*《カイザー・グライダー/Kaiser Glider》 [#sa0d11b6]
 効果モンスター
 星６/光属性/ドラゴン族/攻2400/守2200
 このカードは同じ攻撃力を持つモンスターとの戦闘では破壊されない。
 このカードが破壊され墓地へ送られた時、
 フィールド上のモンスター１体を持ち主の手札に戻す。

　SOUL OF THE DUELISTの発売以前、【ドラゴン族】の中心となっていた上級モンスター。~
　★５〜６のボーダラインである攻撃力2400を持ち、メリット効果を２つも持っている。~

　一つ目の効果は、《騎士道精神》能力。当然、守備表示の状態でも発揮される。~
　｢同攻撃力に破壊されない｣ということは｢攻撃力2400のモンスターを一方的に殴り倒せる｣と言うことである。~
　《ネフティスの鳳凰神》《人造人間−サイコ・ショッカー》に代表されるように攻撃力2400のラインにも強力なモンスターは数多く、地味とは言え侮ってはいけない。~
　ただしこれだけでは攻撃力2500のモンスターのほうが有益なのは言うまでもない。~
　また、相手の場に攻撃力2400がいるという事はつまり劣勢であることを意味している。~
　その状況下で生け贄を確保するのは難しい場合もあるので、『良い対策カード』に成り得ないのは些か残念である。~
　手札に腐る可能性を考えると、攻守増減系カードやモンスター除去カードに劣るかもしれない。~

　二つ目は、使い方次第のバウンス効果。強制効果なのが吉とでるか凶とでるかは、使い方次第だろう。~
　生け贄を捧げて召喚しても、バウンスであるため生け贄召喚の損失を回復するには至らない。~
　ただ、「破壊」されればデッキからだろうが手札からだろうが発動するため、気休め程度のちょっとした効果といえる。~
　しかも、モンスターの表示形式も敵・味方の指定もないため、多少は融通が利くのではないだろうか。~
　[[《死のデッキ破壊ウイルス》]]を喰らったときのためにも、知識として頭の隅において置きたい。~

　なんだかんだで過剰な期待をする事はできないが、サポートカードが豊富なドラゴン族であり、十分なステータスを持っている上級モンスターと言える。~
　スムーズな召喚さえできれば、その攻撃力から戦闘などでの活躍も見込めるかも知れない。~

-原作・アニメにおいて―~
実は、初登場は原作における「バトルシティ編」の「海馬ＶＳイシズ」戦。~
但しこのときはカードのみの登場で、しかも当初は効果が全く無い通常の上級モンスターであった。~
その後アニメオリジナル「ドーマ編」での決戦「闇遊戯・海馬ＶＳダーツ」戦においてようやく日の目を見ることになる。~
同じ攻撃力になる 《ミラーナイト》との戦いに備え、《異次元竜 トワイライトゾーンドラゴン》と共に即時召喚されたが、《双弓のケンタウロス》によって[[除外]]されてしまった。~
攻撃名は「ゴールデン・バースト」。
　~
なお、ＧＸでは今のところ誰も使っていないが、カイザー亮のデッキ(？)内に確認できる。~
融合モンスターカードと一緒の束になっていたのは不可解だが…

**関連カード [#h70617d8]
-[[《ホルスの黒炎竜 ＬＶ６》]]
-[[《アームド・ドラゴン ＬＶ５》]]

-[[《デス・ヴォルストガルフ》]]

-[[《騎士道精神》]]

**収録パック等 [#a6bbd2b5]
-[[EXPERT EDITION Volume.1]] EE1-JP213
-[[ガーディアンの力]] 304-051

**FAQ [#q208cc88]
Ｑ：~
Ａ：