても、対戦相手のデッキや戦況から優先度の低いモンスターが選択されるだけとなる。
 また、【E・HERO】等の融合モンスターを主軸とするデッキは、レベルの概念があまりなく、レベル融合モンスターが多く採用される為、狙い撃ちしにくい。
 エクシーズモンスターレベルを持たない為、除外できない。
 とどのつまり、相手に大きく依存するカードなのである。

 確実にモンスター除外したい場合は、モンスターの種類の少ないレベル制限カードである等の理由で、元々1枚しか存在していないであろうレベルモンスターを想定して宣言すれば、効果を成功させる確率を上げることができる。
 ただし、その場合は状況が限られている為、相手シンクロ召喚に合わせて発動することは狙いにくい。
 一枚しか存在しないだろうレベル帯の例としては、制限カードである《氷結界の龍 トリシューラ》を擁するレベル9が挙げられる。
 レベル10の《A・O・J ディサイシブ・アームズ》や、レベル12の《シューティング・クェーサー・ドラゴン》も相手次第では狙い撃ちにできる。
 また、レベル2の《フォーミュラ・シンクロン》ならば狙い撃ちに加え、《シューティング・スター・ドラゴン》なども使用を封じることができる。

 そもそもディスアドバンテージを負いながら不確定な妨害を行うよりも、召喚されたモンスター《昇天の黒角笛》《神の警告》除去した方が確実である。
 特殊召喚無効にされた特殊召喚モンスター蘇生制限を満たさないので、《貪欲な壺》等を使われない限りは再利用不能なのも同じである。
 加えてこれらは、エクストラデッキ以外のモンスターにも対応できる。
 ただし、罠カードであるこれらはメタカードが多く、速攻魔法であるこちらはその隙を突ける可能性を持っている。
 もっとも、速攻魔法シンクロ召喚を妨害するのであれば《月の書》で充分であろう。

 また、基本的にデメリットである手札捨てる効果だが、こちらも使い道がある。
 一連の効果の最後に捨てるため、《強制接収》発動条件を満たせる。
 捨てるカードが選択できるため、暗黒界モンスター効果発動に使うのも良い。

関連カード

収録パック等

FAQ

Q:エクストラデッキに入れることが出来るモンスターが禁止カードのみであるレベル1を宣言できますか?
  出来る場合相手エクストラデッキを確認できますか?
A:宣言が出来るかどうか調整中(11/07/28)

Q:エクストラデッキに入れることが出来るモンスターが存在していないレベル11を宣言できますか?
  出来る場合相手エクストラデッキを確認できますか?
A:宣言が出来るかどうか調整中(11/07/28)

Q:相手エクストラデッキが0枚の時に発動できますか?
A:いいえ、できません。(11/07/17)

Q:自分手札が0枚の時に発動できますか?
A:いいえ、できません。(11/07/17)

Q:この捨てるというのは効果ですか?コストですか?
A:効果です。(11/07/17)

Q:相手エクストラデッキ《E・HERO フレイム・ウィングマン》1枚のみで、相手手札《融合》1枚です。
  相手フィールド上に《E・HERO フェザーマン》《E・HERO バーストレディ》が存在するときに相手《融合》発動しました。
  その《融合》チェーンする形でこのカードを発動レベル6を宣言しました。
  この後の処理はどうなりますか?
A:まず相手エクストラデッキからレベル6の《E・HERO フレイム・ウィングマン》除外します。
  これによりエクストラデッキが0枚になり、《融合》効果解決時には融合召喚が行えないため、そのまま《融合》は不発になります。(11/07/31)

Q:相手エクストラデッキ《E・HERO フレイム・ウィングマン》1枚とレベル6以外の融合モンスター1枚の計2枚で、相手手札《融合》1枚です。
  相手フィールド上に《E・HERO フェザーマン》《E・HERO バーストレディ》が存在するときに相手《融合》発動しました。
  その《融合》チェーンする形でこのカードを発動レベル6を宣言しました。
  この後の処理はどうなりますか?
A:まず相手エクストラデッキからレベル6の《E・HERO フレイム・ウィングマン》除外します。
  その後《融合》効果解決時、残ったもう1枚が《E・HERO ノヴァマスター》など融合素材の対応するものであれば、それを融合召喚します。
  融合素材のあわない融合モンスターの場合、エクストラデッキをお互いに確認し、融合召喚できないことを確認した上で《融合》が不発となります。(11/07/31)