*《エクリプス・ワイバーン/Eclipse Wyvern》 [#cc51f0eb]
 効果モンスター
 星4/光属性/ドラゴン族/攻1600/守1000
 このカードが墓地へ送られた場合、デッキから光属性または闇属性の
 ドラゴン族・レベル7以上のモンスター1体をゲームから除外する。
 その後、墓地のこのカードがゲームから除外された場合、
 このカードの効果で除外したモンスターを手札に加える事ができる。

 [[ストラクチャーデッキ−ドラゴニック・レギオン−]]で登場した[[光属性]]・[[ドラゴン族]]の[[下級モンスター]]。~
 [[墓地へ送られた]]時[[デッキ]]から特定の[[モンスター]]を[[除外]]する[[強制効果]]、さらにその後自身が[[除外]]された時その[[モンスター]]を[[手札]]に加える[[任意効果]]の、二つの[[タイミングを逃さない>タイミングを逃す]][[誘発効果]]を持つ。

 前半の[[効果]]は手段を問わず[[手札コスト]]や[[《おろかな埋葬》]]、[[《連鎖破壊》]]の他、[[エクシーズ素材]]からでも[[発動]]する。~
// 前半の[[効果]]は手段を問わず[[手札コスト]]や[[《未来融合−フューチャー・フュージョン》]]の他、[[エクシーズ素材]]からでも[[発動]]する。~
 [[対象]]は[[属性]]・[[種族]]・[[レベル]]と三重の制限が課せられているが、[[発動]]が容易なため狙う価値は充分にあるだろう。~
 [[《闇次元の解放》]]・[[《救援光》]]等に対応する[[属性]]のため、後半の[[効果]]を使わず直接[[帰還]]につなぐ事も可能である。

 後半の[[効果]]は前半の[[効果]]で[[除外]]した[[モンスター]]を[[手札]]に[[加える]][[効果]]だが、少々回りくどい。~
 この[[カード]]を[[除外]]して自発的に[[発動]]できるものではなく、あくまで他の手段による[[除外]]がなければ[[発動]]できないのである。~
 そのため[[除外]]手段をあらかじめ用意しておく必要があり、その点で[[デッキ]]を選ぶ。~
 [[墓地]]のこの[[カード]]を[[除外]]する方法としては、[[《龍の鏡》]]や[[《ライトパルサー・ドラゴン》]]、[[《ダークフレア・ドラゴン》]]、[[カオス]]等が挙げられ、それらの[[カード]]は[[【ドラゴン族】]]にも自然に採用しやすい。~
 その他には[[《魂を喰らう者 バズー》]]や[[《霊魂の護送船》]]などが考えられる。~
// ただし、[[デッキ]]から直接[[手札]]に加えるわけではないので、[[《ライオウ》]]によって妨害されることはない。
//↑わざわざ記述しなくてもテキスト読めば分かる事だと思う

 [[サーチ]]対象は[[レベル]]7以上の[[光属性]]か[[闇属性]]の[[ドラゴン族]]となる。~
 いずれも[[最上級モンスター]]であるため、[[手札]]に加えても活用することが難しい。~
 [[サーチ]]対象の筆頭はやはり、[[ドラゴン族]]の切り札である[[《レッドアイズ・ダークネスメタルドラゴン》]]だろう。~
 [[墓地]]のこの[[カード]]を[[除外]][[コスト]]にして[[《ダークフレア・ドラゴン》]]・[[《ライトパルサー・ドラゴン》]]を[[特殊召喚]]すれば、その際[[手札]]に加えた[[《レッドアイズ・ダークネスメタルドラゴン》]]を[[特殊召喚]]する準備が整う。~
 [[制限カード]]の[[《ダーク・アームド・ドラゴン》]]も[[【ドラゴン族】]]関連の[[デッキ]]に入りやすく、[[召喚]]条件が容易。~
 [[【ライトロード】]]においては、[[フィニッシャー]]である[[《裁きの龍》]]の[[サーチ]]手段として活躍できるだろう。~
 [[ライトロード]]自身の[[墓地へ送る]][[効果]]、及び[[カオス]]等の[[除外]]手段でこの[[カードの効果]]を活用できる。~

