*《オーバーウェルム/Overwhelm》 [#top]
 カウンター罠
 自分フィールド上にレベル7以上のアドバンス召喚したモンスターが
 表側表示で存在する場合に発動する事ができる。
 罠カードまたは効果モンスターの効果の発動を無効にし破壊する。

 [[EXTRA PACK Volume 3]]で登場した[[カウンター罠]]。~
 [[効果モンスター]]の[[効果]]・[[罠カード]]の[[発動]]を[[無効]]にし[[破壊]]する[[効果]]を持つ。~

 [[発動条件]]さえ満たせば[[ノーコスト>コスト]]で[[発動]]することが出来る。~
 強力な[[効果モンスター]]が多い昨今の[[環境]]下では、[[効果モンスター]]の[[効果]]を[[無効]]化できるのは大きい。~
 [[最上級モンスター]]は[[《奈落の落とし穴》]]等に非常に引っかかりやすいため、それを回避するのにも役に立つ。~
 苦労して[[アドバンス召喚]]した[[モンスター]]を守るのに重宝するだろう。~
 [[発動条件]]さえ満たせば[[ノーコスト]]で[[発動]]でき、[[モンスター効果]]を[[無効]]化して[[制圧]]を狙える。~
 [[罠カード]]も[[無効]]にできるため、[[フリーチェーン]]の[[罠カード]]などに[[攻撃]]を妨害されることも防げる。~

 ただし、[[魔法カード]]を防ぐことができないため、[[《地砕き》]]や[[《ブラック・ホール》]]等で[[最上級モンスター]]をあっさり[[除去]]され、[[腐って>腐る]]しまうこともある。~
 [[《神の警告》]]等で[[アドバンス召喚]]を[[無効]]にされてしまった時にも使用できない。~

 現[[環境]]では[[最上級モンスター]]は、[[特殊召喚]]や[[《死皇帝の陵墓》]]を用いるなどして展開することが多く、[[アドバンス召喚]]は回避されることが多い。~
 この[[カード]]を使用するなら、[[ディスアドバンテージ]]や[[手札事故]]のリスクを負ってでもあえて[[アドバンス召喚]]を行う[[デッキ]]を構築する必要があるだろう。~
 また、[[アドバンス召喚]]の前段階の[[リリース]]を展開する[[効果]]などを[[無効]]化されてしまうと結局この[[カード]]と[[アドバンス召喚]]する[[モンスター]]共々使えなくなる。~
 そういったリスクも考慮して使うようにしたい。~

 [[発動条件]]は「[[レベル]]7以上の[[アドバンス召喚]]した[[モンスター]]」でさえあればいいため、[[リリース]]を軽減して[[アドバンス召喚]]した場合でも[[発動条件]]を満たすことができる。~
 [[ダブルコストモンスター]]や、[[《E−HERO マリシャス・エッジ》]]、[[《霧の王》]]等の[[リリース]]を軽減できる[[モンスター]]とは相性がよい。~

 変わったところでは、[[リリース]]1体で[[アドバンス召喚]]した[[上級モンスター]]の[[レベル]]を7以上に上げた場合でも使用できるようになる。~
 逆に、[[アドバンス召喚]]のサポートとして[[《レベル・スティーラー》]]を使用する時は、[[アドバンス召喚]]した[[モンスター]]の[[レベル]]を7未満に下げてしまうと[[発動条件]]を満たせなくなってしまう。~
 逆に、[[《伝説の都 アトランティス》]]などで[[アドバンス召喚]]した[[モンスター]]の[[レベル]]が7未満に下がってしまうと[[発動条件]]を満たせなくなってしまう。~
 [[《不死武士》]]で[[アドバンス召喚]]の補助ができる[[【戦士族】]]に入れるのも手か。~

