*《エレキテルドラゴン/Wattaildragon》 [#mb9969bf]
 通常モンスター
 星6/光属性/ドラゴン族/攻2500/守1000
 常に電気を纏い空中を浮遊するドラゴン。
 古代より存在し、その生態には未だ謎が多いものの、
 古のルールにより捕獲は禁止されている。
//英語名http://yugioh.wikia.com/wiki/Wattaildragon

 [[GALACTIC OVERLORD]]で登場した[[光属性]]・[[ドラゴン族]]の[[上級モンスター]]。~

 [[攻撃力]]2500は[[上級>上級モンスター]][[通常モンスター]]の中では[[《フロストザウルス》]]・[[《魔法剣士トランス》]]に次ぐ値となっている。~
 上述の[[《フロストザウルス》]]・[[《魔法剣士トランス》]]や、同じ[[レベル]]と[[攻撃力]]を持つ[[《デーモンの召喚》]]とは、[[種族]]や[[属性]]の面で使い分けたい。~

 [[【ドラゴン族】]]に[[【通常モンスター】]]の要素を組み込むならば、[[サポートカード]]が豊富で[[特殊召喚]]しやすく、[[攻撃力]]も高い[[《青眼の白龍》]]の方が優位である。~
 小回りが利く[[《アレキサンドライドラゴン》]]も存在するため、こちらは主に[[エクシーズ素材]]としての活用になる。~
 先に登場した[[《エメラルド・ドラゴン》]]同様、[[聖刻]]の[[効果]]によって[[特殊召喚]]でき、[[《聖刻龍−シユウドラゴン》]]・[[《聖刻龍−トフェニドラゴン》]]から[[《聖刻龍王−アトゥムス》]]に繋げられる。~
 [[《聖刻龍王−アトゥムス》]]や[[《レッドアイズ・ダークネスメタルドラゴン》]]、[[《聖刻龍−シユウドラゴン》]]の[[起動効果]]等を用いれば複数を並べる事も難しくなく、これによって連続での[[エクシーズ召喚]]が可能となるなど[[【聖刻】]]での重要性は高い。~

 また1体の[[リリース]]で展開できる点は[[《聖刻龍−トフェニドラゴン》]]と高い[[シナジー]]を形成している。~
 あちらを[[特殊召喚]]し[[アドバンス召喚]]する事で[[エクシーズ召喚]]に繋げる事が出来るため、[[聖刻]]が不足している場合でも[[手札]]で持て余すことなく活用できる点は強力。~
 前述のように[[ステータス]]は[[上級モンスター]]の基準値を上回るものなので、[[アドバンス召喚]]からそのまま[[攻撃]]に転じるといった動きも十分にこなせる。~

 単に[[攻撃力]]で優れるだけでなく、[[聖刻]]と[[属性]]が共通するという点でも親和性が高い。~
 [[ランク]]6[[エクシーズモンスター]]も[[光属性]]は種類が豊富であり、[[聖刻]]を起点とした一連の流れで[[《御前試合》]]の影響を受けない。~
 [[環境]]次第では自分から利用する事も考慮してよいだろう。~
 逆に[[《コアキメイル・ドラゴ》]]などの[[メタカード]]に弱い点には注意が必要か。~

 なお、[[聖刻]]は[[通常モンスター]]を[[攻撃力]]・[[守備力]]0にして[[特殊召喚]]するため、[[《連鎖除外》]]を受けやすい。~
 [[デッキ]]内の同名[[カード]]が全て[[除外]]されてしまうと戦術に著しい影響を及ぼすため、2枚目以降の[[通常モンスター]]は[[《エメラルド・ドラゴン》]]など別の[[カード]]を使うと良い。~

 [[ドラゴン族]]である点の重要性が高い[[カード]]だが、[[エレキ]]の名をもつため、一部[[サポートカード]]の恩恵を受ける事が出来る。~
 ただし[[手札]]に来られても扱いにくいため、これを前提とした[[《エレキャンセル》]]や[[サーチ]]を行う[[《エレキングコブラ》]]といった[[カード]]との相性はいまいち。~
 安定した展開が望めない以上、[[《エレキー》]]のためだけに利用するのも勝手が悪い。~

