遊戯王カードWiki - 《エンシェント・ゴッド・フレムベル》のバックアップ(No.32)

《エンシェント・ゴッド・フレムベル/Ancient Flamvell Deity》 †

シンクロ・効果モンスター
星７/炎属性/炎族/攻2500/守 200
炎属性チューナー＋チューナー以外の炎族モンスター１体以上
このカードがシンクロ召喚に成功した時、
相手の手札の枚数分まで相手の墓地の
カードを選択してゲームから除外する。
このカードの攻撃力は、この効果で除外したカードの数×２００ポイントアップする。

　DUEL TERMINAL －トリシューラの鼓動！！－で登場した炎属性・炎族のシンクロモンスター。
　相手の墓地のカードを除外し自身の攻撃力を強化する誘発効果を持つ。

　シンクロ召喚に成功した時に相手の墓地アドバンテージを失わせた上で、その除外枚数分自己強化に繋げられる。
　しかしその枚数は相手の手札次第と相手依存な面があり、大抵の場合、思う様な効果が得られないだろう。
　良くて３枚除外できれば御の字といったところである。
　一応《メタモルポット》をリバースさせた直後であれば、1000ポイントの強化と５枚の除外が可能。

　また、シンクロ素材が「炎属性チューナー」＋「炎族」と二重に指定されているのも難点。
　特に【フレムベル】では主力となる《フレムベル・ヘルドッグ》をシンクロ素材に使えないのは厳しいと言える。
　幸いあちらからリクルートできる《稲荷火》が炎族なので、レベル３のフレムベルチューナーを用意できるならば、《真炎の爆発》から揃えることは可能ではある。
　特化した構築が要求されるが、レベル４チューナー＋《ネオフレムベル・シャーマン》や、レベル１＋《陽炎獣ヒッポグリフォ》の組み合わせも考えられるか。
　それ以外では《簡易融合》で呼び出した《炎の騎士キラー》や《朱雀》が適しているだろう。

　しかし、数ある汎用レベル７シンクロモンスターと比べて活躍の場が限定的である点は否めない。
　その上でこのカードをエクストラデッキに採用し、デッキ構築もこのカードのシンクロ召喚に寄せる価値があるかどうかはよく考えたい。
　なお、【ラヴァル】では《ラヴァルのマグマ砲兵》をメインから採用するためシンクロ召喚が容易である。

自身も守備力200であるため、《真炎の爆発》からの大量展開の恩恵に与れる。

上述の通り【ラヴァル】ではシンクロ召喚しやすく、墓地メタ要員兼、《真炎の爆発》からの更なるシンクロ素材として採用されることもある。

対象をとらない効果のテキストは再録時に「選択して」から「選んで」へとエラッタされる事が多いが、このカードは「選択して」のままになっている。
慣例とは異なるテキストであるため、注意したい。

日本版のフレムベルからは初めてウルトラレアになったカードである。
ちなみに海外版では《フレムベル・デスガンナー》が該当する。

マスターガイド３によると、《ジュラック・メテオ》が住処ごと魔轟神を焼き払ったことによって呼び覚まされ、住処に残った魔轟神を掃討したという。
DTマスターガイドによれば、神話の時代から存在し、長い眠りについていた古の焔神とされ、ネオフレムベルが何かに操られるかのように信奉し始め、純然たる炎に焼かれ神と一体化するという教義の果てに目覚めた古の炎の神とされている。
しかし《氷結界の龍トリシューラ》には勝てず、《戦火の残滓》のイラストでは氷付けとなっている。