*《カイザー・シーホース/Kaiser Sea Horse》 [#oe086f0a]
 効果モンスター
 星4/光属性/海竜族/攻1700/守1650
 光属性モンスターをアドバンス召喚する場合、
 このカードは2体分のリリースとする事ができる。

 [[STRUCTURE DECK−海馬編−]]で登場した[[光属性]]・[[海竜族]]の[[下級モンスター]]。~
 [[ダブルコストモンスター]]の一体であり、[[光属性]][[モンスター]]を[[アドバンス召喚]]する場合2体分の[[リリース]]になる[[ルール効果]]を持つ。~

 [[《創世神》]]や[[《光と闇の竜》]]、[[《超伝導恐獣》]]といった強力な[[光属性]][[モンスター]]を、この[[カード]]1枚で[[アドバンス召喚]]できるのは魅力。~
 [[《ギルフォード・ザ・ライトニング》]]や[[《モイスチャー星人》]]の[[効果]][[発動]]の補助に利用することもできる。~
 準[[アタッカー]]級の[[攻撃力]]を持つが、その反面で[[リクルーター]]に対応しておらず、[[海竜族]]という[[種族]]面での関係からも[[特殊召喚]]の手段は少ない。~
 [[ダブルコストモンスター]]の中でも扱いにくい部類であると言える。~

 また、対応する[[モンスター]]の多くが優秀な[[召喚]]サポートを持っている点で評価を下げる。~
 [[天使族]]ならば[[《ジェルエンデュオ》]]や[[《神の居城−ヴァルハラ》]]、[[ドラゴン族]]ならば[[《ミンゲイドラゴン》]]や[[《レッドアイズ・ダークネスメタルドラゴン》]]を用いたほうが[[デッキ]]全体として連携しやすい。~
 [[《青眼の白龍》]]や[[《E・HERO ネオス》]]も[[通常モンスター]][[サポート>サポートカード]]や専用[[サポートカード]]の豊富さからこの[[カード]]を用いる必要性は薄い。~

 [[《光神機−轟龍》]]や[[《ワーム・キング》]]、[[《ソーラー・ジェネクス》]]など[[リリース]]軽減[[効果]]を持つものも多く、実際にこの[[モンスター]]を使って[[アドバンス召喚]]したい[[最上級モンスター]]はごくわずかであると言わざるを得ない。~

 加えて[[召喚]]権を使用せずに2体の[[リリース]]を揃えることのできる[[《フォトン・サンクチュアリ》]]の登場により、この[[カード]]の優先順位はさらに低くなってしまった。~
 こちらを[[使用]]する場合、[[《霊魂の護送船》]]や[[ライトレイ>リメイク#v93ca925]]といった[[墓地]]の[[光属性]][[モンスター]]を参照するような[[カード]]と組み合わせたい。~
 こちらは[[《霊魂の護送船》]]や[[ライトレイ>リメイク#v93ca925]]といった[[墓地]]の[[光属性]][[モンスター]]を参照するような[[カード]]と組み合わせられるが、[[最上級モンスター]]との併用自体が[[手札事故]]を招きかねない。~

 また、[[アドバンス召喚]]後にそれら[[墓地]]参照の[[カード]]で利用するという形がまず成立しにくく、この点でも扱いにくい。~
 前述のように、この[[カード]]はろくな[[特殊召喚]]手段を持たないため、自力で生存するか、汎用[[蘇生]][[カード]]を使うかといった条件でしか、採用の目的であるはずの[[アドバンス召喚]]を達成できない。~
 [[攻撃力]]のインフレーションが続く現在の環境で、この[[攻撃力]]での生存は当てに出来ないため、[[《シャインスパーク》]]や[[《オネスト》]]等での[[戦闘]]補助を行う事も考えられるが、それならば[[最上級モンスター]]に頼らず[[下級モンスター]]での[[ビートダウン]]を行うほうが理に適っている。~

 以上の点から[[《フォトン・サンクチュアリ》]]や他の[[光属性]][[モンスター]]より優先して採用する必要性が薄く、4枚目以降とする場合でも採用は慎重にならざるをえない。~