-相性のいい[[デッキ]]の例。~
[[アドバンス召喚]]で[[モンスター]]を展開する方法は[[最上級モンスター]]や[[【アドバンス召喚】]]も参照のこと。~
--[[アドバンス召喚]]が基本となる[[【インヴェルズ】]]。
--[[最上級モンスター]]を[[アドバンス召喚]]する機会の多い[[【冥界軸最上級多用】]]。
--[[リリース]]を軽減出来る[[最上級モンスター]]を複数擁する[[【コアキメイル】]]。
--[[アドバンス召喚]]でしか[[召喚]]できない[[三邪神]]のような[[モンスター]]を使用する[[デッキ]]。

-[[《ホルスの黒炎竜 LV8》]]のような[[魔法カード]]を封印する[[カード]]と併用すれば[[相手]]の動きを完全に封殺できる。~
ただし[[《ホルスの黒炎竜 LV8》]]は[[特殊召喚モンスター]]であるため、別の[[レベル]]7以上の[[モンスター]]を[[アドバンス召喚]]する必要がある。~
この場合、[[デッキ]]は[[パーミッション]]色が強くなるので、[[【お触れホルス】]]より扱いが難しいか。~

-[[テキスト]]からは以下の2通りの解釈ができるが、後者が正しい。~
--「[[罠カード]]または[[効果モンスター]]」の[[効果]]の[[発動]]を[[無効]]にして[[破壊]]する。
--[[罠カード]]または「[[効果モンスター]]の[[効果]]」の[[発動]]を[[無効]]にして[[破壊]]する。
-~
つまり、すでに[[表側表示]]になっている[[《血の代償》]]等、[[永続罠]]の[[効果の発動]]は[[無効]]にできないので注意。~

-[[イラスト]]では[[《タイラント・ドラゴン》]]が描かれているが、[[《タイラント・ドラゴン》]]は元々完全ではないが[[罠カード]]への[[耐性]]を持っている。~
せっかくなら、[[罠カード]]よりも[[魔法カード]]に[[耐性]]を持つ[[カード]]と合わせて使いたい[[効果]]である。~

-「オーバーウェルム(Overwhelm)」とは、「(数や力で)圧倒する」という意味。~

-元々は、海外版[[Raging Battle]]で追加された10種の海外新規[[カード]]の内の1枚である。~

//-原作・アニメにおいて―~

//-コナミのゲーム作品において―~

**関連カード [#card]
-[[《剣闘獣の戦車》]]

―[[イラスト]]関連
-[[《タイラント・ドラゴン》]]

**このカードを使用する代表的なデッキ [#deck]
-[[【アドバンス召喚】]]

**収録パック等 [#pack]
-[[EXTRA PACK Volume 3]] EXP3-JP009

**FAQ [#faq]
Q:[[アドバンス召喚]]した[[レベル]]7[[モンスター]]が[[《月の書》]]等で[[裏側守備表示]]になりその後[[表側表示]]になった場合、この[[カード]]の条件を満たせますか?~
A:はい、満たせます。(10/09/18)

Q:[[アドバンス召喚]]した[[レベル]]7[[モンスター]]が[[《亜空間物質転送装置》]]で[[除外]]され[[フィールド]]上に戻った場合、この[[カード]]の条件を満たせますか?~
A:はい、満たせます。(10/09/18)

Q:[[リリース]]1体で[[アドバンス召喚]]した[[レベル]]5・6の[[モンスター]]の[[レベル]]を7に上げた場合、この[[カード]]の条件を満たせますか?~
A:はい、満たせます。(10/09/19)

Q:3体分の[[リリース]]を必要とする[[三幻神]]や[[三邪神]]、及び3体の[[リリース]]で[[召喚]]した[[《神獣王バルバロス》]]の場合、この[[カード]]の条件を満たせますか?~
A:はい、満たせます。(12/11/19)

Q:既に[[表側表示]]で存在する[[永続罠]]の[[効果の発動]]に対してこの[[カード]]を[[発動]]できますか?~
A:いいえ、[[発動]]できません。(10/10/09)

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