*《カイザーコロシアム/Kaiser Colosseum》 [#v7b3d46f] 永続魔法 このカードのコントローラーのフィールド上にモンスターが1体以上存在する場合、 相手がフィールド上に出す事ができるモンスターの数は、 このカードのコントローラーのフィールド上モンスターの数を越える事はできない。 このカードが発動する前にフィールド上に存在しているカードは、 この効果の影響を受けない。 [[ユニオンの降臨]]で登場した[[永続魔法]]。~ [[相手]][[フィールド]]上の[[モンスター]]の数を制限する[[ルール介入]]型の[[効果]]を持つ。~ 物量にものを言わせる[[デッキ]]、すなわち優れた展開力を持つ[[デッキ]]への[[メタ]]としての役割を持つ。~ [[モンスター]]を複数展開しなければならない[[デッキ]]ならば、この[[カード]]を[[除去]]しなければ苦しい展開に陥る。~ そういった意味で、[[コスト]]も無く[[相手]]のみに影響を与えるこの[[カード]]は[[メタ]]として有効なのである。~ また、先攻1[[ターン]]目に[[《アルカナフォース0−THE FOOL》]]などで固めてしまえば[[ロック]]として充分に機能する。~ -かなりの拘束力を持つ[[カード]]なのだが、[[《王宮の弾圧》]]や[[《次元の裂け目》]]などと違い[[自分]][[フィールド]]上の[[モンスター]]を必ず維持しておかなければならず、この[[カード]]単体では全く役に立たない。~ 更に[[アドバンス召喚]]も基本的に防げない([[相手]][[モンスター]]が元々こちらより多い場合などの例外は存在する。~ また、多少[[《クロス・ソウル》]]への[[耐性]]はある)事、流行の[[《洗脳−ブレインコントロール》]]・[[《精神操作》]]による[[コントロール奪取]]には無力である事などがネックとなっており、採用率は今一つである。~ -「[[モンスターの召喚]]ができない」ではなく、「[[モンスター]]の数を越える事はできない」である。~ よって、数が増える訳ではないので、[[アドバンス召喚]]をする事は可能。~ ただし、この[[カードの発動]]時に既に[[相手]][[モンスター]]の数が[[自分]]の[[モンスター]]の数を上回っている場合、[[相手]]は[[自分]]の[[モンスター]]と同数になるようにしか[[アドバンス召喚]]を行えなくなる。~ [[効果]]適用前に[[召喚]]された[[モンスター]]は影響を受けないが、「〜体目を[[召喚]]した」とはカウントされるためである。~ -[[お互い]]の場に1体ずつ[[モンスター]]が存在する場合、[[相手]]は[[《クロス・ソウル》]]を使って[[上級モンスター]]を[[アドバンス召喚]]する事はできない。~ 「[[モンスター]]の数を超える[[召喚]]行為」に該当するためである。~ ただし、双方の[[モンスター]]を[[リリース]]して[[最上級モンスター]]を[[アドバンス召喚]]する事は可能である。~ 参考までに、他のプレイを禁じる[[カード]]の裁定では、「[[コスト]]を支払った結果条件を満たすプレイはそのコストを支払う事自体ができない」というものが多い(例として[[《フォッシル・ダイナ パキケファロ》]]等を参照)。~ //参考までに、店舗での裁定では[[《クロス・ソウル》]]による[[アドバンス召喚]]を行えない、というものが大半。 //-一応、[[【トランス】]]では[[《地盤沈下》]]代わりに使えない事もない。~ //ただし、[[《おジャマトリオ》]]→《カイザーコロシアム》&[[《サイバー・ブレイダー》]]を1[[ターン]]でこなさなくてはならない。 -[[XYZ>VWXYZ]]と共に[[ユニオンの降臨]]に収録され、[[STRUCTURE DECK−海馬編− Volume.2]]に再録されている。~ バトルシティ準決勝「闇遊戯vs海馬」の舞台がモチーフなのだろうか?~ **関連カード [#f1cce9ce] -[[《狭き通路》]] -[[《パイナップル爆弾》]] -[[《剣闘獣の檻−コロッセウム》]] **収録パック等 [#tfb8ad37] -[[EXPERT EDITION Volume.1]] EE1-JP086 -[[ユニオンの降臨]] 302-031 -[[STRUCTURE DECK−海馬編− Volume.2]] SK2-052 **FAQ [#w5a193e8] Q:[[自分]]はこの[[カード]]を[[発動]]しています。