*《エクスプロード・ウィング・ドラゴン/Exploder Dragonwing》 [#g91baff1]
シンクロ・効果モンスター
星７/闇属性/ドラゴン族/攻2400/守1600
チューナー＋チューナー以外のドラゴン族モンスター１体以上
このカードの攻撃力以下の攻撃力を持つ、フィールド上に表側表示で存在する
モンスターと戦闘を行う場合、ダメージ計算を行わずそのモンスターを破壊し、
破壊したモンスターの攻撃力分のダメージを相手ライフに与える事ができる。
[[RAGING BATTLE]]で登場した[[闇属性]]・[[ドラゴン族]]の[[シンクロモンスター]]。~
条件下で[[ダメージ計算]]を行わずに[[モンスター]]を[[破壊]]する[[効果]]、[[破壊した]][[モンスター]]の[[攻撃力]]分[[ダメージ]]を与える[[誘発効果]]を持つ。
[[《魂を削る死霊》]]や[[《マシュマロン》]]等の[[戦闘破壊]][[耐性]]を持つ[[モンスター]]を[[破壊]]できるのは優秀。~
更に、「この[[モンスター]]の[[攻撃力]]''以下''」なので[[帝]]などの[[攻撃力]]2400の[[上級モンスター]]を一方的に[[破壊]]することが出来るのも大きい。~
[[冥府の使者カイエントークン]]に[[相打ち]]に持ち込まれないのも魅力。~
この場合は[[相手]]に大きな[[ダメージ]]を与えることもできる。~
また、[[守備力]]が高く[[攻撃力]]が低い[[モンスター]]も問答無用で[[破壊]]できるため、[[フィールド]]を制圧する能力は高い。
「[[元々の攻撃力>元々の攻撃力（守備力）]]」とはなっていないため、[[装備魔法]]等でこの[[カード]]の[[攻撃力]]を上げる、または[[《強者の苦痛》]]等で[[相手]][[モンスター]]の[[攻撃力]]を下げる事でも[[破壊]][[効果]]を[[発動]]できる。~
ただし[[ダメージ]]も「[[元々の攻撃力>元々の攻撃力（守備力）]]」ではなく、[[相手]][[モンスター]]の現状の[[攻撃力]]分となるため、[[攻撃力]]を下げると[[ダメージ]]も減るのは覚えておこう。
[[攻撃力]]のインフレが進む現[[環境]]では2400という[[攻撃力]]は決して安心できる値ではない。~
また、[[戦闘]]を行う必要があるため、[[攻撃]]したところを[[《次元幽閉》]]などで[[除去]]される可能性もある。~
[[《イージーチューニング》]]や[[《突進》]]・[[装備魔法]]で[[攻撃力]]を上げたり、[[《スタンピング・クラッシュ》]]等で攻撃を通りやすくする事が必要。~
同パック収録の[[《奇跡の軌跡》]]とは相性がよく、[[攻撃力]]の底上げと[[２回攻撃]]を可能にしつつ、[[戦闘ダメージ]]を与えられない[[デメリット]]も帳消しになる。
主に[[【ドラゴン族】]]で[[使用]]する事になるだろうが、[[《バイス・ドラゴン》]]や[[《ドル・ドラ》]]の存在もあって比較的他の[[デッキ]]でも採用しやすい。~
[[エクストラデッキ]]に[[《暗黒火炎龍》]]や[[《ドラゴンに乗るワイバーン》]]を用意しておけば、[[《簡易融合》]]と[[レベル]]３又は２の[[チューナー]]を[[使用]]して[[シンクロ召喚]]が可能。~
その際に[[墓地]]に[[闇属性]]・[[風属性]][[モンスター]]が揃うように[[シンクロ召喚]]すれば[[《ダーク・シムルグ》]]の[[特殊召喚]]も狙える。~
[[裏側守備表示]][[モンスター]]に対して[[効果]]を[[発動]]出来ないこの[[カード]]の欠点を補ってくれるため、相性は抜群。
残念ながら、[[《オネスト》]]や[[《ＢＦ−月影のカルート》]]・[[《突進》]]などの[[ダメージステップ]]で[[攻撃力]]が上昇する[[効果]]で[[攻撃力]]を超えられてしまうと[[破壊]]出来ずに[[戦闘破壊]]されてしまうので注意しなければならない。~
理由はこの[[カードの効果]]が[[ダメージステップ]]（[[リバース]]前）に[[発動]]するため、[[《オネスト》]]や[[《ＢＦ−月影のカルート》]]が[[チェーン]][[発動]]出来るからである。~
