効果モンスター 星2/地属性/機械族/攻 800/守 400 このカードは特殊召喚できない。 このカードが召喚に成功した自分のメインフェイズ1に このカードをリリースして発動できる。 デッキからカードを2枚ドローし、このターンのエンドフェイズになる。 この効果を発動するターン、自分はモンスターを特殊召喚できない。
GALACTIC OVERLORDで登場した地属性・機械族の下級モンスター。
特定タイミングにおいて自身をリリースする事でドローする起動効果と、発動ターンの特殊召喚が制限される誓約効果を持つ。
効果は禁止カードの《強欲な壺》そのものであり、単純なカード・アドバンテージの面では1:2交換が成立する。
しかしその制約は厳しく、《強欲で謙虚な壺》のように特殊召喚できないだけでなく、召喚権も消費する。
加えて、強制的にエンドフェイズとなるためドローしたカードをフィールドに出すタイミングが存在せず、展開はかなり遅れてしまう。
バトルフェイズを行う事もできないため、大抵の場合発動ターンは手札の魔法・罠カードをプレイするぐらいしかできない。
たとえ重いデメリットを被ったとしても、1:2交換ができる数少ないカードであり、特定のキーカードを素早く手札に加えられるため、無理してでも採用する価値は十分ある。
魔法・罠カードで相手ターンを凌げば、得られたハンド・アドバンテージを用いて次のターンに畳み掛けることも容易。
効果を使用するとエンドフェイズになるため、このカード自体は1ターンに1度しか使えないが、そのエンドフェイズに他のカードを発動する事は可能。
たとえば《砂塵の大竜巻》や《荒野の大竜巻》を発動すれば、ドローした魔法・罠カードをセットし、相手ターンに備えられる。
この事から、速攻魔法や罠カードを多く採用するデッキと相性が良いといえる。
また、相手ターンにも手札から利用できる誘発即時効果や誘発効果を持ったモンスターとも相性が良い。
元々バトルフェイズを行う必要のない【終焉のカウントダウン】ならば、《バトルフェーダー》や《速攻のかかし》による防御を行いやすくなる。
【エクゾディア】でも利用できるが、ドローカードを引き当ててしまった場合にはターンをまたぐ必要があり、《ミスティック・パイパー》等に比べ安定性は落ちる。
先攻1ターン目に発動できればデメリットはある程度回避でき、またこの効果を発動するターンに《強欲で謙虚な壺》や《貪欲で無欲な壺》も発動できれば理想的。
Q:ドローする効果解決時に相手フィールド上に《神殿を守る者》が特殊召喚されてドローできなかった場合、このターンのエンドフェイズ時になりますか?
A:いいえ。ドローする処理ができなかった場合、エンドフェイズになる効果は適用されません。(12/02/18)
Q:《ファントム・オブ・カオス》が召喚に成功したターンにその《ファントム・オブ・カオス》がこのカードを除外して効果を得た場合、そのターンリリースしてドローする効果は発動できますか?
A:いいえ、その場合《ファントム・オブ・カオス》はこのカードの効果を得た状態で召喚を行っていませんので、《ファントム・オブ・カオス》を召喚してその後このカードの効果を得ても発動できません。(12/03/11)
Q:このカードの効果でドローする処理とエンドフェイズに移行する処理は同時に行う扱いですか?
A:いいえ、ドローする処理を行った後にエンドフェイズに移行する処理になり同時に行う扱いではありません。(12/03/11)
Q:このカードを召喚したターンに相手が《エフェクト・ヴェーラー》をこのカードに発動しました。効果を無効にされたこのカードをリリースして効果を発動した場合、自分はこのターンにモンスターを特殊召喚できますか?
A:いいえ、ドローおよびエンドフェイズに移行する効果は適用されませんが発動自体は無効化されないため、自分はこのターンにモンスターを特殊召喚できません。(12/03/30)
Q:このカードの効果の発動が、《光と闇の竜》等の効果によって無効になった場合、同一ターン中に、自分は他のモンスターを特殊召喚する事はできますか?
A:はい、効果の発動自体が無効化されるため、特殊召喚できます。(12/07/20)
Q:メインフェイズ1にて召喚に成功したこのモンスターが《月の書》で裏側守備表示にされました。
そのメインフェイズ1の間に何らかの効果で表側表示になった場合、効果を発動する事はできますか?
A:はい、発動できます。(12/10/22)