*《オービタル &ruby(セブン){7};/Orbital 7》 [#rb3ca5d8]
 効果モンスター
 星4/光属性/機械族/攻 500/守2000
 このカードがリバースした時、
 このカードにカシコマリカウンターを1つ置く。
 自分のメインフェイズ時、このカードに乗っているカシコマリカウンターを全て取り除く事で、
 このカードの攻撃力は2000になり、このターン直接攻撃できず、エンドフェイズ時に墓地へ送られる。
 また、このカードをリリースして発動できる。
 自分の墓地から「フォトン」または「ギャラクシー」と名のついたモンスター1体を選択して手札に加える。
//英語名:http://www.ebay.com/itm/YUGIOH-ORBITAL-7-CBLZ-EN020-1ST-SUPER-RARE-/300848713307?pt=Trading_Card_Games_US&hash=item460bfb0e5b

 [[COSMO BLAZER]]で登場した[[光属性]]・[[機械族]]の[[下級モンスター]]。~
 自身が[[リバースした]]時に[[カシコマリカウンター]]を置く[[効果]]とそれを消費して[[自己強化]]する[[効果]]、そして自身を[[リリース]]して[[フォトン]]か[[ギャラクシー]]を[[サルベージ]]する[[効果]]を持つ。~

 [[自己強化]]には[[リバース]]が必要なので即効性に欠け、[[直接攻撃]]不可・[[自壊]]と2つの[[デメリット]]も付随するが、[[《リミッター解除》]]を使えば[[攻撃力]]を4000まで上げられる。~
 [[アタッカー]]としては他に有用な[[モンスター]]がいくらでも存在するため、後半の[[サルベージ]][[効果]]をメインで考え、状況により[[《銀河眼の光子竜》]]の[[特殊召喚]]サポートとしても、使える程度に留めておくのがよいだろう。~

 後半の[[効果]]は自身を[[コスト]]に[[フォトン]]・[[ギャラクシー]]を[[サルベージ]]する[[効果]]。~
 この[[カード]]自体は[[フォトン]]・[[ギャラクシー]]のどちらの[[カテゴリ]]にも属さないが、元が低[[攻撃力]]なので[[《リミット・リバース》]]等で[[蘇生]]でき、[[《機械複製術》]]を使えば3枚の[[サルベージ]]が可能。~
 [[《機械複製術》]]は単純に[[エクシーズ素材]]3体のものを利用できる他、2体を使用した余りで[[サルベージ]]が行えるので応用性が高い。~
 [[属性]]・[[種族]]の関係上、クリアできる[[縛り]]も多く、[[壁]]でありながら[[アタッカー]]に転じられる対応[[モンスター]]として、[[《機械複製術》]]を利用する[[デッキ]]で採用する価値もある。~
 [[【フォトン】]]では[[《機械複製術》]]に[[《フォトン・サテライト》]]が対応するので、両者を組み込む事自体は容易だが、最大限の威力を発揮するには[[メインデッキ]]・[[エクストラデッキ]]双方のスペースをかなり圧迫し、加えて[[リクルート]]先をダブらせる[[確率]]も高まるため一考を要する。~

 [[サルベージ]][[対象]]には[[妥協召喚]]・[[手札誘発]]・[[召喚成功時>召喚に成功した]]に[[発動]]するもの等、[[手札]]に回収する意義のある[[モンスター]]も多い。~
 この[[カード]]を何度も[[特殊召喚]]しそれらの[[モンスター]]を繰り返し使える構築にするのもよいだろう。~
 ただし[[《フォトン・スラッシャー》]]・[[《銀河騎士》]]等の[[戦士族]]には[[《戦士の生還》]]という[[サルベージ]][[カード]]があり、[[《銀河零式》]]等で[[蘇生]]した方がいい[[モンスター]]も多いので、それらより優先して入れるかは怪しい所。~

 総じて[[効果]]の限定性に対し、自身が[[フォトン]]及び[[ギャラクシー]]の名を冠していないため、これらを扱う[[デッキ]]での使い勝手は悪い。~
 [[【フォトン】]]においては[[サルベージ]]及び[[蘇生]][[対象]]との[[相性>シナジー]]を考えた上で、それらの[[モンスター]]を繰り返し使える構築にするのが望ましいといえる。~
 [[《アーマード・サイバーン》]]や[[《起動兵士デッドリボルバー》]]とは競合する事になるが、先の[[《機械複製術》]]や[[《デブリ・ドラゴン》]]からの[[エクシーズ召喚]]が狙えるため、[[ランク]]4の[[エクシーズ召喚]]を軸とする[[デッキ]]で、[[《フォトン・スラッシャー》]]と共に採用するのも手か。