-前半の[[効果]]は[[強制効果]]なので、対応する[[モンスター]]が[[デッキ]]に存在しない場合、[[相手]]に[[デッキ]]を[[確認]]されてしまう。~
対応する[[モンスター]]は多めに投入しておきたいが、[[最上級モンスター]]を増やしすぎると[[手札事故]]を招くため、よく考えて構築したい。

-後半の[[効果]]は[[任意効果]]だが、「ゲームから[[除外]]された''場合''」であるため、[[発動]][[タイミングを逃す]]ことがない。~
自身を[[カオス]][[モンスター]]の[[召喚]][[コスト]]に[[使用]]したり、[[《死霊の巣》]]の[[発動]][[コスト]]に[[使用]]する事でも[[効果]]を[[発動]]できる。

//-[[《未来融合−フューチャー・フュージョン》]]で[[《F・G・D》]]を指定し、この[[カード]]と[[闇属性]]の[[ドラゴン族]][[モンスター]]4枚を[[墓地]]に落とし、この[[カード]]の[[効果]]で[[《ダーク・アームド・ドラゴン》]]を指定、更に[[手札]]から[[カオス]]や[[《ライトパルサー・ドラゴン》]]等で[[墓地]]のこの[[カード]]を[[除外]]することで、[[墓地]]ゼロの状態から[[《ダーク・アームド・ドラゴン》]]を[[特殊召喚]]することが出来る。

-「エクリプス(eclipse)」とは「食(蝕とも)」の事で「[[日食>《皆既日蝕の書》]]」・「月食」・「[[星食>《星蝕−レベル・クライム−》]]」など、 ある天体が他の天体に覆い隠され見えなくなる現象。~
[[イラスト]]の背景には重なりあった太陽と赤銅色の月が描かれており、日食と月食を同時に表現している。
--ちなみにこの[[カード]]が登場した[[ストラクチャーデッキ−ドラゴニック・レギオン−]]の発売日、2011年12月10日は奇しくも皆既月食が観測された日だった。

-神話・伝承において―~
「ワイバーン」については[[《ワイバーン》]]を参照。

//-原作・アニメにおいて―~

//-コナミのゲーム作品において―~

**関連カード [#a2d2a0d1]
-[[《次元合成師》]]

-[[《封印の黄金櫃》]]

//-[[《皆既日蝕の書》]]

//―《エクリプス・ワイバーン》の姿が見られる[[カード]]
//他のカードにこのカードのイラストが含まれている場合、そのカードをリンク

//**このカードを使用する代表的なデッキ
//-[[【】]]

**このモンスターの効果で除外可能なモンスター一覧 [#zee39bb1]

[[闇属性]]~
―[[レベル]]7
-[[《エビルナイト・ドラゴン》]]
-[[《クレセント・ドラゴン》]]
-[[《真紅眼の黒竜》]]

-[[《Sin 真紅眼の黒竜》]]
-[[《ダーク・アームド・ドラゴン》]]
-[[《魔王ディアボロス》]]

―[[レベル]]8
-[[《トライホーン・ドラゴン》]]

-[[《混沌帝龍 −終焉の使者−》]]([[禁止カード]])
-[[《クリアー・バイス・ドラゴン》]]
-[[《Sin スターダスト・ドラゴン》]]
-[[《Sin 青眼の白龍》]]
-[[《ダークストーム・ドラゴン》]]
-[[《ダーク・ホルス・ドラゴン》]]
-[[《破壊竜ガンドラ》]]
-[[《ヴィクトリー・ドラゴン》]]([[禁止カード]])
-[[《冥王竜ヴァンダルギオン》]]

―[[レベル]]9
-[[《真紅眼の闇竜》]]

―[[レベル]]10
-[[《究極宝玉神 レインボー・ダーク・ドラゴン》]]
-[[《Sin レインボー・ドラゴン》]]
-[[《レッドアイズ・ダークネスメタルドラゴン》]]
-[[《レッド・デーモンズ・ドラゴン/バスター》]]

―[[レベル]]12
-[[《Sin トゥルース・ドラゴン》]]

