*《カラクリ&ruby(グモ){蜘蛛};/Mechanical Spider》 [#m864ba41]
 効果モンスター
 星2/地属性/機械族/攻 400/守 500
 「カラクリ蜘蛛」の攻撃を受けた闇属性モンスターは、
 必ず破壊される。(ダメージの計算は適用する)

 [[BOOSTER4]]で登場した[[地属性]]・[[機械族]]の[[下級モンスター]]。~
 [[闇属性]][[モンスター]]を[[攻撃]]した時、[[ダメージ計算]]終了時にそれを[[破壊]]する[[誘発効果]]を持つ。
 [[闇属性]][[モンスター]]を[[攻撃]]した時、[[ダメージ計算]]終了時にその[[モンスター]]を[[破壊]]する[[誘発効果]]を持つ。

 この[[カード]]が[[闇属性]][[モンスター]]に[[攻撃]]を行って[[戦闘]]で[[破壊]]された場合でも[[効果]]は[[発動]]する。~
 しかし対象が[[闇属性]]に限られているうえ、大きな[[反射ダメージ]]を受ける、[[罠カード]]で[[攻撃]]を妨害される可能性がある。~
 また、[[地属性]]の[[除去]][[モンスター]]としては[[《D.D.アサイラント》]][[《ならず者傭兵部隊》]][[《異次元の戦士》]]が存在する。
~
 使うなら、[[《機械複製術》]][[《強制転移》]]を使う[[デッキ]]に2枚ほど投入するのが良いだろう。~
 [[反射ダメージ]]が馬鹿にならないため、[[《和睦の使者》]]で[[戦闘ダメージ]]を回避するのも良い。~
 [[闇属性]]には強力な[[モンスター]]が多く、それなりに[[効果]]を[[発動]]する機会は多いはずである。~
 [[《魂を削る死霊》]]はもちろん、[[《レベル制限B地区》]]をすり抜けて[[《ステルスバード》]]も[[破壊]]できる。~
 変わったところでは[[《ユベル》]]系の[[モンスター]]をわずかな[[ダメージ]]で[[破壊]]できる。~
 この[[カード]]が[[攻撃]]した[[闇属性]][[モンスター]]を問答無用に[[破壊]]することができるが、[[ダメージ計算]]は[[適用]]されるのが問題。~
 かなり大きな反射[[ダメージ]]を受けることを覚悟しなければならず、[[相手]]の方から[[攻撃]]された場合この[[効果]]は[[発動]]しない。~
 [[《スピリットバリア》]]や[[《DNA改造手術》]]と併用するにしても、[[《A・O・J コアデストロイ》]]の方がまだ使い勝手が良いだろう。

 [[《DNA移植手術》]]で[[相手]][[モンスター]]を[[闇属性]]にする方法もあるが、かなり効率が悪い。~
 同様の[[コンボ]]を行うならば、[[ダメージ計算]]を行わないものの、[[元々の攻撃力>元々の攻撃力(守備力)]]の高い[[《A・O・J カタストル》]]・[[《A・O・J コアデストロイ》]]がいる。~
 あるいは、[[《DNA改造手術》]]と[[《月風魔》]]・[[《龍骨鬼》]]等を組み合わせた方が、安定性が高いだろう。
 [[ステータス]]が低めの[[モンスター]]に対してはそれなりに強く、特に[[《魂を削る死霊》]]や[[《レプティレス・ナージャ》]]にはかなり有効。~
 また[[《見習い魔術師》]]や[[《キラー・トマト》]]といった[[リクルーター]]の[[効果]]を[[発動]]させずに[[破壊]]することができるのも悪くない。~
 自身の[[レベル]]・[[ステータス]]は共にかなり低いので、[[ロック]]系の[[デッキ]]で使われる[[《ステルスバード》]]を突破することもできる。

-「必ず[[破壊]]される」と、[[効果]]が少々誇張されている。~
テキストが昔懐かしい感じを思い出させてくれるが、これはただの「[[破壊]]する」[[効果]]なので、[[耐性]]がある場合には[[破壊]]できない。
 他に利点をあげるとすれば、[[《機械複製術》]]や[[《ジャンク・シンクロン》]]の[[効果]]に対応した[[レベル]]・[[ステータス]]である点だろう。~
 同じく[[《機械複製術》]]に対応する[[カラクリ]]である[[《カラクリ参謀 弐四八》]]と共に[[デッキ]]に入れてみるのもいいかもしれない。~
 なお[[《カラクリ参謀 弐四八》]]+この[[カード]]2体を[[シンクロ素材]]に、[[《カラクリ将軍 無零》]]を[[シンクロ召喚]]することもできる。

