*《カタパルト・タートル/Catapult Turtle》 [#n599a017]
 効果モンスター
 星５/水属性/水族/攻1000/守2000
 自分のフィールド上に存在するモンスター１体を生け贄に捧げる。
 そのモンスターの攻撃力の半分をダメージとして相手プレイヤーに与える。

　[[Vol.7]]で登場した、[[水属性]]・[[水族]]の[[上級モンスター]]。~
　[[相手]]に[[ダメージ]]を与える[[起動効果]]を持つ。~

　[[《キャノン・ソルジャー》]]が数を求めるのに対してこちらは質を求める。~
　ゆえに、このカードを使う際には強力な[[モンスター]]をガンガン[[召喚]]できるギミックが欲しい。~
　現在なら、「[[《フュージョン・ゲート》]]＋[[《チェーン・マテリアル》]]」「[[《凡骨の意地》]]＋[[《決戦の火蓋》]]」あたりが狙い目だろう。~
　特に前者の場合、[[【ドラゴン族】]]と組み合わせることで[[《Ｆ・Ｇ・Ｄ》]]３体を[[召喚]]、[[射出]]することで7500もの[[ダメージ]]を与え、このカード自身を[[射出]]することで容易に[[１ターンキル]]が達成出来る。
　特に前者の場合、[[【ドラゴン族】]]と組み合わせることで[[《Ｆ・Ｇ・Ｄ》]]３体を[[召喚]]、[[射出]]することで7500もの[[ダメージ]]を与え、このカード自身を[[射出]]することで容易に[[１ターンキル]]が達成出来る。~
　また、[[【代償ガジェット】]]においては[[《血の代償》]]によって展開した[[ガジェット]]を次々[[射出]]することで大ダメージが狙える。~

　かつては[[【サイエンカタパ】]]で猛威を振るっていた。~
　相棒の[[《魔導サイエンティスト》]]が[[禁止カード]]となり、以前ほどは使われなくなった。~

　だが、[[《伝説の都 アトランティス》]]の[[発動]]下では[[生け贄]]なしで[[召喚]]でき、[[効果]]も[[引導火力>火力]]として十分である。~
　[[攻撃力]]が低いために[[《グリズリーマザー》]]からの[[特殊召喚]]も可能であり、[[守備力]]の高さから[[壁]]としても機能する。~
　その[[汎用性]]は未だ健在であり、[[召喚]]されたならばそこから[[コンボ]]を組まれる可能性がある。~
　[[召喚]]するだけでも[[相手]]に恐怖を感じさせることができるだろう。

-このカード自身が[[射出]]可能であることも常に念頭においておきたい。~
[[相手]]の残りライフが500以下であれば、妨害されない限りそれで決着がつく。

-[[【未来オーバー】]]では採用を検討できるだろう。~
[[《エクトプラズマー》]]とは異なり、[[リリース]]した時点の[[攻撃力]]で[[ダメージ]]を決定するからである。~

-[[【ネクロフェイス】]]で使用される場合もある。~
[[《異次元からの帰還》]]でこのカードと[[《紅蓮魔獣 ダ・イーザ》]]を[[召喚]]して[[射出]]するのである。

-[[機械族]]の様な姿をしているが[[水属性]]・[[水族]]で、[[爬虫類族]]でもない。

-[[生け贄]]にするのは、[[効果]]を[[発動]]する為の[[コスト]]。（[[効果発動時]]）

-[[攻撃力]]がやたら低い[[モンスター]]を[[射出]]するのでは[[ディスアドバンテージ]]を負いかねないので注意。~
特に[[《スケープ・ゴート》]]を[[《キャノン・ソルジャー》]]で[[射出]]する[[コンボ]]がこちらでは完全に不可能なのでとどめをさせないのも少し難である。

-「カタパルト（catapult）」とは、石などを投擲して敵の人馬もしくは城などの建築物を攻撃する古代の兵器である。~
現代においては艦艇（主に航空母艦）から航空機を射出するための機械であり、射出機（しゃしゅつき）とも呼ばれる。

-原作・アニメにおいて―~
決闘者の王国編において、｢闇遊戯vs闇のプレイヤーキラー｣戦で初登場。~
日ごろ「[[モンスター]]との信頼」を口にし、パンドラ戦では「決闘者はカードとの絆を断ち切ったとき敗北の谷底に堕ちる！！」とまで言った遊戯のキャラクターを全否定する極悪な[[効果]]を持つ[[モンスター]]。~
笑いながら効果を説明した後、カタパルトの力で[[攻撃力]]の上がった[[《竜騎士ガイア》]]を[[射出]]し、[[《闇晦ましの城》]]の浮遊リングを[[破壊]]して勝利へつないだ。~
また「vs孔雀舞」でも登場し、[[洗脳>《洗脳−ブレインコントロール》]]した[[《ハーピィズペット竜》]]を[[射出]]して[[《銀幕の鏡壁》]]を[[破壊]]した。~
なぜか召喚直後は[[レベル]]６だった。~
アニメオリジナルの「表遊戯vsレベッカ」でも使用され、レベッカの[[《千年の盾》]]を洗脳し、[[射出]]した。~
このように原作ではOCGとはまるで[[効果]]の異なるカードであった。~
現在のテキストに直すと、以下の様になるだろうか。~
 星４/攻1000/守2000
 以下の効果から１つを選択して発動することができる。
 ●自分フィールド上のモンスター１体は攻撃力が５００ポイントアップする。
 エンドステップに選択したモンスターを破壊する。
 その後、選択したモンスターの元々の持ち主は
 そのモンスターの攻撃力の半分−２５０ポイントのダメージを受ける。
 ●このカードを除く自分フィールド上のモンスター１体を生け贄に捧げる。
 相手フィールド上に表側表示で存在する魔法・罠カード１枚を破壊する。
 その後、生け贄に捧げたモンスターの持ち主は
 そのモンスターの攻撃力の半分のダメージを受ける。

