《カイザーコロシアム/Kaiser Colosseum》

永続魔法
このカードのコントローラーのフィールド上にモンスターが1体以上存在する場合、
相手がフィールド上に出す事ができるモンスターの数は、
このカードのコントローラーのフィールド上モンスターの数を越える事はできない。
このカードが発動する前にフィールド上に存在しているカードは、
この効果の影響を受けない。

 ユニオンの降臨で登場した永続魔法
 相手フィールド上のモンスターの数を制限するルール介入型の効果を持つ。

 展開力の優れたデッキへのメタとしての役割を持つ。
 特に1ターンでの物量作戦に優れる【六武衆】【インフェルニティ】はその筆頭といえよう。
 また、フィールドに複数のモンスターを並べなければ出せないシンクロモンスターエクシーズモンスター特殊召喚されにくくなるのも強みである。
 相手特殊召喚を得意としないデッキであっても、先攻1ターン目に《アルカナフォース0−THE FOOL》などで固めてしまえばロックとして充分に機能する。

 かなりの拘束力を持つカードなのだが、《王宮の弾圧》《次元の裂け目》などと違いこのカード単体では全く役に立たない。
 条件として自分フィールド上のモンスターを必ず維持しておかなければならない上に自分もある程度はモンスターの展開を諦めなくてはならず、その維持用モンスターとこの《カイザーコロシアム》の両方を守る手間がかかってしまう。
 更にアドバンス召喚も基本的に防げず(相手モンスターが元々こちらより多い場合などの例外は存在する)、コントロール奪取には無力である。
 これらの事がネックとなっており、強力な拘束力を誇る反面扱いにくいカードではある。

関連カード

収録パック等

FAQ

Q:自分はこのカード適用しています。
  自分フィールド上にモンスターが0体の時相手モンスターを3体召喚しました。
  その後、自分モンスターを1体召喚した場合、どうなりますか?
A:「効果適用前」に召喚されたモンスターは影響を受けないため、相手フィールド上には3体のモンスターが残ります。
  なおこの場合、自分モンスターの数が増えるか0になるかしない限り相手はそれ以上モンスター召喚する事はできません。
  (相手モンスターの数が減った場合、相手自分モンスターの数まで召喚できる)

Q:自分はこのカード適用しています。
  自分フィールド上に2体、相手フィールド上に1体のモンスターがいる時、相手《洗脳−ブレインコントロール》でこちらのモンスターコントロール奪取できますか?
A:コントロール奪取は「モンスターフィールド上に出す」ではないため、可能です。

Q:自分はこのカード適用しています。
  お互いフィールド上に1体ずつモンスターが存在しています。
  相手自分フィールド上のモンスターリリースして《ヴォルカニック・クイーン》特殊召喚する事は可能ですか?
A:できます。(09/08/16)

Q:自分はこのカード適用しています。
  自分フィールド上にモンスターが1体います。
  相手《スケープ・ゴート》発動できますか?
A:発動できません。(07/03/04)

Q:自分はこのカード適用しています。
  自分フィールド上にモンスターが1体存在し、相手除外されたモンスターが3体存在します。
 相手《異次元からの帰還》発動可能ですか?
A:相手フィールド上のモンスターの数を超えてしまうため発動自体が不可能です。(09/08/17)。

Q:自分はこのカード適用しています。
  自分フィールド上にモンスターが1体存在し、相手フィールド上に《レスキューキャット》が存在しています。
  相手《レスキューキャット》効果発動する事は可能ですか?
A:相手《レスキューキャット》効果発動する事はできません。(09/01/29)

Q:自分はこのカード適用しており、自分フィールド上に1体、相手フィールド上に戦闘を行った状態の《剣闘獣ラクエル》2体のみが存在しています。
  この状態で、相手《剣闘獣ラクエル》剣闘獣特殊召喚する効果発動する事は可能ですか?
A:《カイザーコロシアム》のコントローラーフィールドに存在しているモンスターの数を超える召喚行為となるため、効果発動自体が不可能です。(09/05/16)

Q:お互いのフィールドに1体ずつモンスターが存在し(相手モンスター裏側表示《墓守の偵察者》です)、自分《カイザーコロシアム》適用中です。
  この状態で相手《墓守の偵察者》反転召喚する事は可能ですか?
  可能な場合、特殊召喚効果チェーンブロックが作られた上で効果無効となりますか?
  それともチェーンブロック自体作られませんか?
A:効果発動しますが適用されません。(12/03/17)

Q:自分はこのカード適用しています。
  お互いフィールド上に1体ずつのモンスターが存在しています。
  この状態から相手《クロス・ソウル》発動し、自分フィールド上のモンスターのいをリリースし、上級モンスターアドバンス召喚する事は可能ですか?
A:この場合、2体目のモンスター召喚する行為に該当するため相手自分フィールド上のモンスターリリースし、アドバンス召喚を行う事はできません。(12/02/27)

Q:自分《カイザーコロシアム》適用しており、自分フィールド上に2体、相手フィールド上に1体のみのモンスターが存在しています。
  この時、相手自分フィールド上のモンスター対象に指定して《クロス・ソウル》発動しました。
  この場合、相手は《クロス・ソウル》効果で指定した自分モンスターのみをリリースしてアドバンス召喚を行う事は可能ですか?
A:いいえ、そのモンスターリリースしてアドバンス召喚を行う事はできません。(10/08/12)

