《オヤコーン/Papa-Corn》

効果モンスター
星4/地属性/植物族/攻1200/守 800
フィールド魔法カードが表側表示で存在する場合、
このカードの攻撃力は1000ポイントアップする。

 Vジャンプ(2012年5月号開始) 一年間定期購読特典で登場した地属性植物族下級モンスター
 フィールド魔法が存在する場合自己強化する効果を持つ。

 モンスター効果適用されていない状態でのステータスは低く、リクルーターにも劣る。
 攻撃力が必要な場合は、《Sin スターダスト・ドラゴン》《Sin サイバー・エンド・ドラゴン》を採用した方が安定しやすい。
 Sinモンスターデメリットを内蔵しているが、通常召喚権を消費せず、攻撃力も上回る。
 そもそもフィールド魔法を軸とするデッキの場合、例えば【死皇帝の陵墓】であれば最上級モンスターを、【伝説の都 アトランティス】であれば水属性モンスターを、と採用すべきモンスターが限定される。
 それらを差し置いてまで、ただ強化されるモンスターを採用する必要があるのかは疑問である。
 加えて2200という数値もフィールド魔法の恩恵を受けられるモンスターなら容易に得られる数値である。
 こちらも恩恵を受けるものを用いたいところだが、該当するのは《ガイアパワー》《オレイカルコスの結界》程度。
 ただ、これの発動下では2700となるので、事前に《地獄の暴走召喚》で3体並べていれば総攻撃力1ターンキルクラスとなる。
 《オレイカルコスの結界》の場合、破壊を防ぐ必要があるため、採用する場合《ガイアパワー》を軸にする事になるだろう。

 なお単純にアタッカーに転用できるという意味では、フィールド魔法を軸とする【地属性】でもそれなりに役割を持てる。
 《巨大ネズミ》からのリクルートや、ナチュルシンクロ素材《ギガンテス》墓地コストなどである。
 そのサイズ故に《風雲カラクリ城》《D・フィールド》から特殊召喚されるモンスターとの連携も図りやすい。
 種族上の利点が《マインフィールド》等に比べ小さいが、フィールド魔法破壊時の効果を利用するデッキでは必須カードである《ブラック・ローズ・ドラゴン》を用いる際、対守備表示効果も狙えるようになるので無駄にはならない。

関連カード

収録パック等