Field Spell(使用不可カード) This Spell Card is impervious to negation, destruction, and removal. Increase the ATK power of all your monsters by 500. You control a back row of monsters that cannot be attacked while a monster is in the front row. Send this card from your hand to the Graveyard to negate and destroy any card. The soul of whichever Duelist loses this Duel is forfeit to the winner.
日本語訳 フィールド魔法 このカードはいかなる場合にも無効にならず、破壊および除外することもできない。 自分フィールド上に存在するモンスターは攻撃力が500ポイントアップする。 自分フィールド上に前衛モンスターが存在する限り、後衛モンスターを攻撃することはできない。 このカードを手札から墓地に送る事で、あらゆるカードを無効にし破壊する。 このデュエルに敗北したデュエリストは勝者に魂を奪われる。
UpperDeck社が2005年に配布したプロモカード。
無効・破壊・除外に対する耐性、自分モンスターを強化する効果、魔法&罠カードゾーンにモンスターを配置できる効果、あらゆるカードを無効にし破壊する効果、敗者の魂を奪う効果を持つ。
アニメDMオリジナルエピソード「ドーマ編」にて登場した《オレイカルコスの結界》をそのまま再現している。
無効・破壊・除外に耐性を持つ非常に強固なフィールド魔法だが、バウンスや墓地へ送る効果には無力である。
フィールド魔法 このカードの発動時に、自分フィールド上の特殊召喚されたモンスターを全て破壊する。 このカードがフィールド上に存在する限り、 自分はエクストラデッキからモンスターを特殊召喚できず、 自分フィールド上のモンスターの攻撃力は500ポイントアップする。 1ターンに1度、このカードはカードの効果では破壊されない。 自分フィールド上にモンスターが表側攻撃表示で2体以上存在する場合、 相手は攻撃力の一番低いモンスターを攻撃対象に選択できない。 「オレイカルコスの結界」はデュエル中に1枚しか発動できない。
EXTRA PACK 2012で登場したフィールド魔法。
3つのメリット効果と3つのデメリット効果を持つ。
特殊召喚したモンスターを破壊する効果はフィールド魔法として適用されるチェーンブロック内で同時に行われる。
3つのメリット効果は、自軍のモンスターの全体強化、《ガリトラップ−ピクシーの輪−》と同等の攻撃制限、自身への破壊耐性の付与であり、いずれも悪くない効果と言える。
まず、種族・属性を問わず自分モンスター全てを全体強化できるので、条件なく戦闘能力を底上げできる。
そして攻撃力の上昇したモンスターが攻撃力の低いモンスターを守る効果を持つため、戦闘破壊されにくくなり、同攻撃力のモンスターのみが複数存在すれば攻撃をロックできる。
更に自身は1ターンに1度の破壊耐性を持つため、破壊されやすいフィールド魔法でありながら除去されにくい。
個々の効果の影響力は大きくはないが、3つの効果同士の相性が良く、戦闘面では大きく強化される。
一方で3つのデメリット効果は、それぞれ影響力が極めて大きい。
自身の発動時に特殊召喚されているモンスターが破壊されるため、発動できる状況が大きく限定されることになる。
エクストラデッキからモンスターを一切特殊召喚できなくなるため、エクシーズ召喚・シンクロ召喚等が使えず、戦術の幅が大きく制限される。
デュエル中に一度しか発動できないため、このカードが除去された場合の立て直しが難しく、フィールド魔法でありながら3枚フル投入しにくい。
総じて、エクストラデッキに比重を置くデッキでは使いにくく、メインデッキのモンスターを主体とするデッキに適したカードと言える。
ただし、デュエル中1度しか発動できない制約によりこのカードのみに依存したデッキは作れない。
相性の良いデッキにピン挿しするか、他のフィールド魔法を使うデッキに投入して《テラ・フォーミング》や《メタバース》で使い分ける形となる。
以下に相性の良いデッキやカードを挙げる。
- 【Sin】・【地縛神】:フィールド魔法への依存性が強く、破壊耐性が役立つ。
- 【アドバンス召喚】:エクストラデッキへの依存度が比較的低く、《進撃の帝王》などともデメリットが被るため1つ目のデメリットによる影響が小さい。
《虚無魔人》や《威光魔人》など、維持することが大切なモンスターを強化できるのもありがたい。- 【メタビート】:特殊召喚をあまり使わない。
《フォッシル・ダイナ パキケファロ》など、ステータスは低いが、維持したい効果を持つモンスターを守りやすくなる。
【岩石メタビ】においては主力となる岩石族コアキメイルがいずれも攻撃力1900であり、同攻撃力を並べる事によるロックを形成しやすい。- 【チェーンビート】:下級モンスターの《ヴェルズ・サンダーバード》や《ゼンマイラビット》が主力。
いずれも特殊召喚されたモンスターを破壊するデメリットを自身の効果で回避できる。- 【カオスドラゴン】・【炎王】:メインデッキのモンスターが主力。
なおかつ破壊後に墓地で発動する効果を持ち、デメリットを軽減できる。
―使用可能カード
―使用不可カード
Q:「デュエル中に1度しか発動できない」制約は、お互いのプレイヤーに課せられますか?