Q:自分はこのカード適用しており、お互いフィールド上に1体ずつのモンスターが存在しています。
  この状態で、相手アドバンス召喚を行う事は可能ですか?
A:《カイザーコロシアム》のコントローラーフィールドに存在しているモンスターの数を超える召喚行為でない場合、相手フィールド上のモンスター1体をリリースしてアドバンス召喚する事が可能です。(09/05/01)

Q:自分フィールド相手《クロス・ソウル》対象になり効果を受けている状態の《ブラック・マジシャン》1体のみと適用中の《カイザーコロシアム》が存在し、相手フィールド《ブラック・マジシャン・ガール》のみが存在しています。
  この時、相手《ディメンション・マジック》発動可能ですか?
  可能な場合、効果処理にて《クロス・ソウル》で指定され効果を受けている自分の場の《ブラック・マジシャン》リリース可能ですか?
A:その場合、《ディメンション・マジック》を発動する事ができません。(12/03/03)

Q:お互いフィールドに1体ずつ《ブラック・マジシャン》が存在し、自分《カイザーコロシアム》適用中です。
  この時、相手《ディメンション・マジック》発動可能ですか?
A:可能です。

Q:自分はこのカード適用しており、お互いフィールド上に1体ずつのモンスターが存在しています。
  この状態で、相手《未来融合−フューチャー・フュージョン》発動する事は可能ですか?
A:はい、その場合でも相手は《未来融合−フューチャー・フュージョン》を発動する事ができます。
  ただし、いずれの場合でも、お互いフィールド上に1体ずつのモンスターが存在している状態で2ターン後のスタンバイフェイズを迎えた場合、融合モンスター特殊召喚する事はできません。(12/03/17)

Q:自分フィールド上にこのカードが存在し、お互いに1体ずつモンスターコントロールしています。
  相手《超融合》《忍法 超変化の術》発動できますか?
A:調整中。(13/05/25)

Q:自分はこのカード適用しており、自分フィールド上に1体モンスターが存在し、相手フィールド上に2体のモンスターが存在しています。
  この状態で相手《亜空間物質転送装置》を使った場合除外されたモンスターはどうなりますか?
A:除外したモンスターエンドフェイズ時にフィールド上に戻らず墓地へ送られます。(10/03/02)

Q:自分はこのカード適用しました。
  お互いフィールド上に1体ずつのモンスター《フューチャー・ヴィジョン》が存在しています。
  《フューチャー・ヴィジョン》効果によって前のターン相手モンスター除外されている場合、次の相手のターン除外されたモンスターはどうなりますか?
A:フィールドに戻す事ができず、墓地へ送られます。(10/08/12)

Q:自分はこのカード適用しており、自分フィールド上にモンスターが存在せず、相手フィールド上に《The splendid VENUS》が存在しています。
  この状態で相手《リミット・リバース》自分《リミット・リバース》チェーンした場合相手特殊召喚はどうなりますか?
A:相手プレイヤーは《リミット・リバース》発動する事はできません。(12/03/17)

Q:相手フィールド上にこのカードモンスターが一体存在し、自分フィールドカードが存在しない場合に戦闘ダメージを受けた時、《冥府の使者ゴーズ》特殊召喚できますか?
A:特殊召喚できますが、冥府の使者カイエントークン特殊召喚できません。(11/08/22)

Q:自分フィールド上に《エレキジ》が三体、相手フィールド上に何らかの表側表示モンスターが存在するとします。
  バトルフェイズ《エレキジ》効果相手モンスターをすべて除外しました。
  メインフェイズ2に《エレキジ》三体を素材に《ヴェルズ・ウロボロス》エクシーズ召喚しました。
  その後、手札から《カイザーコロシアム》発動しました。
  この場合、エンドフェイズ帰還する相手モンスターは1体ですか?
A:はい、相手プレイヤーがフィールド上に戻す事ができるモンスターの数は、1体のみとなります。 (12/03/17)

Q:自分はこのカード適用しており、自分フィールド上に1体モンスターが存在し、相手フィールド上に2体(うち1体は《ヴェルズ・サンダーバード》です)のモンスターが存在しています。
 この状態で相手《ヴェルズ・サンダーバード》効果を使用した場合、除外された《ヴェルズ・サンダーバード》スタンバイフェイズフィールドに戻りますか?
A:除外した《ヴェルズ・サンダーバード》スタンバイフェイズ時にフィールド上に戻れず、墓地へ送られます。(12/03/29)

Q:自分フィールド上に1体モンスターが存在し、相手フィールド上に2体(うち1体は《ヴェルズ・サンダーバード》です)のモンスターが存在しています。
 この状態で相手《ヴェルズ・サンダーバード》効果を使用し、その後から自分が《カイザーコロシアム》を発動した場合、除外された《ヴェルズ・サンダーバード》スタンバイフェイズフィールドに戻りますか?
A:除外した《ヴェルズ・サンダーバード》スタンバイフェイズ時にフィールド上に戻れず、墓地へ送られます。(12/03/29)

Q:自分フィールド上に《カイザーコロシアム》とモンスターが1体存在し、相手フィールド上に《カイザーコロシアム》発動前に召喚されたE・HEROが2体います。
 この状態で相手《融合》発動できますか?
 また出来る場合、フィールド手札E・HERO素材にして融合召喚できますか?
 (一時的にフィールドモンスター数がこちらと同数になってから2体になるような融合召喚)
A:ご質問頂きました状況の場合、《融合》を発動し、自分フィールド上の 2体のモンスター素材融合召喚を行う事はできます。
 しかしながら、手札フィールド上のモンスター素材融合召喚を行う事はできません。(12/06/13)