《エンペラー・オーダー/By Order of the Emperor》

永続罠
召喚成功時に発動される効果モンスターの効果の発動を無効にする事ができる。
その時、そのモンスターのコントローラーはデッキからカードを1枚ドローする。

 ストラクチャーデッキ−帝王の降臨−で登場した永続罠
 召喚に成功した時に発動する誘発効果を1枚ドローに変換する効果を持つ。

 任意効果強制効果かを問わず、また召喚したモンスター自身の効果でなくとも良いため、その適用範囲は意外と広い。
 等の相手が使用するカード無効にできるが、自分カードに対しても使用できるため、手札増強にも使用することができる。

 相手フィールド上にカードがないときに《雷帝ザボルグ》《風帝ライザー》《邪帝ガイウス》などの強制効果モンスター召喚したい場合に役立つ。
 必要ない場面で《ジャンク・シンクロン》《砂塵の悪霊》などの効果ドローに変換するのも悪くない。
 が、自分モンスター召喚成功時に誘発効果発動した場合、優先権相手に移っていることには注意。
 《奈落の落とし穴》などをチェーンに挟まれてしまい、このカード発動できないことがある。
 他の多くの効果無効化系カウンターカードと同じく、標的とする効果チェーンブロックの直後にこのカードチェーンブロックを置かなければならないのである。

 なお、《砂塵の悪霊》手札に戻ってくるため、毎ターン生け贄の確保ができる【次元帝】に組み込むことによって、意図的にドローを加速することもできる。
 ただし、【スピリット】の場合は生け贄不要の《荒魂》で事足りる。
 相手カードに対しても使えるため、《風帝ライザー》《E・HERO エアーマン》など、厄介な効果を使われるくらいならドローさせてでも無効にしたい時に使える。
 「」サポートとして使え、「」へのメタカードにもなる攻防一体のカードである。
 ただし《黄泉ガエル》と相性が悪い点は注意が必要。

 また、《王虎ワンフー》とのシナジーは抜群。
 自分のみ低攻撃力効果モンスター召喚できるようになる上、1枚のドローが可能になる。
 ただし、特殊召喚時に《王虎ワンフー》効果発動する場合はこのカードは使えないので注意すること。

 相手召喚を行った際に手札《ナチュル・コスモスビート》相手に見せるだけで1ドローが行えるカードに化ける。(08/12/16)
 《ナチュル・コスモスビート》効果相手召喚に反応しての誘発効果であるため、このカード発動条件を満たしている。
 そして、この手の無効カードにありがちな「破壊する」の文がないため、《ナチュル・コスモスビート》手札を離れることはない。
 なお、もちろん相手セットの際に《ナチュル・コスモスビート》効果発動する場合はこのカードを使うことはできない。
 同様に、自分レベルモンスター召喚した際に手札《カゲトカゲ》相手に見せた場合も1ドローが行える。

 チェーンの最後に発動するモンスター効果しか無効化できないので注意が必要。
 召喚成功時に発動するものが複数存在する場合は、「同時に複数のカードが発動した場合」を参考にするといいだろう。
 ちなみに、いずれの状態からでも、カードの発動または効果の発動モンスター効果無効にする効果発動できる。

関連カード

イラスト関連

収録パック等

FAQ

Q:チェーンブロックを作る効果ですか?
A:はい、召喚成功時に発動する効果モンスター効果の発動に対して発動しますので、チェーンブロックが作られます。(07/12/15)
また、スペルスピードは2になります。(08/01/22)

Q:このカードがセットされている状態の時に召喚成功時に発動するモンスター効果の発動に対してこのカードを発動してその発動無効にすることができますか?
A:はい、モンスター効果の発動無効にできます。(07/12/16)

Q:「1:《氷帝メビウス》」「2:《死霊騎士デスカリバー・ナイト》」というチェーンになった場合、チェーン3で《エンペラー・オーダー》を発動できますか?
A:効果モンスター効果の発動に対して、直接チェーンを組むことができませんので、このカードを発動することはできません。(07/12/15)

Q:《王虎ワンフー》に対して発動できますか?
A:はい、攻撃力1400以下のモンスター召喚されて《王虎ワンフー》効果発動した場合なら発動できます。しかし、モンスター特殊召喚された場合には発動する事ができません。(07/12/15)

Q:デッキが0枚のプレイヤーモンスター効果に対して発動できますか?
A:いいえ、発動できません。(07/12/15)

Q:すでに発動している(表側表示で存在する)《エンペラー・オーダー》の効果ガジェット効果はどのように処理を行うのですか?
A:まず、誘発するガジェット効果チェーンに載せて、その後に《エンペラー・オーダー》を発動します。(08/02/07)

Q:自分フィールド上に《光の結界》発動しており、自身の効果無効化されていない時にアルカナフォースと名の付いたモンスター召喚した場合、召喚したモンスター効果に対して《エンペラー・オーダー》を発動する事が出来ますか?
A:いいえ、《光の結界》適用下ではアルカナフォースと名の付いたモンスターの召喚成功時に発動する効果《光の結界》によって決定される効果になるため、効果モンスター効果発動として扱われません。
 よって、《エンペラー・オーダー》を発動することは出来ません。(09/02/18)

Q:効果解決時に効果処理を行えないモンスター効果無効にしてドローすることは可能ですか?
A:はい、可能です。(12/02/27)

Q:自分フィールド上に《エンペラー・オーダー》が表側表示で存在しています。相手フィールド上に《A・ジェネクス・クラッシャー》が存在する時に、相手が《終末の騎士》召喚(任意効果)、または《邪帝ガイウス》アドバンス召喚(強制効果)しました。
  この時、チェーン《邪帝ガイウス》チェーン2《エンペラー・オーダー》チェーン《A・ジェネクス・クラッシャー》として発動できますか?
A:いいえ、チェーン1に《邪帝ガイウス》チェーン2に《A・ジェネクス・クラッシャー》の効果が発動され、《エンペラー・オーダー》はチェーン3でしか発動できません。
  《邪帝ガイウス》ではなく《終末の騎士》の場合でも、チェーン1と2を任意の順番で決めた後にでしか《エンペラー・オーダー》は発動できません。(11/08/29)

Q:相手フィールド《王虎ワンフー》が存在しています。自分は《エンペラー・オーダー》が存在する状態で《終末の騎士》召喚しました。
  この時、チェーン《王虎ワンフー》チェーン2《エンペラー・オーダー》・チェーン《終末の騎士》とする事は出来ますか?
A:いいえ、この場合《終末の騎士》効果発動した時は、チェーン2で発動する事になりますので《王虎ワンフー》効果チェーンする事ができません。(11/08/29)

Q:自分フィールド発動した《氷帝メビウス》に対してこのカード発動し、それにチェーンをして《エネミーコントローラー》の効果で《氷帝メビウス》コントロール相手に移った場合、どちらのプレイヤードローしますか?
A:その場合でも《氷帝メビウス》効果発動した自分ドローします。(12/06/27)

Q:表側表示で存在するこのカードは同一チェーン上で複数回効果発動できますか?
  例:チェーン《レッド・ガジェット》チェーン2《エンペラー・オーダー》、チェーン《カゲトカゲ》チェーン4《エンペラー・オーダー》
A:発動できます。(12/09/19)

Q:自分フィールド上に《コアキメイル・ドラゴ》と《エンペラー・オーダー》が存在している時、自分モンスター召喚した場合、手札《カゲトカゲ》を見せることによりカードドローすることができますか?
A:いいえ、《コアキメイル・ドラゴ》効果によって《カゲトカゲ》効果発動自体ができません。(13/04/26)