~ [[自分]][[フィールド]]上に[[モンスター]]が0体の時[[相手]]が[[モンスター]]を3体[[召喚]]しました。~ その後、[[自分]]が[[モンスター]]を1体[[召喚]]した場合、どうなりますか?~ A:「[[効果]]適用前」に[[召喚]]された[[モンスター]]は影響を受けないため、[[相手]][[フィールド]]上には3体の[[モンスター]]が残ります。~ なおこの場合、[[自分]]の[[モンスター]]の数が増えるか0になるかしない限り[[相手]]はそれ以上[[モンスター]]を[[召喚]]する事はできません。~ ([[相手]]の[[モンスター]]の数が減った場合、[[相手]]は[[自分]]の[[モンスター]]の数まで[[召喚]]できる)~ Q:[[自分]]はこの[[カード]]を[[発動]]しています。~ [[自分]][[フィールド]]上に[[モンスター]]が1体います。~ [[相手]]は[[《スケープ・ゴート》]]を[[発動]]できますか?~ A:[[発動]]できません。(07/03/04)~ Q:[[自分]]はこの[[カード]]を[[発動]]しています。~ [[自分]][[フィールド]]上に2体、[[相手]][[フィールド]]上に1体の[[モンスター]]がいる時、[[相手]]は[[《洗脳−ブレインコントロール》]]でこちらの[[モンスター]]を[[コントロール奪取]]できますか?~ A:[[コントロール奪取]]は「[[モンスター]]を[[フィールド]]上に出す」ではないため、可能です。~ Q:[[自分]]はこの[[カード]]を[[発動]]しています。~ [[お互い]]の[[フィールド]]上に1体ずつの[[モンスター]]が存在しています。~ [[相手]]が[[《クロス・ソウル》]]を[[発動]]し、[[自分]][[フィールド]]上の[[モンスター]]を[[リリース]]して[[上級モンスター]]を[[アドバンス召喚]]しようとしています。~ この場合、[[相手]]の[[モンスター]]が増加する事になりますが[[相手]]は[[アドバンス召喚]]を行う事は可能ですか?~ A:この場合、2体目の[[モンスター]]を[[召喚]]する行為に該当するため[[相手]]は[[自分]][[フィールド]]上の[[モンスター]]を[[リリース]]し、[[アドバンス召喚]]を行う事はできません。(09/02/14)~ Q:[[自分]]はこの[[カード]]を[[発動]]しています。~ [[お互い]]の[[フィールド]]上に1体ずつ[[モンスター]]が存在しています。~ [[相手]]は[[自分]][[フィールド]]上の[[モンスター]]を[[リリース]]して[[《ヴォルカニック・クイーン》]]を[[特殊召喚]]する事は可能ですか?~ A:[[調整中]]。(09/03/26)~ Q:[[自分]]はこの[[カード]]を[[発動]]しています。~ [[自分]][[フィールド]]上に[[モンスター]]が1体存在し、[[相手]][[フィールド]]上に[[《レスキューキャット》]]が存在しています。~ [[相手]]は[[《レスキューキャット》]]の[[効果]]を[[発動]]する事は可能ですか?~ A:[[相手]]は[[《レスキューキャット》]]の[[効果]]を[[発動]]する事はできません。(09/01/29)~ Q:お互いの場に1体ずつ[[モンスター]]が存在し([[相手]]の[[モンスター]]は[[裏側表示]]の[[《墓守の偵察者》]]です)、[[自分]]が[[《カイザーコロシアム》]]を[[発動]]中です。~ この状態で[[相手]]は[[《墓守の偵察者》]]を[[反転召喚]]する事は可能ですか?~ 可能な場合、[[特殊召喚]][[効果]]の[[チェーンブロック]]が作られた上で[[効果]]が[[無効]]となりますか? それとも[[チェーンブロック]]自体作られませんか?~ A:いずれも[[調整中]]。~ ただし、いずれの場合も[[相手]]は[[攻撃力]]1500以下の[[墓守]]を[[特殊召喚]]することはできません。(09/04/12)~