 この要素が活きるのは主に[[《エレキトンボ》]]での[[リクルート]]に対応する点だろう。~
 あちらの[[発動]]条件は非常に緩く、[[自爆特攻]]でも適用されるため[[《奈落の落とし穴》]]や、結果的に[[リクルート]]が成立する[[《神の宣告》]]・[[《激流葬》]]を回避して2500の[[攻撃]]を叩き込む事が出来る。~
 [[反射ダメージ]]は大きいが、単体で[[《エヴォルカイザー・ラギア》]]を一方的に処理できる数少ない手段でもある。~

 [[【エレキ】]]においては[[直接攻撃]]を主体とする場合、[[ロック]]の有無に関わらず[[相手]][[モンスター]]の[[戦闘破壊]]が必要になる事は少なく、そうであっても[[除去]]や[[エクシーズモンスター]]等によって処理したほうが安定性を損なわない。~
 そのため実際に採用できるのは[[《エレキトンボ》]]を利用する価値のある[[デッキ]]に限られる。~
 [[【帝コントロール】]]などでは[[《エレキトンボ》]]を[[リリース]]要員として利用でき、[[手札]]・[[墓地]]にあっても[[《聖刻龍−トフェニドラゴン》]]と併用する事で無駄なく活用できるため、セットで採用してみるのも面白いかもしれない。~
 ただし[[《エレキトンボ》]]と[[《聖刻龍−トフェニドラゴン》]]との相性は悪いので、【次元ラギア】でも意識しない限り積極的に利用するにはやや使い難いか。~

-前述のように[[エレキ]]の名を持つが、[[雷族]]ではないため、同時期に登場したこれを指定する[[サポートカード]]や[[《エレキマイラ》]]や[[《エレキリム》]]の[[シンクロ素材]]には対応しない。~
ネーミングの法則性や[[種族]]から考えても、純粋にあちらの[[シリーズカード]]としてデザインされたわけではないのだろう。~

-捕獲は禁じられているが、[[《鹵獲装置》]]の[[対象]]とすることはできる。~
また、[[テキスト]]にある[[《古のルール》]]で[[特殊召喚]]することが可能である。~

-海外版の[[フレイバー・テキスト]]では、日本版の内容に加え、「身体に電撃を纏い敵に突撃して攻撃する」「捕獲する事は[[レベル]]6の罪で、その判決は2500日以上もの禁固である」という内容が書かれている。~
罪の[[レベル]]と禁固の日数は、それぞれこの[[カード]]の[[レベル]]と[[攻撃力]]の値と一致している。
//http://yugioh.wikia.com/wiki/Wattaildragon

-エレキテルとは、江戸時代に平賀源内が作成し見世物にしていた手回し発電機のことである。~
オランダで電気療法に用いられていた壊れた発電機を参考に作られたもので、当時は万病を治すとしてたいへん持て囃された。~
名前はオランダ語(ラテン語)の「Elektriciteit(電気、電流)」がなまったものである。~
--この[[カード]]の[[イラスト]]を見る限り尻尾部分に電気を纏っているため、エレキ+テール(尻尾)でエレキテルという意味も込められていると推測できる。~
[[英語名]]では「[[Watt>エレキ]]([[エレキ]])」と「tail(尻尾)」を組み合わせたネーミングとなっている。

//-原作・アニメにおいて―~

//-コナミのゲーム作品において―~

//-神話・伝承において―~

**関連カード [#g620dc5e]
-[[エレキ]]

-[[《古のルール》]]

//―《エレキテルドラゴン》の姿が見られる[[カード]]
//他のカードにこのカードのイラストが含まれている場合、そのカードをリンク

//**このカードを使用する代表的なデッキ
//-[[【】]]

**収録パック等 [#c7ab003d]
-[[GALACTIC OVERLORD]] GAOV-JP001