-「オービタル(orbital)」は「軌道の、環状の」を意味する。~

-[[下級モンスター]]が通常パックで[[ウルトラレア>Ultra]]として収録されるのは、[[LIGHT OF DESTRUCTION]]の[[《オネスト》]]以来となる。~
しかし、海外版は[[スーパーレア>Super]]に格下げされている。~

-原作・アニメにおいて―~
遊戯王ZEXALシリーズに登場する、天城カイトに付き従う人工知能搭載型ロボット。~
各種解析やハッキングを初めとして、バイク・飛行モードへの変形や、更には時間の流れを1/10000に遅くするなど、様々な機能を搭載している。~
また[[デュエル]]も(それなりに)できるようで、ZEXAL&ruby(セカンド){II};ではオボミへの想いを叶えるべく遊馬と[[デュエル]]を行った。~
バリアライトという赤く発光するバリアン世界の鉱石を動力源としている。~
[[イラスト]]の背景にはアニメZEXAL第22話で披露した[[攻撃]]モードが描かれているが、これは[[攻撃力]]上昇[[効果]]を意識してのチョイスだろうか。

--[[サルベージ]][[効果]]は「[[ギャラクシー]]」と「[[フォトン]]」の使い手であるカイトにちなんでデザインされたのだろう。~
[[攻撃力]]上昇と[[自壊]](自爆)[[効果]]も、それぞれ劇中で披露した機能と重なる。~
[[攻撃力]]をアップさせると彼の名台詞(?)である「[[ダイレクトアタック]]であります!」の再現は出来なくなるが、作中では、彼が変形した後の[[直接攻撃]]は(自ら墓穴を掘るなどして)全て失敗しているので、逆にそこを再現しているともとれる。~

--OCGの[[カード名]]は《オービタル 7》と「7」の前に1マス空欄があるが、漫画やアニメでは空欄なしで「オービタル7」と表記される。

--[[《ダーク・ヒーロー ゾンバイア》]]等と同じく、[[カード]]とは関係無い原作・アニメのキャラクターがOCG化した[[モンスター]]。~
5D'sではこのような事例はなかったので、GXの[[《戦士ラーズ》]]以来となる。

--作中では「オービタル5」や「オービタル6」といった兄弟機も登場している。~
これらはオービタル7と比べるとサイズも形状も全く異なり、また人語を話さない。~

//-コナミのゲーム作品において―~

**関連カード [#c0b32f3e]
-[[ギャラクシー]]
-[[フォトン]]

-[[カシコマリカウンター]]

//―《オービタル 7》の姿が見られる[[カード]]
//他のカードにこのカードのイラストが含まれている場合、そのカードをリンク

//**このカードを使用する代表的なデッキ [#s05c10d9]
//-[[【フォトン】]]
//↑あくまでシナジーの面から。
//↑実際の活躍とか、デッキでの重要度を見てから書かれる項目だから。「フォトン」のモンスターに限っても、この項目が書かれてるのは小数なんだし

**収録パック等 [#bc14e732]
-[[COSMO BLAZER]] CBLZ-JP020 &size(10){[[Ultra]],[[Ultimate]]};

**FAQ [#s397a7dc]
Q:それぞれの[[効果]]分類は何ですか?~
A:1つ目の[[効果]]は[[誘発効果]]、残りの[[効果]]は[[起動効果]]になります。(12/11/17)

Q:[[自分]]の[[ライフ]]が[[相手]]より少ない時に[[《進化する人類》]]を装備しています。~
  [[攻撃力]]を2000にした後で[[ライフ]]が逆転した場合、[[攻撃力]]はどうなりますか?~
A:その場合も2000となります。(12/11/17)

//Q:[[《デーモンの斧》]]を装備しています。~
//  [[攻撃力]]を2000にする[[効果]]を[[発動]]した場合、[[攻撃力]]はどうなりますか?~
//A:(発売をお待ちください)

//Q:最後の[[効果]]は他の[[効果]]を使う必要がありますか?~
//A:(発売をお待ちください)

Q:最後の[[効果]]は[[リバース]]の必要がありますか?~
A:いいえ、必要ありません。(12/11/17)

//質問だけの投稿は禁止。ここは「質問と、それに対する事務局の回答」の両方を同時に記述する項目です。
//記述する場合、事務局に質問した日付を(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。
//未発売カードに限り、『A:(発売をお待ちください)』とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。
//ルールやカードの処理等についての質問は遊戯王エキスパートルールHPで調べるか、ルール質問BBSを利用してください。