しかし逆に言えば、[[ダメージ計算]]時に[[発動]]させる事が効果的な[[《オネスト》]]を、無理矢理[[ダメージ計算]]前に使わせる事ができると考える事もできる。~
[[ダメージステップ]]時ならば[[チェーンブロック]]を何度も発生させる事が可能なため、[[《オネスト》]]の[[効果]]解決後に[[《収縮》]]を[[発動]]させる事で、[[《オネスト》]]による[[攻撃力]]上昇をかき消す事が可能となるのである。
-[[【ドラゴン族】]]でこのカードを使用するのであれば、[[レベル]]３の[[ドラゴン族]][[チューナー]]を用意するのが早いだろう。~
--[[チューナー]]には[[《デブリ・ドラゴン》]]が連想されるが、[[攻撃力]]500以下の[[レベル]]３[[ドラゴン族]][[モンスター]]は現在[[《トライゴン》]]しか存在しない。~
この[[《トライゴン》]]も[[ドラゴン族]]中心のデッキとはあまり[[シナジー]]しないのが難点で、投入する場合[[《デブリ・ドラゴン》]]専用と割り切ることになる。
-似たような[[効果]]を持つ[[《Ａ・Ｏ・Ｊ カタストル》]]と違って[[破壊]][[効果]]は[[任意効果]]であるため、[[《Ｎ・グラン・モール》]]に[[攻撃]]されても、[[相手]]が[[バウンス]][[効果]]の[[発動]]を選ぼうが選ぶまいが一応[[破壊]]はすることができる。~
[[バウンス]]することを[[宣言]]された場合は[[《Ｎ・グラン・モール》]][[破壊]]後にこの[[カード]]が[[バウンス]]されてしまう。~
一方[[《Ａ・Ｏ・Ｊ カタストル》]]は[[強制効果]]であるため、[[バウンス]]されるだけで[[破壊]][[効果]]が[[不発]]に終わってしまうのだ。~
ただし、こちらから[[攻撃]]した場合は[[ターンプレイヤー]]である[[自分]]が[[チェーン]]１で[[発動]]することとなり、[[チェーン]]２の[[《Ｎ・グラン・モール》]]が先に処理されて[[バウンス]]されるだけなので注意。
-原作・アニメにおいて―~
アニメ5D'sの「ジャックvs牛尾」戦においてジャックが使用。~
[[《ダーク・リゾネーター》]]と[[《ダブル・プロテクター》]]を[[シンクロ素材]]として[[シンクロ召喚]]される。~
アニメでは[[シンクロ素材]]に[[縛り]]が無かった。~
その[[効果]]により[[戦闘破壊]]されない[[《漆黒のズムウォルト》]]を[[破壊]]し、[[ダメージ]][[効果]]により[[フィニッシャー]]となった。~
「ジャックvs偽ジャック」（１戦目）では、ジャックが[[《ドレッド・ドラゴン》]]と[[《バイス・ドラゴン》]]を[[シンクロ素材]]として[[シンクロ召喚]]した。~
その[[効果]]により[[《ダーク・リゾネーター》]]を[[破壊]]するが、次の[[ターン]]に[[罠カード]]《ショック・ウェーブ》により[[破壊]]された。~
また、チーム・サティスファクション時代の回想シーンにも登場している。~
[[攻撃]]名は「キング・ストーム」。
--[[シンクロ召喚]]の際の台詞は「王者の叫びがこだまする！勝利の鉄槌よ、大地を砕け！[[シンクロ召喚]]！羽ばたけ、《エクスプロード・ウィング・ドラゴン》！」
-コナミのゲーム作品において―~
[[DUEL TERMINAL]]ではEXステージのジャックが使用する。~
[[《ダーク・リゾネーター》]]と[[《ブリザード・ドラゴン》]]（第９弾まで[[《フレムベル・グルニカ》]]）か、[[《ダーク・リペアラー》]]と[[《バイス・ドラゴン》]]を[[シンクロ素材]]に[[シンクロ召喚]]する。~
第９弾からは最初のステージでも使用し、[[《ダーク・リゾネーター》]]か[[《トラスト・ガーディアン》]]と[[《スピア・ドラゴン》]]で[[シンクロ召喚]]してくることがある。~
初期の[[ライフポイント]]が4000しかないため、[[効果ダメージ]]で大幅に[[ライフポイント]]を削られる可能性がある。~