-「必ず[[破壊]]される」というのは第1期に見られる古い[[テキスト]]であり、実際には「[[ダメージ計算]]後に[[破壊]]する」である。~
当然[[モンスター効果]]に[[耐性]]を持つ[[《毒蛇神ヴェノミナーガ》]]などには、この[[カード]]で[[攻撃]]しても[[効果]][[破壊]]することはできない。

-同じ[[BOOSTER4]]に収録されている[[《異国の剣士》]]と[[《ゾーン・イーター》]]がこの[[カード]]と類似する[[効果]]を持っている。~
あちらの2体は全ての[[モンスター]]に対応するが[[破壊]]まで5[[ターン]]もかかり、こちらは[[闇属性]]限定だが即座に[[破壊]]できる。

-[[カード名]]や[[イラスト]]などからは、[[破壊]][[効果]]が何故[[闇属性]][[モンスター]]に限定したものになったのかは全く読み取れない。~
この[[カード]]は第1期が初出だが、この頃から[[闇属性]]には強力な[[モンスター]]が多く、この[[カード]]が役立つ場面も決して少なくなかった。

-[[カラクリ]]の登場により、登場から10年以上の年月を経てなんと[[カテゴリ>カードの名前]][[モンスター]]の一員となった。~
当然他の[[カラクリ]]の[[効果]]との[[シナジー]]などはないが、[[種族]]・[[属性]]は偶然にも他の[[カラクリ]]と一致している。

-[[《カラクリ蜘蛛》]]の[[英語名]]の「[[カラクリ]]」にあたる部分には、「Mechanical」という英単語が用いられている。~
-《カラクリ蜘蛛》の[[英語名]]の「[[カラクリ]]」にあたる部分には、「Mechanical」という英単語が用いられている。~
しかしこの英単語は、日本語版で「[[カラクリ]]」ではない[[《メカニカルスネイル》]]や[[《メカ・ハンター》]]の[[英語名]]にも含まれている。~
よって、英語版の[[カラクリ]]が登場する際には、この[[カード]]への何らかの配慮がなされると思われる。~
似たような事例に[[トゥーン]]・[[ガーディアン]]・[[デーモン]]・[[エレキ]]などのカテゴリ[[モンスター]]が該当する。
ただし実物の[[カード]]としては海外版は未登場であるため、登場の際には[[カード名]]に何らかの配慮がなされると思われる。

-コナミのゲーム作品において―~
GBのDMシリーズでは[[効果]]を持たない[[モンスター]]として登場し、オリジナルの[[テキスト>フレイバー・テキスト]]が存在する。~
「からくりで動くクモ型モンスター 足の先のカマで攻撃してくる」と書かれている。

**関連カード [#c0c15e32]
-[[カラクリ]]

-[[《異国の剣士》]]
-[[《ゾーン・イーター》]]

**収録パック等 [#de1cc1b7]
-[[BOOSTER4]]

**FAQ [#m651879d]
Q:テキストには「必ず」とありますが、[[モンスター]]の[[効果を受けない]][[《毒蛇神ヴェノミナーガ》]]を[[破壊]]できますか?~
A:いいえ、「必ず」は初期[[カード]]故の表現であり、この[[モンスター]]に「[[モンスター]][[効果を受けない]]」等の[[効果]]を無視する[[効果]]はありません。
Q:[[攻撃]]したこの[[カード]]が[[戦闘破壊]]され[[墓地に送られた]]場合でも、[[攻撃]]を受けた[[闇属性]][[モンスター]]は[[破壊]]されますか?~
A:はい、自身が[[戦闘破壊]]された時も[[効果]]は[[適用]]され、その場合は[[墓地]]で[[発動]]する[[効果]]になります。(10/06/30)

Q:[[テキスト]]には「必ず」と書かれていますが、[[モンスター]]の[[効果を受けない]][[《毒蛇神ヴェノミナーガ》]]を[[破壊]]できますか?~
A:いいえ、「必ず」は初期[[カード]]故の表現であり、この[[モンスター]]に「[[モンスター効果]]を受けない」等の[[効果]]を無視する[[効果]]はありません。