-モデルは古くから週刊少年ジャンプ、Vジャンプのカードコーナーに登場しているカリスマデュエリスト「カイザー&ruby(うみうま){海馬};」だろう。~
そもそもカイザー&ruby(うみうま){海馬};のキャラクターモデルが&ruby(かいば){海馬};瀬人であり、このカード名を直訳すると「皇帝海馬」となる。~
そのためか、初出となった[[STRUCTURE DECK−海馬編−]]の目玉カードとなっている。~
また、おそらく[[《シーホース》]]とは関係ない。~
姿は「タツノオトシゴ(英名:Sea Horse)」の擬人化に近いのだが。~

--上記の「カイザー海馬」自身も、モデルである海馬瀬人を意識した[[デッキ]]を使用していた。~

-[[水属性]]でない[[海竜族]]という珍しい[[モンスター]]。~
[[GENERATION FORCE]]で[[風属性]]の[[海竜族]][[モンスター]]が登場するまで、唯一の[[水属性]]でない[[海竜族]]の[[モンスター]]だった。~

-原作・アニメにおいて―~
アニメオリジナル「乃亜編」における「海馬vs乃亜」戦にて、初登場。~
海馬の「[[デッキ]]マスター」という、特殊な立場で登場している。~
因みにデッキマスター能力は「[[光属性]][[モンスター]]を[[通常召喚]]する場合、[[生け贄]]を一体少なくできる」という、明らかに[[上級モンスター]]専用能力であった。~
先の戦いで、[[《ロード・オブ・ドラゴン−ドラゴンの支配者−》]]ではあまり役に立たない事に気づいたのだろうか。~
これにより、[[《異次元竜 トワイライトゾーンドラゴン》]]を[[生け贄]]なしで[[召喚]]し、[[《青眼の白龍》]]を[[生け贄]]1体で[[召喚]]した。~
「遊戯vs乃亜」戦でも引き続きデッキマスターを務めていたが、[[闇属性]]中心の遊戯の[[デッキ]]ではデッキマスター能力を活かせなかった。~
アニメ版では「乃亜編」終了後も[[デッキ]]に投入していた。~
「遊戯vs海馬」戦は[[《オシリスの天空竜》]]に纏めて[[破壊]]されてしまったが、「海馬vs城之内」戦ではその[[効果]]で2体目の[[《青眼の白龍》]]の[[生け贄召喚]]へと繋げた。

--アニメGXでは、初の[[タッグデュエル]]である「十代&翔vs迷宮兄弟」戦に登場している。~
[[《雷魔神−サンガ》]]の[[生け贄召喚]]の補助を担った。~
また「十代vs[[カイバーマン>《正義の味方 カイバーマン》]]」戦で、[[カイバーマン>《正義の味方 カイバーマン》]]の[[デッキ]]に確認できる。~
他にも「十代vs影丸」戦で[[三幻魔]]が[[フィールド]]に全て揃った際、カードショップのショーケースに[[《カオス・ソルジャー −開闢の使者−》]]と揃って陳列されているカットも存在する。~

-コナミのゲーム作品において―~
DMシリーズではオリジナルのテキストが存在する。~
「大きな体の海竜。その姿は見る者の心をすくませるほどである」と書かれている。~

[[DUEL TERMINAL]]においては海馬とモクバが使用する。~
どちらも[[《青眼の白龍》]]の[[アドバンス召喚]]のための[[リリース]]要員であり、モクバには専用ボイスまである。~
[[WORLD CHAMPIONSHIP 2008>ゲーム付属カード#qe1d54fb]]では、デュエルワールドに対戦相手として登場。~
[[【光属性】]]を使用するが、[[天使族]]が少ないにも関わらず、[[《天空の聖域》]]を採用している。~
遊戯王ONLINE DUEL ACCELERATORではCPUの城之内(LV3)が[[デッキ]]に投入している。~
[[《ギルフォード・ザ・ライトニング》]]の[[アドバンス召喚]]の為だと思われるが、アニメでの使用者を考えると城之内がこのカードを使用するのは違和感がある。~

