速攻魔法 １から１２までの任意のレベルを宣言して発動する。 相手はエクストラデッキに存在する 宣言されたレベルを持つモンスター１体をゲームから除外する。 宣言したレベルを持つモンスターが相手のエクストラデッキに無かった場合、 自分の手札を１枚選択して捨てる。
PHOTON SHOCKWAVEで登場する速攻魔法。
宣言したものと同じレベルの相手のエクストラデッキのモンスター１枚を直接除外でき、除外するので《貪欲な壺》等の手助けをすることもない。
速攻魔法なので、相手が《融合》などを発動した時や、相手フィールド上にシンクロ素材が揃った時に合わせて発動（宣言）することもできる。
ただし、除外するモンスターを選ぶのはあくまで相手であり、しかも１枚だけなので、うまくモンスターを除外できない場合も多い。
以上のことから、スペースや制限カードなどの理由で相手のエクストラデッキに１枚しか入っていないであろうレベルを想定して宣言したいところ。
例えばレベル６は《氷結界の龍 ブリューナク》、レベル９は《氷結界の龍 トリシューラ》しか投入しないプレイヤーが多いので、この辺りが狙い目と言える。
レベル10の《Ａ・Ｏ・Ｊ ディサイシブ・アームズ》や、レベル12の《シューティング・クェーサー・ドラゴン》も相手次第では狙い撃ちにできる。
しかし、仮に除外したとしても他のシンクロモンスターを出されることも当然考えられるため、完全な状況打破にはなることは少ないことに注意。
そもそもこのカードでディスアドバンテージを負いながら不確定なシンクロ召喚の妨害を行うよりも、シンクロ召喚されたモンスターを《昇天の黒角笛》や《神の警告》で除去した方が確実である。
シンクロ召喚を無効にされたシンクロモンスターは蘇生制限に引っかかって蘇生不能になるので、《貪欲な壺》などを使われない限りは再利用不能なのも同じ。
加えて《神の警告》や《昇天の黒角笛》は、シンクロモンスター以外のモンスターにも対応できる。
ただ、それらの対策として除去したり前もって《トラップ・スタン》を使って無効化する戦術が取られることも多く、速攻魔法であるこのカードはその隙をつける可能性を持っている。