*《エフェクト・ヴェーラー/Effect Veiler》 [#o6d27fed] チューナー(効果モンスター) 星1/光属性/魔法使い族/攻 0/守 0 このカードを手札から墓地へ送り、 相手フィールド上に表側表示で存在する 効果モンスター1体を選択して発動する。 選択した相手モンスターの効果をエンドフェイズ時まで無効にする。 この効果は相手のメインフェイズ時のみ発動する事ができる。 [[DUELIST REVOLUTION]]で登場した[[光属性]]・[[魔法使い族]]の[[下級モンスター]]の[[チューナー]]。~ 自身を[[手札]][[コスト]]として[[相手]][[モンスター]]の[[効果]]を[[無効]]にする[[対象]]をとる[[手札誘発]]の[[誘発即時効果]]を持つ。~ [[手札]]から[[発動]]する[[効果]]であるため、[[相手]]に予測されにくく、対処もされにくい点は魅力。~ [[《甲虫装機 ダンセル》]]のような展開の起点となる[[効果]]から[[《ブラック・ローズ・ドラゴン》]]などの強力な[[効果]]まで全てを止められるため、[[1ターンキル]]や展開を阻止できる。~ [[帝]]や[[ガジェット]]等の1回しか[[発動]]しない[[効果]]を[[無効]]にすれば[[バニラ]]同然に出来る。~ // [[墓地]]に落ちた後は[[カオス]]へと繋げられる利点もあり、現在ではフル投入が推奨される。~ ただし、[[《デモンズ・チェーン》]]等と違い[[自分]]の[[ターン]]で処理する手段がなければ、もう1度[[効果]]を発動されてしまう[[モンスター]]も多いので注意。~ また、[[墓地へ送れない>墓地へ送る]]状況では[[効果]]を[[発動]]する事ができず、[[《次元の裂け目》]]など[[除外]]を中心とする[[デッキ]]との相性は良くない。 [[《禁じられた聖杯》]]と違い、[[自分]]の[[ターン]]や[[相手]]の[[バトルフェイズ]]では[[発動]]できない。~ また、[[自分]]の[[モンスター]]に[[使用]]する事もできないため、[[《神獣王バルバロス》]]等の[[デメリット]]を消すという使用方法も不可能である。~ 類似[[効果]]の[[モンスター]]に[[《朱光の宣告者》]]がおり、両方とも[[チューナー]]でもあるため、いざとなれば[[シンクロ素材]]にも[[使用]]でき、[[腐る]]事は少ない。~ [[効果]]自体は[[無効]]だけでなく[[破壊]]できるあちらの方が強力だが、追加の[[手札コスト]]がある上に[[捨てる]][[モンスター]]が指定されているので[[デッキ]]を選ぶ。~ 対してこちらは特に[[デッキ]]を選ばず、[[永続効果]]さえも[[無効]]にできるのは[[《天罰》]]や[[《朱光の宣告者》]]には無い利点である。~ ただしどちらを使うにしろ、[[《連鎖除外》]]でまとめて[[除外]]され[[相手]]の[[ターン]]を防ぐ手段がなくなることもあるので、よく考えて[[フィールド]]へ出したい。~ -この[[カード]]の[[発動]]時について。~ --この[[カード]]の[[効果解決時]]に[[対象]][[モンスター]]が[[フィールド]]上に[[表側表示]]で存在しない場合、[[効果]]を[[無効]]にできない。~ [[相手]][[モンスター]]の[[効果の発動>モンスター効果の発動]]時に[[チェーン]]してこの[[カード]]で[[無効]]化するのは基本的な使い方だが、[[相手]]にもその対処法があるということである。~ たとえば、[[《月の書》]]など[[汎用性]]の高い[[カード]]に阻害されうるということを肝に銘じておこう。 --[[効果モンスター]]を[[対象]]にして[[発動]]する[[効果]]である。~ 明らかに[[無効]]にするような[[効果]]を持たない[[モンスター]]であっても、それが[[効果モンスター]]であれば[[対象]]にして[[発動]]できる。 -[[効果解決時]]以降の[[無効]]化について。~ --[[発動]]させない[[効果]]ではない。~ [[発動]]はさせるので、[[コスト]]による[[墓地送り>墓地に送る]]などは防げない。 --[[フィールド]]上で[[発動]]する[[効果]]を[[無効]]化する。~ 特に、[[フィールド]]上で[[発動]]して[[墓地へ送られる>墓地へ送る]][[《ならず者傭兵部隊》]]などが[[無効]]にできる事は重要。~ [[《スキルドレイン》]]との大きな違いである。 ---[[発動]]させ、他の[[効果]]で[[効果解決時]]に[[表側表示]]に存在させない場合、[[《月の書》]]([[裏側守備表示]]にする)では[[無効]]化が解除され[[効果]]が有効、その他の[[フィールド]]から[[離れる]]場合はやはり[[無効]]化されたまま、という裁定が出ている。(下記FAQ参照) --[[永続効果]]は、この[[カード]]の[[効果解決時]]以降[[無効]]化され[[適用]]されなくなる。 --[[ルール効果]]は、この[[カード]]の[[効果解決時]]以降[[無効]]化され[[適用]]されなくなる。 --[[フィールド]]上ではない場所で[[発動]]する[[効果]]を[[無効]]にできない。~ その[[モンスター]]が[[フィールド]]を[[離れた>離れる]]後以降、たとえば[[墓地]]で[[発動]]する[[《クリッター》]]や[[リクルーター]]の[[効果]]は[[無効]]にできない。~ --[[エンドフェイズ]]時まで[[無効]]化するがその解除のタイミングがあり、[[エンドフェイズ]]時に処理する[[誘発効果]]は[[発動]]する([[発動]]できる)可能性がある。~ 詳細は下記FAQ参照。 -「ヴェーラー(Veiler)」に当てはまる英単語は存在しないが、恐らく「隠す、見えなくする」と言った意味を持つ動詞「Veil」に人を表すerを足した造語だろう。~ 直訳すると「[[効果]]を見えなくする者」という意味になり、この[[カードの効果]]を実に簡潔に表している。~ --なお、ドイツ語では「ヴェール」のことをそのまま「Veiler」と呼ぶ。~ //ドイツ語版ではその後に女性である事を示す-inがついている。~ -[[《大嵐》]]が[[禁止カード]]であった環境では、トップデッキと[[メタデッキ]]の力の差は小さく、この[[カード]]の採用率はあまり高くなかった。~ しかし後に[[起動効果]]についてのルール変更があり、今まで[[効果]]が通用しなかった[[モンスター]]にもこの[[効果]]が有効に働くようになった。~ 加えて、[[《大嵐》]]や[[《サイクロン》]]の[[制限緩和]]、[[《ナイト・ショット》]]の登場により[[罠カード]]が[[破壊]]されやすくなると、[[手札]]からほぼ確実に[[効果]]を[[無効]]にするこの[[カード]]の採用率が急激に高まった。~ 現[[環境]]は高速化の一途を辿っており、[[【甲虫装機】]]や[[【レスキューラビット】]]等、[[キーカード]]を通す事が重要なデッキの[[メタ]]としてほぼ[[必須カード]]となり、シングル価格が急上昇している。~ このカードの効果があまり刺さらない[[【HEROビート】>【E・HEROビート】]]が[[メタデッキ]]として結果を残している事が、このカードの影響力の高さを物語っている。~ -原作・アニメにおいて―~ アニメ5D'sの「遊星vsロットン」戦において遊星が使用。~ 《ガトリング・オーガ》による先攻[[1ターンキル]]を防いだ。~ この時[[モンスター効果]]に[[チェーン]]して[[発動]]しなかったため、《ガトリング・オーガ》の[[コスト]]にしようとしていた[[手札]]の[[カード]]を次の[[ターン]]に利用されている。~ 「遊星&鬼柳vsロットン」戦でも序盤から遊星の[[手札]]にあったが、ロットンの[[罠カード]]《ピンポイント・シュート》により[[墓地へ送られた]]。~ この時[[カード]]に穴が開いていた。~ その他、[[《シューティング・スター・ドラゴン》]]の[[効果]]でめくられる[[チューナー]]としても何度か登場している。~ -コナミのゲーム作品において―~ [[DUEL TERMINAL]]では第11弾からEXステージの遊星が使用。~ なお専用ボイスは設けられていない。~ [[《速攻のかかし》]]と共に[[《フォーミュラ・シンクロン》]]の[[シンクロ素材]]とするようになっていると思われるが、[[効果]]を使ってしまい[[シンクロ召喚]]しないまま[[壁]]を増やしてデュエルが停滞する事が多い。~ また、隠し[[デッキ]]「超融合!時空を超えた絆」に収録されている。~ おそらく、[[《ブラック・マジシャン》]]か[[《E・HERO ネオス》]]を[[《スターダスト・ドラゴン》]]の[[シンクロ素材]]にするためだろう。~ アニメでは一度も[[召喚]]されていないが、[[攻撃]]の際には気弾を放つ。~ また、[[TAG FORCE 5>ゲーム付属カード#t253175a]]及び[[6>ゲーム付属カード#t253175b]]では女性[[モンスター]]を集めたパックにウルトラレアとして収録され、5では表紙を飾っている。