*《カードを&ruby(か){狩};る&ruby(しにがみ){死神};/Reaper of the Cards》 [#ef44ca28]
 効果モンスター
 星5/闇属性/悪魔族/攻1380/守1930
 リバース:フィールド上に存在する罠カード1枚を選択して破壊する。
 選択したカードがセットされている場合、
 そのカードをめくって確認し、罠カードなら破壊する。
 魔法カードの場合は元に戻す。

 [[Vol.3]]で登場した[[闇属性]]・[[悪魔族]]の[[上級>上級モンスター]][[リバースモンスター]]。~
 [[リバースした]]場合に[[フィールド]]上の[[罠カード]]を[[破壊]]する[[誘発効果]]を持つ。~

 [[守備力]]は[[下級モンスター]]の[[攻撃]]を防げるか防げないかという数値であり、わざわざ[[アドバンスセット]]するまでもない。~
 [[《悪魔の憑代》]]や[[《浅すぎた墓穴》]]などと[[コンボ]]するにしても、他にいい[[カード]]はたくさんある。~
 [[《増援》]]などに対応する[[《トラップ・マスター》]]などの方が使いやすいだろう。~

-[[Vol.3]]が発売した1999年2月から、[[SOUL OF THE DUELIST]]が発売した2004年5月までの長きに渡る間、唯一の[[上級]][[リバース効果モンスター]](現在の[[リバースモンスター]])であった。~
その当時、自身の他にも[[生け贄セット]]が有効なプレイングであった[[モンスター]]は有力なもので[[《千年の盾》]]が存在しており、その後も[[《迷宮壁−ラビリンス・ウォール−》]]や[[《守護者スフィンクス》]]が登場した。~

-最初に登場した、[[ノーマルレアカード>N-Rare]]。~
その後も[[DUELIST LEGACY Volume.2]]まで、[[レアリティ]]は高めに設定されている。~

-この半端な能力値は、原作やGB版ゲームでの[[フィールド]][[効果]]が30%上昇であったことから、それが適用される前の[[ステータス]]を再現したものと思われる。~
原作では、[[カード]]に[[元々の攻撃力と守備力>元々の攻撃力(守備力)]]が1800、2000と表記されている。~
しかし、30%上昇後の能力値は「攻1794/守2509」と、特に[[守備力]]は大幅に異なる。~

-「死神」とは、読んで字のごとく「死」そのものを擬人格化した存在である。~
「死」の概念は様々な地域で宗教に取り込まれており、そのため直接「神」と表現されていなくても死神的要素を持った存在はあらゆる宗教に存在する。~
一般に巨大な鎌を携え、ぼろぼろのローブを身にまとった骸骨として描かれ、多くの場合悪霊のような扱いをされることが多いが、本来死神は「司命神」であり、死と同時に生も司る非常に神格の高い神であるため、「悪」ではない。~
またそういった経緯から「農耕の神」としても捉えられる事があり、作物を収穫するための草刈り鎌を携え、ロバを引き連れた死神の姿が描かれた絵なども存在する。~
遊戯王にも各宗教における死神をモチーフにした[[カード]]がいくつか存在している。~
有名なところでは[[オーディン>《極神聖帝オーディン》]]や[[ワルキューレ>《極星天ヴァルキュリア》]]、[[ハーデス>《冥界の魔王 ハ・デス》]]、[[タナトス>《ヴェルズ・タナトス》]]、[[アヌビス>《エンド・オブ・アヌビス》]]、[[オシリス>《オシリスの天空竜》]]、[[伊邪那美>《伊弉波》]]などがいわゆる「死神」に該当する存在である。

-原作・アニメにおいて―~
「決闘者王国編」の「闇遊戯vs闇のプレイヤーキラー」戦において、闇のプレイヤーキラーが使用。~
[[カード]]の強さは、「[[レベル]]5/攻1800/守2000」と[[《バロックス》]]と同じだが、[[セット]]された[[相手]]の[[魔法カード]]を自由に選んで[[攻撃]]し、[[破壊]]できる[[効果]]を持つ。~
[[デュエル]]中の遊戯の台詞から、遊戯が[[セット]]した[[カード]]を[[《光の護封剣》]]と判断し[[破壊]]しようとしたが、[[ブラフ]]で伏せた[[《六芒星の呪縛》]]に捕まった。~
その後身動きがとれないところを、誤って[[《闇魔界の覇王》]]に[[攻撃]]され、倒されてしまった。~
[[攻撃]]名([[効果]]名?)は「&ruby(カード・イレイザー){死招きの鎌};」。~
文庫版では、[[宣言]]すれば[[魔法カード]]だけでなく[[罠カード]]も[[破壊]]できる。~
[[OCG]]化にあたり、[[罠カード]]しか[[破壊]]できなくなった。~