[[光属性]]~
―[[レベル]]7
-[[《ダイヤモンド・ドラゴン》]]
-[[《ホーリー・ナイト・ドラゴン》]]

-[[《聖刻龍−ウシルドラゴン》]]
-[[《白竜の忍者》]]
-[[《フォトン・ワイバーン》]]
-[[《ライトレイ ディアボロス》]]

―[[レベル]]8
-[[《神龍の聖刻印》]]
-[[《青眼の白龍》]]
-[[《ラビードラゴン》]]

-[[《銀河眼の光子竜》]]
-[[《裁きの龍》]]
-[[《聖刻龍−セテクドラゴン》]]
-[[《ファントム・ドラゴン》]]
-[[《フェルグラントドラゴン》]]
-[[《ブルーアイズ・トゥーン・ドラゴン》]]
-[[《光と闇の竜》]]

―[[レベル]]10
-[[《究極宝玉神 レインボー・ドラゴン》]]
-[[《青眼の光龍》]]

**収録パック等 [#ie22270f]
-[[ストラクチャーデッキ−ドラゴニック・レギオン−]] SD22-JP003 &size(10){[[Super]]};

**FAQ [#t689d7c2]
Q:2つの[[効果]]は、それぞれ「[[墓地へ送られた]]場合」、「[[除外]]された場合」に[[発動]]する[[誘発効果]]ですか。~
A:はい、どちらの[[効果]]も[[誘発効果]]となります。(11/12/12)

Q:[[ダメージステップ]]中にこの[[カード]]が[[ゲームから除外された>ゲームから除外する(取り除く)]]場合でも、[[手札]]に[[加える]][[効果]]は[[発動]]できますか?~
A:はい、[[発動]]できます。(11/12/10)

Q:[[手札]]に[[加える]][[効果]]はこの[[カードの効果]]で[[除外]]した[[モンスター]]を[[対象に取りますか>対象をとる(指定する)効果]]?~
A:いいえ、取りません。(11/12/10)

Q:この[[カード]]の[[効果]]で[[モンスター]]を[[除外]]、その後、[[墓地]]のこの[[カード]]を[[蘇生]]して再びこの[[カード]]が[[墓地へ送られ>墓地へ送られた]]、[[効果]]で[[モンスター]]を[[除外]]しました。~
  そして、[[墓地]]のこの[[カード]]が[[除外]]された場合、最初にこの[[カードの効果]]で[[除外]]した[[モンスター]]も[[手札]]に[[加える]]事ができますか?~
A:いいえ、その場合、[[手札]]に[[加える]]のは最後に[[除外]]した[[モンスター]]だけになります。(11/12/10)

Q:同一[[チェーンブロック]]上でこの[[カード]]が[[墓地へ送られ>墓地へ送る]]、[[除外]]された場合、それぞれの[[効果]]は[[発動]]できますか?~
A:その場合、条件を満たした[[モンスター]]を[[デッキ]]から[[除外]]しますが、[[手札]]に加えることは出来ません。(12/01/13)

Q:[[《サンダー・ブレイク》]]の[[コスト]]としてこの[[カード]]が[[墓地へ送られた]]時、[[《サンダー・ブレイク》]]に[[チェーン]]する形でこの[[カードの効果]]が[[発動]]しますか?~
A:いいえ、一連の[[チェーン]]の処理が終わった後に、この[[カード]]の[[効果]]が[[発動]]します。(11/12/11)

Q:この[[カード]]が[[墓地へ送られた>墓地へ送る]]時の[[デッキ]]から[[カード]]を[[除外]]する[[効果]]を発動した時、それに[[チェーン]]して[[除外]]されました。~
  この場合、この[[カード]]が[[墓地]]から[[除外]]された時の[[効果]]は[[発動]]できますか?~
A:[[発動]]できません。(12/01/13)

//質問だけの投稿は禁止。ここは「質問と、それに対する事務局の回答」の両方を同時に記述する項目です。
//記述する場合、事務局に質問した日付を(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。
//未発売カードに限り、『A:(発売をお待ちください)』とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。
//ルールやカードの処理等についての質問は遊戯王エキスパートルールHPで調べるか、ルール質問BBSを利用してください。