//-神話・伝承において―~

**関連カード [#qf73a917]
-[[ダブルコストモンスター]]

-[[《シーホース》]]
-[[《ボーンハイマー》]]
-[[《サンダー・シーホース》]]
-[[《暗黒の海竜兵》]]

-[[《フォトン・サンクチュアリ》]]

―《カイザー・シーホース》の姿が見られる[[カード]]
-[[《コンバート・コンタクト》]]

-[[《海馬》]]

**対応するモンスター [#j0402632]
―[[レベル]]7~
-[[《アテナ》]]
-[[《アルカナフォースXVIII−THE MOON》]]
-[[《エメス・ザ・インフィニティ》]]
-[[《E・HERO ネオス》]]
-[[《エンジェルO7》]]
-[[《天空勇士ネオパーシアス》]]
-[[《エンシェント・クリムゾン・エイプ》]]
-[[《守護天使 ジャンヌ》]]
-[[《剣闘獣オクタビウス》]]
-[[《サイバー・ダイナソー》]]
-[[《シャインスピリッツ》]]
-[[《ジャッカルの聖戦士》]]
-[[《聖刻龍−ウシルドラゴン》]]
-[[《宇宙獣ガンギル》]]
-[[《ソーラー・ジェネクス》]]
-[[《ダイヤモンド・ドラゴン》]]
-[[《翼を織りなす者》]]
-[[《フォトン・ワイバーン》]]
-[[《ホーリー・ナイト・ドラゴン》]]
-[[《白夜の女王》]]
-[[《魔導法士 ジュノン》]]
-[[《雷魔神−サンガ》]]
-[[《ワーム・ヴィクトリー》]]
-[[《White Dragon Ninja》]]

―[[レベル]]8~
-[[《アルカナフォースXXI−THE WORLD》]]
-[[《ガーディアン・オブ・オーダー》]]
-[[《銀河騎士》]]
-[[《ギルフォード・ザ・ライトニング》]]
-[[《銀河眼の光子竜》]]
-[[《創世神》]]
-[[《The splendid VENUS》]]
-[[《裁きを下す者−ボルテニス》]]
-[[《神龍の聖刻印》]]
-[[《超伝導恐獣》]]
-[[《大天使クリスティア》]]
-[[《テュアラティン》]]
-[[《虚無の統括者》]]
-[[《ファントム・ドラゴン》]]
-[[《フェルグラントドラゴン》]]
-[[《フォトン・カイザー》]]
-[[《青眼の白龍》]]
-[[《ヘリオス・トリス・メギストス》]]
-[[《魔轟神ディアネイラ》]]
-[[《マスター・ヒュペリオン》]]
-[[《光と闇の竜》]]
-[[《光神機−轟龍》]]
-[[《ラビードラゴン》]]
-[[《ワーム・キング》]]
-[[《ワーム・クィーン》]]

―[[レベル]]9~
-[[《ハネクリボー LV9》]]
-[[《モイスチャー星人》]]

―[[レベル]]10~
-[[《アンドロ・スフィンクス》]]
-[[《異次元エスパー・スター・ロビン》]]
-[[《スフィンクス・テーレイア》]]

//**このカードを使用する代表的なデッキ
//-[[【】]]

**収録パック等 [#d8b65ce7]
-[[BEGINNER'S EDITION 2]] BE2-JP115
-[[BEGINNER'S EDITION 2(第7期)]] BE02-JP089
-[[DUELIST LEGACY Volume.4]] DL4-128 &size(10){[[Super]]};
-[[STRUCTURE DECK−海馬編− Volume.2]] SK2-016
-[[STRUCTURE DECK−海馬編−]] KA-01 &size(10){[[Ultra]]};
-[[ストラクチャーデッキ−巨竜の復活−]] SD13-JP006

//**FAQ
//共通効果の質問は[[ダブルコストモンスター]]へ
//Q:~
//A:

//質問だけの投稿は禁止。ここは「質問と、それに対する事務局の回答」の両方を同時に記述する項目です。
//記述する場合、事務局に質問した日付を(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。
//未発売カードに限り、『A:(発売をお待ちください)』とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。
//ルールやカードの処理等についての質問は遊戯王エキスパートルールHPで調べるか、ルール質問BBSを利用してください。