フィールド魔法 (1):このカードがフィールドゾーンに存在する限り、 お互いのプレイヤーは1ターン中に以下の条件をそれぞれ満たす度に、 1つの条件につき1ターンに1度ずつデッキから2枚ドローする。 ●レベルの異なるモンスター5体を同時に特殊召喚した。 ●自身のモンスター1体が5回戦闘を行った。 ●チェーン5以上でカードの効果を発動した。 ●サイコロを振った回数及びコイントスの回数が合計5回になった。 ●自身のLPが500以下になるダメージを受けた。
20th ANNIVERSARY PACK 2nd WAVEで登場するフィールド魔法。
5つの異なる条件を満たす度にドローを行える効果を持つ。
全ての条件を満たせば10枚のドローを行えるが、各条件を満たすのは決して容易ではない。
しかし条件によっては2枚ドローできるだけでも十分なので、基本的にはどれか一つに絞って行っていくことになる。
1つ目の条件は《トーテム・ファイブ》と同様5体の同時特殊召喚に加え、レベルの異なるモンスターでなければならない。
その中で実用性のあるものはペンデュラム召喚・《ソウル・チャージ》・《真炎の爆発》くらいしかなく、難易度が高い。
仮に採用するならば、レベルが分散されていてなおかつペンデュラム召喚または《真炎の爆発》を比較的使えるデッキにピン差しする程度か。
2つ目の条件は1体のモンスターで5回の戦闘を行うこと。
基本的に連続攻撃か全体攻撃可能なモンスターで条件を満たすことになる。
特に、容易に連続攻撃が行える《LL−アセンブリー・ナイチンゲール》や《光の導き》等であれば条件は満たしやすい。
ただ、5回連続攻撃が決まれば大抵の場合はそのターン中に勝負が決まることが多いため、オーバーキルに近いとも言える。
相手から5回攻撃を受ける場合でも良く、相手にトークンを渡して《バトルマニア》で攻撃を強制するのも手。
自分のフィールドに1体しかモンスターがいないなら《召喚制限−猛突するモンスター》などでも満たすことができる。
相手が満たす分には自分で操作しやすいので、《便乗》を発動してリクルーターなどで自爆特攻し続けるという手もある。
3つ目の条件はチェーン5以上。
5つの条件の中では狙いやすい方であり、【チェーンバーン】や【バージェストマ】等であれば比較的簡単に条件を満たせる。
また、《連鎖爆撃》等とは異なり、同名カードが複数チェーンしても問題ない。
しかし、相手も同じ条件で達成できてしまうため、こちらがチェーンを積んだところに相手もフリーチェーンのカードを使えば2枚ドローされてしまう。
自分もドローは出来るのだが、相手にもドローされてしまうようでは面白くない。
できれば伏せ除去を行う等、相手のフリーチェーンと思わしきカードは極力少ない状況で狙いたい。
また、チェーンできないカウンター罠や《超融合》で相手だけドローされると最悪なので気を付けたい。
自分が利用する手もあるが、【チェーンバーン】等とそれらのカードには特にシナジーは無いので難しいか。
4つ目の条件はサイコロの使用とコイントスを5回行うこと。
専用デッキならば狙える条件だが、タダでさえ運任せのデッキにこのカードまで入れるとなると事故率は更に上がる。
しかし《リボルバー・ドラゴン》・《ブローバック・ドラゴン》ならリスクなし、《サンド・ギャンブラー》や《伝説の賭博師》も軽微なリスクで3回行えるので、これらを用いれば達成できる。
1ターンに複数回効果を発動できるモンスターを使うのも手で、《No.7 ラッキー・ストライプ》なら単体で条件を満たせる。
しかし、レベル7のモンスターを3体も要求するためエクシーズ召喚自体がやや難しい。
《スナイプストーカー》も複数回サイコロを振ることができるが、5枚の手札コストを必要とする。
専用デッキでなくとも【チェーンバーン】であれば《ファイアーダーツ》を複数投入するため、運良く2枚引いて発動できればこの条件を満たせる場合もある。
5つ目の条件はダメージを受けライフ500以下になること。
戦闘ダメージでも効果ダメージでも問題ないのだが、通常の場合だとデュエル終盤でないと条件を満たせない。
自分にダメージを与えるカードを使うか、他の条件目的にこちらはおまけ程度に使うことになる。
《活路への希望》を併用するのであればライフを大幅に減らすことが多いため、ドローは狙いやすい。
一時的にライフを増やす《女神の加護》は相性が良く、バウンスして何度も使い回せばその度にドローが可能。
複数の効果の発動を狙えるカードとしては、《Ms.JUDGE》が挙げられ、チェーン数を稼ぎつつ複数回コイントスができる。
運が絡むが《運命の分かれ道》や《サイコロン》もコイントスやサイコロを振りつつダメージを調整すれば5つ目の条件を狙える。
―イラスト関連
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