--遊戯曰く、[[魔法・罠カード]]を入れる上で最も警戒しなければいけないのはこの[[カード]]。~
原作では[[攻撃]]を介さなければ[[破壊]][[効果]]を[[発動]]できないこの[[カード]]より[[もっと注意すべきカード>《ハーピィの羽根帚》]]があるはずなのだが。~
もっとも、原作の[[《ハーピィの羽根帚》]]は[[《ハーピィ・レディ》]]が必要なので、それを踏まえた上での発言とも取れる。~

--アニメでは、上記の登場より前に「闇遊戯vs闇獏良」戦にて、[[墓地]]に巣食う死神として登場。~
[[墓地へ送られた]][[カード]]の魂を狩る[[モンスター]]として、城之内や本田を狙った。~
[[デュエル]]終盤では、表獏良と闇遊戯の協力によって[[墓地]]に送られた闇獏良も襲っている。~

--海馬が使用した[[魔法カード]]《命削りの宝札》の[[イラスト]]に描かれている。~

--アニメ5D'sでは「アポリアvsZ-ONE」戦にてアポリアが使用した[[罠カード]]《ダブル・トリビュート》の[[イラスト]]に描かれている。~

--アニメZEXALではジンが占いに使用し、遊馬の未来を占った。~

--アニメARC-VのLDSの小テストで、この[[カード]]の[[攻撃力]]を答える問題が出された。

-コナミのゲーム作品において―~
DM2では[[効果]]を持たず、オリジナルの[[テキスト>フレイバー・テキスト]]が存在する。~
「大きなカマを振りかざし 全てを切り裂く 守備力はかなり高い」と書かれている。~
DM3やDM4では、場に伏せられた[[罠カード]]を[[除去]]する[[効果]]を持っている。~
DM3においては[[罠カード]]は伏せた次の[[ターン]]で自動的に消えてしまう上に、[[下級モンスター]]にも軽く処理されてしまうこの[[カード]]の出番は全くと言っていいほど無かった。~
しかしDM4では[[発動]]するまでは[[罠カード]]は場に残り続けるので、[[《激流葬》]]や[[《万能地雷グレイモヤ》]]などの強力な[[罠カード]]を擁する城之内[[デッキ]]を[[相手]]にする時は必須とも言える[[カード]]になった。~
加えて、[[レベル]]5〜6の上限能力値が2000に設定されていたので能力値も優秀。~
また、DM3、DM4、DM7、DM8では[[ステータス]]が原作同様の[[攻撃力]]1800・[[守備力]]2000となっていた。~
DM4では[[レベル]]5〜6の上限能力値が2000に設定されていたので能力値も優秀。~
手軽に[[罠カード]]が[[除去]]できる[[《ハーピィの羽根帚》]]も城之内御用達だったので利用価値は高かった。~
ただし、DM4では海馬[[デッキ]]でしかこの[[カード]]を使用出来なかった。~
だが、この[[カード]]以外[[罠カード]]を[[破壊]]する[[カード]]が海馬[[デッキ]]にはなかったので利用価値はあった。~

--フォルスバウンドキングダムでも登場。~
[[カード]]が出てこないこの作品では、[[攻撃]]名は「ソウル・イレイザー」になっていた。~

**関連カード [#g74e6d1f]
-[[《トラップ・マスター》]]
-[[《赤い忍者》]]

-[[《罠はずし》]]
-[[《魔法除去》]]

-[[《カオス・シールド》]]

―中途半端な[[ステータス]]
-[[《闇晦ましの城》]]
-[[《バロックス》]]
-[[《ダーク・キメラ》]]
-[[《闇魔界の覇王》]]
-[[《剣竜》]]

-[[《SNo.39 希望皇ホープONE》]]

//**このカードを使用する代表的なデッキ
//-[[【】]]

**収録パック等 [#ud8f4cf8]
-[[Vol.3]]  &size(10){[[N-Rare]]};
-[[幻の召喚神−PHANTOM GOD−]] PG-10 &size(10){[[Super]]};
-[[DUELIST LEGACY Volume.2]] DL2-051 &size(10){[[Rare]]};
-[[BEGINNER'S EDITION 1]] BE1-JP127
-[[BEGINNER'S EDITION 1(第7期)]] BE01-JP108

//**FAQ
//Q:~
//A:

//質問だけの投稿は禁止。ここは「質問と、それに対する事務局の回答」の両方を同時に記述する項目です。
//記述する場合、事務局に質問した日付を(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。
//未発売カードに限り、『A:(発売をお待ちください)』とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。
//ルールやカードの処理等についての質問は遊戯王エキスパートルールHPで調べるか、ルール質問BBSを利用してください。