これまで専用ボイスは設けられていなかったが、第９弾にて設定された。~
~
また、[[《バイス・ドラゴン》]]と[[《プライドの咆哮》]]を同時にスキャンすると使用できる隠し[[デッキ]]「ジャック⇒アトラス」のアイコンにはこの[[モンスター]]が表示されている。~
だが、[[《レッド・デーモンズ・ドラゴン》]]も含む他の[[シンクロモンスター]]をスキャンするとこの[[カード]]を使うことができない。
//-神話・伝承において―~
**関連カード [#pe689ab9]
-[[《ユベル−Ｄａｓ Ｅｘｔｒｅｍｅｒ Ｔｒａｕｒｉｇ Ｄｒａｃｈｅｎ》]]
-[[《Ｄｒａｇｏｏｎ Ｄ−ＥＮＤ》]]
-[[《エッジ・ハンマー》]]
-[[《Ｅ・ＨＥＲＯ フレイム・ウィングマン》]]
//―《エクスプロード・ウィング・ドラゴン》の姿の見られるカード
//他のカードにこのカードのイラストが含まれている場合、そのカードをリンク
//**このカードを使用する代表的なデッキ
//-[[【】]]
**収録パック等 [#h32fbb9b]
-[[RAGING BATTLE]] RGBT-JP040 &size(10){[[Ultra]],[[Ultimate]]};
**FAQ [#i064a188]
Ｑ：[[攻撃力]]分の[[ダメージ]]は[[フィールド]]と[[墓地]]・[[除外]]のどちらで判定しますか？~
Ａ：この[[カード]]の[[効果解決時]]の[[フィールド]]上の数値で判定します。(09/03/12)
Ｑ：[[破壊]]と[[ダメージ]]を与えるタイミングは同時になりますか？~
Ａ：はい、同時になります。(09/04/02)
Ｑ：この[[カード]]の[[破壊]][[効果]]に[[チェーン]]して[[《突進》]]などを[[発動]]し、[[効果解決時]]にこの[[カード]]の[[攻撃力]]を上回った場合、[[破壊]]する[[効果]]は適用されますか？~
Ａ：いいえ、適用されません。(09/03/12)
Ｑ：この[[カードの効果]]は[[自分]][[フィールド]]上の《エクスプロード・ウィング・ドラゴン》以外の[[モンスター]]が[[戦闘]]を行う場合にも[[適用]]できますか？~
(テキストでは｢この[[モンスター]]が｣[[戦闘]]を行う場合及びそれに類する記述がないため)~
Ａ：《エクスプロード・ウィング・ドラゴン》の[[効果]]は、《エクスプロード・ウィング・ドラゴン》自身が[[戦闘]]を行う場合でなければ、[[発動]]する事ができません。(09/07/23)
Ｑ：[[破壊]][[効果]]は[[対象]]を指定する[[効果]]ですか？~
Ａ：いいえ、[[対象]]を取る[[効果]]ではありません。(09/07/28)
//Ｑ：[[《オネスト》]]・[[《ＢＦ−月影のカルート》]]などの[[効果]]を[[無効]]化することは出来ますか？
//Ａ：いいえ、適用されません(↑と同じ)。(09/05/26)
//質問文に疑問があります。（無効にする効果ではないので。）これらの効果を発動できるか、または発動を許さずに破壊できるかなどといった書き方が妥当ではないかと。
Ｑ：[[《ブレイク・ドロー》]]を装備した[[《パワー・ツール・ドラゴン》]]を[[攻撃]]し[[効果]]を[[発動]]しましたが、[[《パワー・ツール・ドラゴン》]]が[[効果]]で[[破壊]]を逃れました。このとき[[ダメージ]]はどうなりますか？~
Ａ：[[ダメージ]]を与える事ができません。(10/07/01)
//質問だけの投稿はお止めください。ここは｢質問と、それに対する事務局の回答｣の両方を同時に記述する項目です。
//質問と回答を記述する場合、事務局に質問した日付を(05/01/01)のような形式でＡ：の最後に追加してください。
//未発売カードに限り、『Ａ：（発売をお待ちください）』とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。
//ルールやカードの処理等についての質問がございましたら遊戯王エキスパートルールHPで調べるか、ルール質問BBSを利用してください。