効果モンスター 星2/闇属性/悪魔族/攻 0/守 0 このカード名の(1)(2)(3)の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。 (1):このカードがリリースされた場合に発動できる。 自分はデッキから1枚ドローする。 (2):このカードが融合・S・リンク召喚の素材になり、 墓地へ送られた場合または除外された場合に発動できる。 自分はデッキから1枚ドローする。 (3):X素材のこのカードがXモンスターの効果を発動するために取り除かれた場合に発動できる。 自分はデッキから1枚ドローする。
WORLD PREMIERE PACK 2020で登場した闇属性・悪魔族の下級モンスター。
リリースされた場合にドローする誘発効果、融合召喚・シンクロ召喚・リンク召喚の素材になった場合にドローする誘発効果、エクシーズ素材の状態でコストとして取り除かれた場合にドローする誘発効果を持つ。
1ターンに1度だが、リリースしたり各種素材になることでドローできる。
類似効果を持つモンスターとして、リリースでは《サクリボー》、シンクロ召喚では《チューニング・サポーター》等、リンク素材では《スワップリースト》等が存在し、これらの中にはドロー以外の効果を持つものもある。
手札融合や手札からのリリースにこそ対応しないもののそれ以外の召喚方法にはフィールドを経由することで実質的に対応しており、同レベルかつほんのわずかとはいえより早いタイミングでドローが可能な《イピリア》の存在も忘れないようにしたい。
このカードを使用するならばステータスの違いや複数の召喚方法に対応する点、フィールドで効果が無効となっていたり墓地へ送られず除外された場合でもドローできる点などを活かすといいだろう。
一方、融合素材になった場合にドローできるカードで融合召喚先の縛りがないものは、シンクロモンスターの《古神クトグア》しかいない。
また、エクシーズ素材として取り除かれた場合にドローするカードはこのカードのみであり、エクシーズ召喚に成功した時にドローするものを含めてもレベル2は存在しない。
融合召喚やランク2を使用するデッキではドロー加速として利用できるか。
《影依融合》で《シャドール・ビースト》と共に《エルシャドール・ミドラーシュ》を融合召喚すれば、《シャドール・ビースト》と合わせて2枚のドローができる。
墓地融合で除外した場合にもドロー可能。
自分のターンで融合素材にして墓地に置いた後、相手ターンに《影依の偽典》等で除外することでさらにドローを狙える。
《七精の解門》で蘇生でき、《暗黒の招来神》で召喚も可能。
《暗黒の招来神》とは《悪夢再び》で一緒にサルベージも可能である。
それらを用いることでランク2を出しつつさらにドローするといった動きが可能。
Q:《氷獄龍 トリシューラ》のテキストに記された「●自分フィールドの上記カードを除外した場合にEXデッキから特殊召喚できる(「融合」は必要としない)。」によって《カプシェル》を除外しました。
《カプシェル》の(2)の効果は発動できますか?
A:《氷獄龍 トリシューラ》の「●自分フィールドの上記カードを除外した場合にEXデッキから特殊召喚できる(「融合」は必要としない)」方法による特殊召喚は、融合召喚として扱いません。
したがって、除外された《カプシェル》は「融合・S・リンク召喚の素材」になった扱いではありませんので、(2)の効果を発動することはできません。(20/10/03)