永続罠 手札のモンスターカード1枚をゲームから除外する。 この効果によって除外したモンスターと同じ属性を持つ相手モンスターは、 このカードがフィールド上に存在する限り攻撃宣言をする事ができない。
ENEMY OF JUSTICEで登場した永続罠。
手札からモンスターを1体除外して、それと同じ属性の相手モンスターの攻撃宣言を封じる。
攻撃力やレベルに関係なく、相手の攻撃のみを一切遮断することができる。
しかし、手札からモンスターを除外できるのはこのカードを発動した時のみなので、このカード1枚で1つの属性のみをロックする事となる。
【ガジェット】等、属性統一デッキでのミラーマッチの場合、自分のモンスターを除外して発動することで、相手の攻撃のみロックできる。
《DNA移植手術》でモンスターの属性を統一すれば、完全ロックが可能。
自然に《DNA移植手術》が採用される《超熱血球児》軸【炎属性】であれば、このカードも比較的投入しやすいだろう。
それ以外では、【フォーチュンレディ】のような複数の属性を持つモンスターを使用するデッキで活用しやすい。
手札のカードを除外するのでフォーチュンレディを除外し、《フォーチュンフューチャー》の発動条件を満たしつつ相手の攻撃をロックできる。
しかし、シンクロ召喚・エクシーズ召喚によってモンスターを別の属性に変えることで制約を回避される危険性は高い。
種族には《一族の結束》のようなデッキ内で完全に統一することが利点となるカードがあるのに対し、属性にはそういったものがない。
そのため、少々違う属性のモンスターが入っても問題が生じないことがより多く、相手に属性統一を期待するのは困難である。
前述のように《DNA移植手術》を併用すればこの点は解決できるが、コンボが必要でカード消費も多い割にロック強度が低く、使い勝手に少なからず問題は残る。
また、《ネクロフェイス》を使うデッキ破壊において、手札に来てしまった《ネクロフェイス》を除外する手段としても使える。
Q:手札のモンスターを除外するタイミングはいつになりますか?
A:効果解決時に除外します。(11/05/06)
Q:《精霊術師 ドリアード》を除外した場合、どうなりますか?
A:光属性モンスターだけが攻撃できなくなります。(07/11/07)
Q:《エレメンタル・アブソーバー》の効果で除外したモンスターが、《異次元からの埋葬》等で墓地へ送られた場合、攻撃できなかった相手モンスターは攻撃できるようになりますか?
A:いいえ、除外されたモンスターが墓地に送られても攻撃できません。(10/08/27)