*《カオス・エンド/Chaos End》 [#rd12cf49]
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 通常魔法
 自分のカードが7枚以上ゲームから除外されている場合に発動する事ができる。
 フィールド上に存在する全てのモンスターカードを破壊する。 

 [[混沌を制す者]]で登場した[[通常魔法]]。~
 [[自分]]の[[カード]]が7枚以上[[除外]]されている場合のみ[[発動]]可能で、[[フィールド]]に存在する全ての[[モンスター]]を[[破壊]]する[[効果]]を持つ。~

 [[効果]]は、[[発動条件]]の厳しくなった[[《ブラック・ホール》]]。~
 普通の[[デッキ]]で使う事は難しいため、採用する場合は[[除外]]ギミックを[[デッキ]]に投入したい。~
 [[《ブラック・ホール》]]の完全[[下位互換]]で、[[発動条件]]が課せられている。~
 [[発動条件]]自体は、[[《強欲で貪欲な壺》]]を[[発動]]するか、[[《妖精伝姫−シラユキ》]]を[[自己再生]]させる事で、容易に満たす事ができる。~
 しかし、[[《ブラック・ホール》]]ですら採用されないことが珍しくなく、[[無制限カード]]となっている[[環境]]において、[[発動条件]]の関係上[[腐る]]リスクもあるこちらを採用することもないだろう。~

 [[【ネクロフェイス】]]においては、かなりの活躍が期待できる。~
 [[《マクロコスモス》]]・[[《次元の裂け目》]]を[[発動]]しておけば、[[相手]]の[[モンスター]]を[[除外]]しつつ、[[《ネクロフェイス》]]を強化できる。~
-この[[カード]]の登場時点で[[《ブラック・ホール》]]は[[制限カード]]、後には[[禁止カード]]にもなった強力な[[全体除去]]であった。~
こちらは[[除外]]することが多い[[【ネクロフェイス】]]などで、[[《ブラック・ホール》]]の代わりとして採用されていた。~

 それ以外では、[[《魂の解放》]]や[[《光の追放者》]]+[[《魔導雑貨商人》]]等で大量に[[除外]]したり、[[《魂を喰らう者 バズー》]]や[[《カオスライダー グスタフ》]]で毎[[ターン]][[除外]]していく等の手段が考えられる。~
-[[除外]]と強い関連性を持つ[[全体除去]][[カード]]としては、他に[[《グランドクロス》]]も存在する。~
かつてはこの[[カード]]の[[発動条件]]を満たす手段が[[《マクロコスモス》]]+[[《魔導雑貨商人》]]などかなり限られており、採用[[デッキ]]が重複する傾向があった。~
だが、[[《強欲で貪欲な壺》]]など[[除外]]の手段が増えたことで、運用が異なる[[カード]]となっていった。~

 [[《グランドクロス》]]とは、投入できる[[デッキ]]が似ている。~
 こちらの[[発動条件]]を満たす事と、[[コンボ]]前提の[[カード]]を使用する事、どちらが扱いやすいかは、人それぞれ。~
 もちろん、両方とも投入しておく事も考えられる。~
 ただし、こちらは[[通常魔法]]であるため、[[発動]]するタイミングが限られる事には注意したい。~
 [[発動]]タイミングは限られるが、[[除外]]枚数の条件さえ整えば特定のカードの存在を必要としないのがこちらの利点。~
 よって下準備さえできれば[[発動条件]]を阻害されにくく、[[手札]]で[[腐る]]ことは少ない。~
-[[テキスト]]に[[モンスターカード]]とあるが「[[魔法&罠ゾーン]]に存在する[[モンスターカード]]」は[[破壊]]できない。~
これは古い[[テキスト]]は[[モンスター]]と[[モンスターカード]]の区別が曖昧でこの[[カード]]は再録もされず[[エラッタ]]されていないため。(例:[[《アマゾネスの聖戦士》]])~
[[テキスト]]通り[[モンスターカード]]を[[破壊]]できれば[[《ブラック・ホール》]]とは違う活躍ができていただろう。~

