*《カラクリ&ruby(グモ){蜘蛛};/Karakuri Spider》 [#m864ba41]
 効果モンスター
 星2/地属性/機械族/攻 400/守 500
 このカードの攻撃を受けたモンスターが闇属性だった場合、
 そのモンスターを破壊する。
 ダメージ計算は適用する。
// ttp://cgi.ebay.com/3-Karakuri-Spider-STBL-EN090-Yugioh-Playset-x3-/130452183276?pt=LH_DefaultDomain_0&hash=item1e5f8e58ec

 [[BOOSTER4]]で登場した[[地属性]]・[[機械族]]の[[下級モンスター]]。~
 [[闇属性]][[モンスター]]を[[攻撃]]した時、[[ダメージ計算]]終了時にその[[モンスター]]を[[破壊]]する[[誘発効果]]を持つ。

 この[[カード]]が[[攻撃]]した[[闇属性]][[モンスター]]を問答無用に[[破壊]]することができるが、[[ダメージ計算]]は[[適用]]されるのが問題。~
 かなり大きな反射[[ダメージ]]を受けることを覚悟しなければならず、[[相手]]の方から[[攻撃]]された場合この[[効果]]は[[発動]]しない。~
 [[《スピリットバリア》]]や[[《DNA移植手術》]]と併用するにしても、[[《A・O・J コアデストロイ》]]の方がまだ使い勝手が良いだろう。

 [[ステータス]]が低めの[[モンスター]]に対してはそれなりに強く、[[《魂を削る死霊》]]や[[《レプティレス・ナージャ》]]にはかなり有効。~
 また[[《見習い魔術師》]]や[[《キラー・トマト》]]といった[[リクルーター]]の[[効果]]を[[発動]]させずに[[破壊]]することができるのも悪くない。~
 [[《レベル制限B地区》]]や[[《平和の使者》]]をはじめとする[[ロック]][[カード]]によって[[攻撃]]を妨害されにくいという点に注目したい。

 他に利点をあげるとすれば、[[《機械複製術》]]や[[《ジャンク・シンクロン》]]の[[効果]]に対応した[[レベル]]・[[ステータス]]である点だろう。~
 同じく[[《機械複製術》]]に対応する[[カラクリ]]である[[《カラクリ参謀 弐四八》]]と共に[[デッキ]]に入れてみるのもいいかもしれない。~
 なお[[《カラクリ参謀 弐四八》]]+この[[カード]]2体を[[シンクロ素材]]に、[[《カラクリ将軍 無零》]]を[[シンクロ召喚]]することもできる。

-[[STARSTRIKE BLAST]]における[[カラクリ]]の[[正式なカテゴリ>カードの名前]]化により、登場から10年以上の年月を経て[[カテゴリ>カードの名前]][[モンスター]]の一員となった。~
これに関係してか、第1期に登場して以来長い間[[絶版]]の状態が続いていたこの[[カード]]は、第7期に入ってようやく再録されることになった。~
//海外でも[[Starstrike Blast]]で収録されている。

-ちなみに第1期の[[テキスト]]では、「[[攻撃]]を受けた[[闇属性]][[モンスター]]は''必ず''[[破壊]]される」という表現が用いられていた。~
現在は適切な[[テキスト]]に修正されており、[[カードの効果]]を受けない[[《毒蛇神ヴェノミナーガ》]]などは[[破壊]]できないことが分かる。
--第6期以降は、[[ダメージ計算]]を行う場合は特に何も書かず、行われない場合のみ[[テキスト]]に書かれるようになっていた。~
しかしこの[[カード]]は旧[[テキスト]]の名残があるためか、第7期における再録時にも[[ダメージ計算]]を行うことが明記されている。

-「[[闇属性]]''だった''場合」という表現が用いられているが「[[属性]]が変更されている元々の[[属性]]が[[闇属性]]の[[モンスター]]」には[[適用]]されない。~
あくまでも、この[[カード]]が[[攻撃]]した[[相手]][[モンスター]]の''現在の[[属性]]''を参照し、それが[[闇属性]]''ならば''[[破壊]]するという[[効果]]である。~
つまり、「かつて[[闇属性]]だった」という''過去''を意味するものではなく、「もし[[闇属性]]ならば」という''仮定''の意味の「だった」である。~

-同じ[[BOOSTER4]]に収録されている[[《異国の剣士》]]と[[《ゾーン・イーター》]]がこの[[カード]]と類似する[[効果]]を持っている。~
あちらの2体は全ての[[モンスター]]に対応するが[[破壊]]まで5[[ターン]]もかかり、こちらは[[闇属性]]限定だが即座に[[破壊]]できる。

-[[カード名]]や[[イラスト]]などからは、[[破壊]][[効果]]が何故[[闇属性]][[モンスター]]に限定したものになったのかは全く読み取れない。~
なお[[闇属性]]にはこの[[カード]]が登場した第1期から強力な[[モンスター]]が多く、この[[効果]]が役立つ場面も決して少なくなかった。

-コナミのゲーム作品において―~
GBのDMシリーズでは[[効果]]を持たない[[モンスター]]として登場し、オリジナルの[[テキスト>フレイバー・テキスト]]が存在する。~
「からくりで動くクモ型モンスター 足の先のカマで攻撃してくる」と書かれている。~
--英語版[[カード]]が登場するまではゲーム中では《Mechanical Spider》という[[英語名]]であった。~

**関連カード [#c0c15e32]
-[[カラクリ]]

-[[《六武衆−ザンジ》]]

-[[《A・ジェネクス・ドゥルダーク》]]

-[[《異国の剣士》]]
-[[《ゾーン・イーター》]]

**収録パック等 [#de1cc1b7]
-[[BOOSTER4]]
-[[トーナメントパック2010 Vol.2]] TP14-JP007

**FAQ [#m651879d]
Q:[[攻撃]]したこの[[カード]]が[[戦闘破壊]]され[[墓地へ送られた]]場合でも、[[攻撃]]を受けた[[闇属性]][[モンスター]]は[[破壊]]されますか?~
A:はい、自身が[[戦闘破壊]]された時も[[効果]]は[[適用]]され、その場合は[[墓地]]で[[発動]]する[[効果]]になります。(10/06/30)

Q:[[カードの効果]]などで[[属性]]が変更されている元々の[[属性]]が[[闇属性]]の[[モンスター]]に[[攻撃]]した場合、[[効果]]は[[適用]]されますか?~
A:いいえ、その場合この[[効果]]は[[適用]]されません。(10/07/04)