たとえば、自分が《オレイカルコスの結界》を発動した場合、それ以降相手は《オレイカルコスの結界》を発動できなくなりますか?
A:いいえ、「デュエル中に1度しか発動できない」制約はプレイヤー1人にのみ課せられます。
よって自分が《オレイカルコスの結界》を発動した後でも、相手は《オレイカルコスの結界》を発動できます。(12/10/13)
Q:《スターダスト・ドラゴン》で発動を無効にできますか?
A:自分フィールド上に破壊されるモンスターが存在する場合、《スターダスト・ドラゴン》の効果でこのカードの発動を無効にして破壊出来ます。(12/10/14)
Q:フィールド上に《オレイカルコスの結界》が存在する時に《高等紋章術》を発動できますか?
A:発動できません。(12/11/18)
Q:《終焉の地》の効果でこのフィールド魔法を発動した場合、発動時の特殊召喚されたモンスターの破壊する効果の処理は、どうなりますか?
A:《終焉の地》の効果でこのフィールド魔法を発動した場合、特殊召喚されたモンスターの破壊する効果は適用せずに、フィールドにこのカードが出る事となります。(12/10/18)
Q:一度このカードを通常通り発動し、破壊されました。
その後で《終焉の地》を使い、2枚目の《オレイカルコスの結界》を場に出す事は可能ですか?
A:《終焉の地》の効果でフィールド魔法を出す事も発動に該当するため、2枚目の《オレイカルコスの結界》を場に出す事はできません。(12/10/24)
Q:特殊召喚されたモンスターを全て破壊する処理は、このカードを発動する際のチェーンブロックにて処理を行うのですか?
A:はい、カードの発動で発生したチェーンブロックの効果処理時に破壊を行います。(12/10/22)
Q:特殊召喚されたデュアルモンスターを再度召喚しました。
このカードが発動された時、そのデュアルモンスターは破壊されますか?
A:はい、破壊されます。(12/10/22)
Q:カードの発動を《マジック・ジャマー》で無効にされた場合、2枚目の《オレイカルコスの結界》を発動できますか?
A:はい、発動できます。(12/10/24)
Q:特殊召喚されたモンスターが破壊された時、《機皇帝ワイゼル∞》を特殊召喚できますか?
(破壊の後に500ポイントアップの処理が入りタイミングを逃す事になりますか?)
A:はい、特殊召喚できます。(12/10/24)
Q:このカードを発動しチェーン《サイクロン》などで効果処理の時にこのカードがフィールド上に存在しない場合でも特殊召喚されたモンスターは破壊されますか?
A:いいえ、その場合は破壊されません。(12/10/24)
Q:このカードを発動しチェーン《サイクロン》を発動されこのカードを対象にされた場合、破壊耐性効果の適用する事ができますか?
A:いいえ、適用する事ができずこのカードは破壊されます。(14/10/23)
Q:このカードの発動にチェーンして、《リビングデッドの呼び声》を発動した場合、新たに特殊召喚されたモンスターも破壊されますか?
A:破壊されます。(16/08/26)
Tag: 《オレイカルコスの結界》 魔法 フィールド魔法