効果モンスター 星4/光属性/雷族/攻1000/守 500 このカードは相手プレイヤーに直接攻撃する事ができる。 このカードが直接攻撃によって相手ライフに戦闘ダメージを与えた時、 自分のデッキから「エレキ」と名のついたモンスター1体を手札に加える。
PHOTON SHOCKWAVEで登場した光属性・雷族の下級モンスター。
直接攻撃可能な永続効果と、直接攻撃に成功した時にエレキをサーチする誘発効果を持つ。
ダイレクトアタッカーであるためサーチ効果も発動しやすく、容易にアドバンテージを稼げる。
《エレキツネ》等のチューナーをサーチすれば、《エレキマイラ》等のシンクロ召喚を狙える。
他にも《エレキトンボ》同様、《エレキリギリス》でロックをかけたり、《エレキリン》等でダメージを増やす等の動きが能動的に可能となる。
それらのカードでエクシーズ召喚を行う事もでき、様々な状況に対応できるだろう。
《No.39 希望皇ホープ》は容易にエクシーズ召喚でき、後続のエレキを守れるため特に相性が良い。
火力として見た場合、1000ダメージに加え相手の攻撃に対し1000ダメージを抑える壁になる。
さらに同名カードをサーチし続ける事ができるため直接攻撃までが成功すればかなり優秀なバーンカードである。
《威嚇する咆哮》で1ターンでも守ることが出来れば、次のターンで2体分の直接攻撃とサーチをした上で、《No.50 ブラック・コーン号》によるダメージを狙うことができる。
ただし相手の除去を腐らせるメリットのある【フルバーン】等でそれを放棄して採用できるかは考え所であろう。
強力なサーチャーである《サンダー・シーホース》の存在もあり、ガジェットのような運用法が可能である。
継戦能力ではあちらに劣るも、複数をフィールドに維持できればアドバンテージは加速度的に増加する。
こうなると手札コストの捻出も容易となり《エレキャンセル》だけでなく《因果切断》・《鳳翼の爆風》といったカードも使いやすくなる。
また相手モンスターの有無を問わないため《威嚇する咆哮》・《くず鉄のかかし》等で守るだけでもその損失を回復できる。
エクシーズ召喚が容易に行えることもあり、このカードの登場でロックに頼らない【エレキ】もかなりの安定力を見せるようになった。
このカードを《明鏡止水の心》等で維持できれば、かなりのハンド・アドバンテージを得られる。
たとえ除去されても、《リミット・リバース》によって容易に再利用する事ができる。
また、《閃光の双剣−トライス》で2回サーチを狙ってみるのも面白い。
成功すれば手札コストも補えるので、一考の価値はある。
サーチしたカードを《ゴブリンのやりくり上手》でドローに変換するのも有効である。
エレキをデッキボトムに戻す事により、このカードや《サンダー・シーホース》のサーチ対象も増える。
投入枚数次第では《貪欲な壺》の併用も十分考えられるだろう。
【エレキ】でなくてもこのギミックを取り入れることは不可能ではない。
また単純に汎用性が高いのでこのカード単体、あるいは《エレキトンボ》との組み合わせで【ビートバーン】や【光属性】、【カオス】等のデッキで採用する事も十分に考慮できる。