《カードを狩る死神/Reaper of the Cards》 †
効果モンスター
星5/闇属性/悪魔族/攻1380/守1930
リバース:フィールド上に存在する罠カード1枚を選択して破壊する。
選択したカードがセットされている場合、
そのカードをめくって確認し、罠カードなら破壊する。
魔法カードの場合は元に戻す。
Vol.3で登場した、闇属性・悪魔族の上級モンスター。
フィールド上の罠カードを破壊するリバース効果を持つ。
守備力は下級モンスターの攻撃を防げるか防げないかという数値であり、わざわざアドバンスセットするまでもない。
《浅すぎた墓穴》などとコンボするにしても、他にいいカードはたくさんある。
《増援》などに対応する《トラップ・マスター》などの方が使いやすいだろう。
- この半端な能力値は、原作やGB版ゲームでのフィールド効果が30%上昇であったことから、それが適用される前のステータスを再現したものと思われる。
しかし、30%上昇後の能力値は「攻1794/守2509」と、特に守備力は大幅に異なる。
さらに原作では、カードに元々の攻撃力と守備力が1800、2000と表記されている。
- 「死神」とは、読んで字のごとく「死」そのものを擬人格化した存在である。
「死」の概念は様々な地域で宗教に取り込まれており、そのため直接「神」と表現されていなくても死神的要素を持った存在はあらゆる宗教に存在する。
一般に巨大な鎌を携え、ぼろぼろのローブを身にまとった骸骨として描かれ、多くの場合悪霊のような扱いをされることが多いが、本来死神は「司命神」であり、死と同時に生も司る非常に神格の高い神であるため、「悪」ではない。
またそういった経緯から「農耕の神」としても捉えられる事があり、作物を収穫するための草刈り鎌を携え、ロバを引き連れた死神の姿が描かれた絵なども存在する。
遊戯王にも各宗教における死神をモチーフにしたカードがいくつか存在している。
有名なところではオーディンやワルキューレ、ハーデス、タナトス、アヌビス、オシリス、伊邪那美などがいわゆる「死神」に該当する存在である。
- 遊戯王DMでは、上記の登場より前に「闇遊戯vs闇獏良」にて、墓地に巣食う死神として登場。
墓地へ送られたカードの魂を狩るモンスターとして、城之内や本田を狙った。
デュエル終盤、表獏良と闇遊戯の協力によって墓地に送られた闇獏良も襲っている。
- アニメ5D'sでは「アポリアvsZ-ONE」戦にてアポリアが使用した罠カード《ダブル・トリビュート》のイラストに描かれている。
- アニメZEXALでジンが占いに使用した他、国立カケルのサッカーボールにプリントされていた。
また、チャーリーによって吹き飛ばされたカードの1枚。
- フォルスバウンドキングダムでも登場。
カードが出てこないこの作品では、攻撃名は「ソウル・イレイザー」になっていた。
関連カード †
―中途半端なステータス
収録パック等 †