~ //-神話・伝承において―~ **関連カード [#c4285305] -[[《朱光の宣告者》]] -[[《禁じられた聖杯》]] -[[《エクストラ・ヴェーラー》]] //―《エフェクト・ヴェーラー》の姿が見られる[[カード]] //他のカードにこのカードのイラストが含まれている場合、そのカードをリンク //**このカードを使用する代表的なデッキ //-[[【】]] **収録パック等 [#m30ac0cc] -[[DUELIST REVOLUTION]] DREV-JP002 &size(10){[[Super]]}; -[[デュエリストパック−遊星編3−]] DP10-JP007 &size(10){[[Rare]]}; **FAQ [#cbd324fb] Q:[[《サイバー・ドラゴン》]]等のこの[[カード]]で[[無効]]にできる[[効果]]を持たない[[効果モンスター]]に対して、この[[カードの効果]]を[[発動]]できますか?~ A:はい、[[効果モンスター]]が[[対象]]であれば[[発動]]できます。(10/05/24) Q:[[《クリッター》]]等に使った場合、[[墓地]]で[[発動]]する[[効果]]は有効ですか?~ A:はい、この[[カードの効果]]で[[無効]]にならず有効です。(10/04/17) Q:この[[モンスター効果]]が[[適用]]されている[[《ならず者傭兵部隊》]]は、自身を[[リリース]]して[[モンスター効果を発動>モンスター効果の発動]]できますか?~ またその場合、[[モンスター除去]][[効果]]は[[適用]]されますか?~ A:[[発動]]自体はできますが、[[破壊]]する[[効果]]は[[適用]]されません。(11/09/14)~ //公式FAQ:http://yugioh.faq.konami.jp/EokpControl?&tid=56125&event=FE0006 Q:[[妥協召喚]]した[[《神獣王バルバロス》]]に使用した場合、[[攻撃力]]はどうなりますか?また、エンドフェイズの[[攻撃力]]もどうなりますか?~ A:3000になり、次の[[ターン]]からも3000のままです。(10/04/17) Q:[[《地縛神 Aslla piscu》]]・[[《E・HERO アブソルートZero》]]・[[《キング・もけもけ》]]に使用した場合、[[フィールド]]を[[離れた>離れる]]時に、[[効果]]は[[発動]]しますか?~ A:[[発動]]し、[[効果]]が適用されます。(10/04/17) Q:この[[カード]]の[[効果解決時]]に[[対象]][[モンスター]]が[[表側表示]]で[[フィールド]]上に存在しない場合、[[効果]]は[[無効]]にできますか?~ A:いいえ、できません。(11/09/14) //公式FAQ:http://yugioh.faq.konami.jp/EokpControl?&tid=57649&event=FE0006 Q:この[[カード]]により[[効果]]が[[無効]]となった[[モンスター]]が、一度[[裏側表示]]になり、その[[ターン]]中に[[リバース]]した場合でも、[[効果]]は[[無効]]になったままですか?~ A:《エフェクト・ヴェーラー》の[[効果]]が適用されていない状態となるため、[[効果]]は[[無効]]になりません。(10/05/03) //公式FAQhttp://yugioh.faq.konami.jp/EokpControl?&tid=68208&event=FE0006 Q:[[効果解決時]]に[[対象]]に選択した[[モンスター]]が[[裏側表示]]になった場合、その[[ターン]]中に[[リバース]]した場合、選択したモンスターの[[効果]]は[[無効]]になりますか?~ //A:はい、その場合[[効果]]が[[適用]]されず、[[効果]]は[[無効]]になりません。(12/06/14) //↑「はい」ってのは日本語としておかしい。 A:その場合この[[カード]]の[[効果]]が[[適用]]されず、[[効果]]は[[無効]]になりません。(12/06/14)~ Q:この[[カード]]により[[効果]]が[[無効]]となった[[モンスター]]が、一度[[墓地へ送られ>墓地へ送る]]、その[[ターン]]中に[[フィールド]]上に[[特殊召喚]]された場合でも、[[効果]]は[[無効]]になったままですか?