--「乃亜編」における「闇遊戯＆城之内VSBIGファイブ」戦ではBIGファイブによって[[召喚]]されている。~
この時[[射出]]されたのは[[《ヒステリック天使》]]で、[[直接攻撃]]と合わせて城之内に大[[ダメージ]]を与えた。~

--「乃亜編」の回想シーンにて、剛三郎の株の保有度をカードで表したときに使われた1枚。~

--最も印象深いのは、アニメオリジナルの「ドーマ編」だろう。~
「遊戯vsラフェール」（１戦目）にて、[[フィールド魔法]]《オレイカルコスの結界》により心の闇に染まった遊戯が勝利の為に[[モンスター]]を次々と[[生け贄]]に捧げ、その結果敗北を喫する事となる。~
「闇遊戯vsパンドラ」戦、「表遊戯vsレベッカ」戦と比較すると興味深い（詳細は[[《エクトプラズマー》]]、[[《キャノン・ソルジャー》]]の項をそれぞれ参照）。~

--アニメGXの179話で武藤遊戯の[[デッキ]]（レプリカ）にて確認できる[[カード]]の1枚。~

-コナミのゲーム作品において―~
GCソフト｢フォルスバウンドキングダム｣では拠点に設置できる設備の一つ、「対地砲」として登場する。~
対地砲を設置していると、エネルギーが溜まり次第迎撃エリアに入ってきた歩行移動タイプの敵チームにダメージを与えることが出来る。~
「対空砲」は[[《ガンロック》]]である。~
遊戯王３,４,７,８では、「[[自分]]の[[モンスター]]の総[[攻撃力]]の合計分の[[ダメージ]]を与える」という[[効果]]を持っていた。

**関連カード [#h70617d8]
-[[《キャッスル・ゲート》]]

-[[《超伝導恐獣》]]

-[[《キャノン・ソルジャー》]]
-[[《トゥーン・キャノン・ソルジャー》]]
-[[《メガキャノン・ソルジャー》]]

-[[《アマゾネスの射手》]]
//-[[《カタパルト・タートル》]]
-[[《ダーク・ダイブ・ボンバー》]]
-[[《墓守の大筒持ち》]]
-[[《人投げトロール》]]
-[[《プリーステス・オーム》]]
-[[《対空放花》]]
-[[《超熱血球児》]]

-[[《マスドライバー》]]
-[[《リニアキャノン》]]

-[[《零式魔導粉砕機》]]

-[[《エクトプラズマー》]]

-[[《ダーク・カタパルター》]]

**このカードを使用する代表的な[[デッキ]] [#ud0b6680]
-[[【サイエンカタパ】]]

**収録パック等 [#e1e4bc0e]
-[[BEGINNER'S EDITION 2]] BE2-JP047 &size(10){[[Super]]};
-[[DUELIST LEGACY Volume.4]] DL4-016 &size(10){[[Rare]]};
-[[鋼鉄の襲撃者−METAL RAIDERS−]] ME-15 &size(10){[[Rare]]};
-[[Vol.7]] &size(10){[[Super]]};

**FAQ [#p12660ac]
Ｑ：《カタパルト・タートル》の[[効果]]で[[モンスター]]を[[生け贄に捧げ>生け贄に捧げる]]、[[相手]][[プレイヤー]]に[[ダメージ]]を与えるとき、与える[[ダメージ]]は[[生け贄に捧げた>生け贄に捧げる]][[モンスター]]の[[フィールド]]上での[[攻撃力]]の半分ですか、それとも[[墓地]](あるいは[[ゲームから除外されている>ゲームから除外する（取り除く）]]状態)での[[攻撃力]]の半分ですか。~
Ａ：[[《カタパルト・タートル》]]の[[効果]]を[[発動]]する為の[[コスト]]として、[[モンスター]]を[[生け贄にした>生け贄に捧げる]]場合、[[フィールド]]上で[[適用>効果の適用]]されていた[[攻撃力]]の半分の[[ダメージ]]を[[相手]]に与えます。（08/09/15）~

//上記のFAQで事足りると思われるので以下はコメントアウトにしておきます。
//Ｑ：[[生け贄]]なしで[[召喚]]した[[《神獣王バルバロス》]]を[[生け贄]]にした場合はいくつの[[ダメージ]]になりますか？~
//Ａ：１９００の半分の９５０になります（08/06/28）~

//Ｑ：では、[[攻撃力]]ＵＰ系の[[装備カード]]を装備した[[モンスター]]を[[生け贄]]にした場合はどうなりますか？~
//Ａ：フィールド上での変化した[[攻撃力]]分の半分のダメージを与えます。（08/06/28）~