*《ガーゴイル/Ryu-Kishin》 [#top]
 通常モンスター
 星3/闇属性/悪魔族/攻1000/守 500
 石像と思わせ、闇の中から攻撃をする。
 逃げ足も素早い。

 [[BOOSTER1]]で登場した[[闇属性]]・[[悪魔族]]の[[下級モンスター]]。~
 [[《バロックス》]]の[[融合素材]]。~

 [[レベル]]3以下・[[悪魔族]]の[[通常モンスター]]では[[《深淵の冥王》]]に次ぐ[[攻撃力]]を持つが、[[《キング・スモーク》]]・[[《キラー・ザ・クロー》]]・[[《魔天老》]]はこの[[カード]]より[[守備力]]が高い。~
 [[《E・HERO プリズマー》]]に対応する点は[[《魔天老》]]も同じではあるが、[[《バロックス》]]が[[《簡易融合》]]・[[《簡素融合》]]に対応するため、併用の際は[[エクストラデッキ]]の圧迫を回避できる利点はある。~
 もっとも、それぞれの[[レベル]]が分散するため、実際にこれらを活用した[[デッキ]]を構築するのは難しい。

 [[正規融合]]する[[メリット]]はほぼないので、[[融合素材]]としては[[《キラーパンダ》]]共々お払い箱になりやすい。~
 闇のプレイヤーキラーの[[ファンデッキ]]なら[[《バロックス》]]を[[《融合呪印生物−闇》]]の[[起動効果]]や、[[《ダーク・フュージョン》]]等で[[特殊召喚]]できる。~

-[[BOOSTER1]]で登場した33種類もの[[通常モンスター]]の中で、最も高い[[攻撃力]]を持つのはこの[[カード]]と[[《エレキッズ》]]である。~
登場時点の[[ノーマル>Normal]][[カード]]では[[《サイクロプス》]]等に次ぐ高さであり悪くはなかった。~

-[[TCG>YU-GI-OH! TRADING CARD GAME]]では全ての言語版で[[カード名]]が「Ryu-Kishin(りゅう・きしん)」となっている。~
これは日本語版で「ガーゴイル」の名が付いた[[《ガーゴイル・パワード》]]・[[《ガーゴイルの道化師》]]にも共通する。~
ただし[[《ウィップテイル・ガーゴイル》]]・[[《ゴルゴニック・ガーゴイル》]]は異なる表記になっている。~
--英語版では[[《ガーゴイル・パワード》]]と共に[[Starter Deck Kaiba]]に収録されている。~
[[《ガーゴイル・パワード》]]は「竜」、こちらは「鬼神」のようにも見えることから名付けられたのだろうか。~

-ファンタジー作品において「ガーゴイル(Gargoyle)」は「動く石像」として扱われる事が多いが、元々は欧州で魔よけとして屋根に飾られる怪物の石像のことである。~
だいたいは背中にコウモリのような翼を持つ怪物として造られているが、ドラゴンに近いものや人と鳥のキメラに近いものもある。~
元々は雨どいが装飾化したもので、雨が降ると口から雨水が流れ出す仕組みになっている。~
その外見は、前述の通り「悪魔には悪魔を」という魔よけのためや、教会においては「不敬者を喰い殺す教戒的な存在だから恐ろしい姿をしている」という[[天邪鬼>《あまのじゃくの呪い》]]のような存在だからだとも言われている。~
そういった事情もあり、悪魔の中でも人々に身近な存在となっている。~

-[[OCG]]での[[イラスト]]は原作2巻のコマから抜粋したもの。~
元々この[[イラスト]]はGB版遊戯王の付属コレクションカードで用いられ、後に[[OCG]]に流用された経緯を持つ。~
現時点で原作の[[イラスト]]での[[OCG]]化はなされていない。~

-滋賀県立琵琶湖博物館の2階C展示室の一角には「人々の暮らしと文化の変遷」についての常設展示があるが、「2000年代に流行したもの」の一例として[[《暗黒騎士ガイア》]]・[[《二つの口を持つ闇の支配者》]]とともに展示されている。~
//何の展示や。企画展だと変わるやろ
//常設展示

-原作・アニメにおいて―~
記念すべき最初の[[デュエル]]「遊戯vs海馬」戦において、海馬が最初に使った[[カード]]。~
「ホギャアアア」という情けない悲鳴をあげながら、[[《暗黒の竜王》]]にあっさり倒された。~
「ホギャアアアアア」という情けない悲鳴をあげながら、[[《暗黒の竜王》]]にあっさり倒された。~
闇のゲームで初めてソリッドビジョン化し、初めて[[破壊]]された[[モンスター]]である。~

--アニメ版「D・D・M」編では御伽が最初に[[召喚]]したクリーチャー。~
遊戯の[[召喚]]した[[《速攻の黒い忍者》]]によって撃破された。~
--原作では[[レベル]]5で「五ツ星レベル」と明言されている。~
[[守備力]]は下3桁が500だが、千の位が指によって隠されていたため不明。~

--東映版においてはアニメオリジナルの「遊戯vsシェルダン伯爵」戦においてシェルダン伯爵が使用。~
《デスウルフ》と[[魔法カード]]の[[コンボ]]によって[[破壊]]されている。~
また、同じく東映版アニメにおいては海馬家執事の大門が表遊戯との病院での[[デュエル]]において使用した。~
[[守備力]]が原作で不明だったためか1500となっていた。~

--アニメ版「D・D・M」編では御伽が最初に[[召喚]]した[[モンスター]]。~
遊戯の[[召喚]]した[[《速攻のブラック・ニンジャ》>《速攻の黒い忍者》]]によって撃破された。~


-コナミのゲーム作品において―~
モンスターカプセルGBやカプセルモンスターコロシアムでは[[《ガーゴイル・パワード》]]に進化することができる。~
[[真DM2>ゲーム付属カード#SDM2]]では[[通常召喚]]の他に[[《未熟な悪魔》]]の[[効果]]で[[召喚]]する事も可能である。~

-その他の商品展開―~
バンダイ版でも登場しており[[レベル]]5・[[攻撃力]]1800・[[守備力]]2000で、[[フレイバー・テキスト]]は「魔術で生み出された人造モンスター。」となっている。~

**関連カード [#card]
―[[融合]]関連
―この[[カード]]を[[融合素材]]に指定する[[融合モンスター]]
-[[《バロックス》]]
--[[《キラーパンダ》]]

―[[カード名]]関連
-ガーゴイル/Ryu-Kishin
--《ガーゴイル》
--[[《ガーゴイルの道化師》]]
--[[《ガーゴイル・パワード》]]

--[[《天威の龍鬼神》]]

-ガーゴイル/Crow
--[[《ウィップテイル・ガーゴイル》]]

-ガーゴイル/Gargoyle
--[[《ゴルゴニック・ガーゴイル》]]

//**このカードを使用する代表的なデッキ [#deck]
//-[[【】]]

**収録パック等 [#pack]
-[[BOOSTER1]]
-[[EX]]
-[[Booster R1]] B1-01
-[[EX-R]] EX-51
-[[遊戯王OCGデュエルモンスターズ 25th ANNIVERSARY ULTIMATE KAIBA SET]] KC01-JP020 &size(10){[[Ultra]]};
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&tag(《ガーゴイル》,モンスター,通常モンスター,星3/闇属性/悪魔族/攻1000/守500,);