~ A:《エフェクト・ヴェーラー》の[[効果]]が適用されていない状態となるため、[[効果]]は[[無効]]になりません。(10/04/25) Q:[[《裁きの龍》]]に対し[[発動]]した場合、[[エンドフェイズ]]の[[墓地へ送る]][[効果]]はどうなりますか?~ A:[[ターンプレイヤー]]が先に[[効果]]を[[発動]]した場合、[[《エフェクト・ヴェーラー》]]によりその[[効果]]が[[無効]]になり、その[[ターン]]中再び[[《裁きの龍》]]の[[効果]]が[[発動]]することはありません。~ 非[[ターンプレイヤー]]が先に[[《エフェクト・ヴェーラー》]]の[[効果]]を解除した場合、通常通り[[《裁きの龍》]]の[[効果]]を処理します。~ なお[[効果]]の解決の順番は、まず[[ターンプレイヤー]]が[[《裁きの龍》]]の[[効果]]を解決するかしないか選択し、解決しなかった場合は非[[ターンプレイヤー]]が[[《エフェクト・ヴェーラー》]]の[[効果]]を解除するかを選択します。ここで非[[ターンプレイヤー]]が解除しなかった場合、[[ターンプレイヤー]]が先に[[《裁きの龍》]]の[[効果]]を[[発動]]します。(12/05/05) Q:《エフェクト・ヴェーラー》の[[効果]]が[[適用]]された[[《ローンファイア・ブロッサム》]]・[[《レスキューラビット》]]、[[《鬼ガエル》]]の[[効果]]を自身を[[コスト]]に[[発動]]しました。~ それぞれの[[効果]]は[[無効]]になりますか?~ A:はい。全て[[無効]]になります。(12/05/03)~ Q:《エフェクト・ヴェーラー》の[[効果]]が[[適用]]された[[《ローンファイア・ブロッサム》]]の[[効果]]を[[綿毛トークン]]を[[コスト]]に[[発動]]し、~ [[チェーン]]して以下の[[カード]]を[[《ローンファイア・ブロッサム》]]に対して[[発動]]しました。[[《ローンファイア・ブロッサム》]]の[[効果]]は[[無効]]になりますか?~ A:[[《月の書》]]:いいえ。有効となり[[特殊召喚]]できます。(12/07/28)~ [[《亜空間物質転送装置》]]:はい。[[無効]]になります。(12/02/27)~ [[《暴君の威圧》]](コスト):はい。[[無効]]になります。 (12/02/13)~ [[《強制脱出装置》]]:はい。[[無効]]になります。(12/05/12)~ // [[《強制脱出装置》]]:調整中。(12/05/11)~ [[《サンダー・ブレイク》]]:はい。[[無効]]になります。(12/05/10)~ // [[《サンダー・ブレイク》]]:調整中。(12/03/26)~ [[《鳳翼の爆風》]]:はい。[[無効]]になります。(12/05/12)~ // [[《鳳翼の爆風》]]:調整中。(12/05/11)~ Q:[[《マスター・ヒュペリオン》]]の[[破壊]][[効果]]に[[チェーン]]して[[《月の書》]]を[[発動]]し、さらに[[チェーン]]してこの[[カード]]で[[《マスター・ヒュペリオン》]]の[[効果]]を[[無効]]にしました。[[《マスター・ヒュペリオン》]]の[[効果]]は[[適用]]されますか?~ A:[[《マスター・ヒュペリオン》]]が[[裏側表示]]になった時点でこの[[カード]]の[[効果]]は[[適用]]されなくなるため、[[カード]]を[[破壊]]できます。(12/03/08)~ Q:[[《ブラック・ローズ・ドラゴン》]]の[[シンクロ召喚]]時の[[破壊]][[効果]]に対し「[[チェーン]]2:[[《奈落の落とし穴》]]」「チェーン3:《エフェクト・ヴェーラー》」とチェーンを組みました。~ [[《ブラック・ローズ・ドラゴン》]]の[[効果]]は[[無効]]になりますか?~ A:はい、無効になります。(12/05/03)~ //質問だけの投稿は禁止。ここは「質問と、それに対する事務局の回答」の両方を同時に記述する項目です。 //記述する場合、事務局に質問した日付を(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。 //未発売カードに限り、『A:(発売をお待ちください)』とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。 //ルールやカードの処理等についての質問は遊戯王エキスパートルールHPで調べるか、ルール質問BBSを利用してください。