-[[除外]]された[[カード]]を参照するが、これの[[発動]]時に全体[[除外]][[カード]]がない限り、[[破壊]]した[[モンスター]]は[[墓地へ送られる>墓地に送る]]事を忘れないようにしたい。
-原作・アニメにおいて―~
アニメGXの「万丈目vs江戸川」戦において万丈目が使用。~
一つの[[デッキ]]で五十人抜きをしていたため、既に手の内がほとんどばれていた万丈目の「賭け」ともいえる[[コンボ]]の第二手。~
[[《ヘル・テンペスト》]]によって[[発動条件]]を満たし、江戸川の[[《デビルゾア》]]と[[《メタル・デビルゾア》]]を[[破壊]]した。~

-[[《メガロック・ドラゴン》]]を搭載した[[【岩石族】]]に入れるのも有効であるが、[[発動条件]]を満たすころにはすでに勝敗が決まっていることのほうが多いだろう。
--この[[デッキ]]はデュエルアカデミア・ノース校の門を開くための条件として、万丈目がノース校の周囲から40枚の[[カード]]を探し集めて組んだ[[デッキ]]である。~
しかし、39枚まで集めて挫折した男に[[カード]]を親切で渡してしまった結果1枚足りなくなり途方に暮れるが、その男が座っていたところにこの[[カード]]が落ちており、万丈目はこれを足して40枚に組み直す。~
実はこの男はノース校校長・市ノ瀬であり、この[[カード]]を入手するのも試験の一環で、上記の通り結果的にこの[[カード]]がなければ万丈目は五十人抜きを勝ち抜くことができなかった。~

-[[《究極宝玉神 レインボー・ダーク・ドラゴン》]]を[[特殊召喚]]すれば7枚[[除外]]できるため、即座に[[発動条件]]を満たせる。

-10/09/01の[[制限改訂]]で[[《ブラック・ホール》]]が[[制限復帰]]し、このカードを採用する意義は薄くなった。

-[[《ホワイト・ホール》]]の存在から一応[[《ブラック・ホール》]]の完全下位互換ではない。~
もっとも[[《ホワイト・ホール》]]を採用するプレイヤーはほとんどいないだろうが。

-原作・アニメにおいて―~
アニメGXにおいて「万丈目vs江戸川」戦において使用。~
既に手の内が殆どばれていた万丈目の「賭け」ともいえる[[コンボ]]の第二手で、これにより[[《デビルゾア》]]・[[《メタル・デビルゾア》]]の猛攻を破った。~
この時、「[[相手]][[モンスター]]を全て[[破壊]]する」とOCGの[[テキスト]]と異なる説明がされたが、万丈目の[[フィールド]]上に[[モンスター]]は存在していなかったため、結果はOCGと変わらない。~

**関連カード [#h70617d8]
**関連カード [#card]
-[[《グランドクロス》]]
-[[《ブラック・ホール》]]

-[[《カオス・グリード》]]

-[[《マクロコスモス》]]

-[[《カオスエンドマスター》]]

**収録パック等 [#l82f9369]
//**このカードを使用する代表的なデッキ [#deck]
//-[[【】]]

**収録パック等 [#pack]
-[[混沌を制す者]] 306-036
-[[EXPERT EDITION Volume.2]] EE2-JP036
-[[混沌を制す者]] 306-036

//**FAQ [#o4703f23]
//Q:~
//A:
**FAQ [#faq]
Q:この[[カード]]の[[効果]]で[[ペンデュラムゾーン]]の[[モンスターカード]]、[[永続魔法]][[カード]]扱いの[[モンスターカード]]は[[破壊]]されますか?~
A:この[[カード]]の[[効果]]で[[ペンデュラムゾーン]]の[[モンスターカード]]や[[永続魔法]][[カード]]扱いの[[モンスターカード]]は[[破壊]]されません。(23/08/31)

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&tag(《カオス・エンド》,魔法,通常魔法,);