融合・効果モンスター 星5/闇属性/魔法使い族/攻2200/守 800 「シャドール」モンスター+闇属性モンスター このカードは融合召喚でのみエクストラデッキから特殊召喚できる。 (1):このカードは相手の効果では破壊されない。 (2):このカードがモンスターゾーンに存在する限り、 その間はお互いに1ターンに1度しかモンスターを特殊召喚できない。 (3):このカードが墓地へ送られた場合、 自分の墓地の「シャドール」魔法・罠カード1枚を対象として発動できる。 そのカードを手札に加える。
THE DUELIST ADVENTで登場した闇属性・魔法使い族の融合モンスター。
効果による破壊に耐性を持つ永続効果、特殊召喚を制限するルール介入型の永続効果、墓地のシャドールと名のつく魔法・罠カードをサルベージする誘発効果を持つ。
融合素材の指定が緩く、《E・HERO エスクリダオ》同様《超融合》によって比較的採用率の高い相手の闇属性モンスターを除去できる。
(1)の効果は相手のカード効果に対する破壊耐性。
戦闘破壊・バウンス・除外などには無力だが、非常に強力な耐性であることには変わりない。
攻撃力を補強するカードに加え、メインデッキに採用されやすい《強制脱出装置》や《エフェクト・ヴェーラー》等への対策として《闇の幻影》などを併用したいところ。
(2)はお互いの特殊召喚回数を1ターンに1度に限定するルール介入型の効果。
エクシーズ召喚やシンクロ召喚自体や、その素材をフィールドに揃えることの妨害として機能する。
自分も制限を受けるが、手札融合のように特殊召喚回数が1度で済む手段を用いることでこの効果の回避ができる。
打点及び除外・バウンスなどの除去手段をエクストラデッキに頼るデッキが相手ならば、1つ目の効果と合わせてこのカード単体でも簡易なロックとなる。
ちなみに、あくまで特殊召喚回数を1ターンに1度に限定する効果なので、ペンデュラム召喚で一度に特殊召喚されるモンスターの数までは制限できない。
(3)の効果は墓地へ送られた場合にシャドールの魔法・罠カードをサルベージする効果。
このカードをリリース、融合・シンクロ素材にした場合でもタイミングを逃す事がない。
また、《ゲール・ドグラ》や《成功確率0%》などでエクストラデッキから直接墓地へ送られても発動できる。
融合召喚によって生じるディスアドバンテージを軽減できるが、(1)の効果同様除外やバウンスに弱い。
《簡易融合》にも対応し、耐性があるため各種素材として使いやすい。
特殊召喚制限についてもこのカードを出すより先に特殊召喚を行っておけばほとんど気にならないだろう。
―《エルシャドール・ミドラーシュ》の姿が見られるカード
Q:(2)の効果により、このモンスターを特殊召喚したターン自分はこのモンスターが存在する限り特殊召喚ができなくなりますか?
A:いいえ、このモンスターの特殊召喚をした後から1回の制限がかかるためこのモンスターを特殊召喚した後にもう1回このモンスターがいる状態で特殊召喚できます。(14/04/19)