*《ガーディアン・ケースト/Guardian Kay'est》 [#g831320b]
 効果モンスター
 星４/水属性/海竜族/攻1000/守1800
 「静寂のロッド−ケースト」が自分のフィールド上に存在する時のみ、
 このカードは召喚・反転召喚・特殊召喚する事ができる。
 このカードは魔法の効果を受けない。
 また、相手モンスターから攻撃対象にされない。

　[[ガーディアンの力]]で登場した[[水属性]]・[[海竜族]]の[[下級モンスター]]。~
　[[ガーディアン]]の一体であり、[[《静寂のロッド−ケースト》]]存在時のみ[[召喚]]・[[反転召喚]]・[[特殊召喚]]できる[[召喚ルール効果]]を持つ。~
　また、1800の[[守備力]]と、[[魔法カード]]の[[効果を受けず>効果を受けない]]、[[攻撃対象]]にならない[[永続効果]]も持つ。~

　[[《コマンド・ナイト》]]等の「[[攻撃対象]]に選択できない」[[効果]]と異なり、[[《伝説のフィッシャーマン》]]と同様に「[[攻撃対象]]にされない」[[効果]]である。~
　そのため、[[モンスターカードゾーン]]に[[表側表示]]でこのカードしか存在しない場合は[[直接攻撃]]を受けることになってしまう。~
　[[壁]]としての性能は全[[モンスター]]中でも最低クラスなのである。

　対応する[[装備カード]]が[[フィールド]]上になければ[[召喚]]できないが、[[セット]]なら可能。~
　[[反転召喚]]することはできないため、[[《太陽の書》]]・[[《砂漠の光》]]等で[[リバース]]させる。~
　また、[[裏側表示]]でいる時に[[攻撃宣言]]を受けた場合は通常通りの[[戦闘]]を行うことを利用して、[[相手]]の[[攻撃]]を受け止めるという手もある。~
　ただし、[[守備力]]がやや物足りない上に[[《抹殺の使徒》]]・[[《ミスティック・ソードマン ＬＶ２》]]等は防げないため、[[破壊]]されるリスクはある。~
　[[《ウェポンサモナー》]]のために[[《八式対魔法多重結界》]]を採用すれば多少はよくなる。

　その[[効果]]ゆえ、出しさえすればなかなかに場持ちする。~
　[[魔法>魔法カード]]の[[効果を受けない]]ため[[《ホルスの黒炎竜 ＬＶ６》]]と同様に[[《洗脳−ブレインコントロール》]]・[[《地砕き》]]等は効かない。~
　[[罠>罠カード]]は通してしまうものの、ステータスからして[[攻撃]]する機会が少ないため、[[《聖なるバリア−ミラーフォース−》]]等の[[攻撃]]感知型の[[罠>罠カード]]に引っかかる可能性は低い。~
　また、その効果故[[フィールド]]に出すのは[[セット]]が主になる為、[[《落とし穴》]]は効かず、[[攻撃力]]から[[《奈落の落とし穴》]]も恐れる必要は無い。
　[[除去]]系[[モンスター効果]]の大半も[[戦闘]]を介するが、[[攻撃]]せずに[[破壊]]できる[[《ならず者傭兵部隊》]]・[[《サイバー・ジムナティクス》]]等に注意。~
　とは言え、これらの[[モンスター]]の使用率は総じて低めである。~
~
　しかし、[[ステータス]]が低い上に[[装備魔法]]等での強化もできないため、いざ場に出しても使い道に困るかもしれない。~
　ただし[[《鎖付きブーメラン》]]・[[《鎖付き爆弾》]]・[[《メタル化・魔法反射装甲》]]の装備による強化はできるが。~
　[[《スピリットバリア》]]との[[コンボ]]によって、[[相手]][[モンスター]]から受ける[[戦闘ダメージ]]を防ぐことができる。~
　[[《カオス・エンド》]]・[[《グランドクロス》]]等に[[破壊]]されず、[[《光の護封剣》]]・[[《レベル制限Ｂ地区》]]に[[攻撃]]を封じられない。~
　[[《静寂のロッド−ケースト》]]が[[自分]][[フィールド]]上にあれば[[《早すぎた埋葬》]]で[[完全蘇生]]もできる。~
　場持ちはとんでもなく良いので、[[上級モンスター]][[召喚]]への布石としても利用できるかもしれない。~

-「[[魔法カード]]の[[効果を受けない]]」のだが、[[装備魔法]]を装備させる事は可能。~
（「[[装備魔法]]が[[モンスター]]の[[装備カード]]になる事」自体は[[効果]]ではなくルールであるため）~
[[装備魔法]]の「[[装備モンスター]]に適用される効果」は発揮されないが、[[《凶暴化の仮面》]]をキープするには[[コスト]]を支払わなければならない。~
ちなみに、この[[カード]]が[[《静寂のロッド−ケースト》]]を装備しても何の[[効果]]も得られない。

-原作・アニメにおいて―~
アニメオリジナル｢ドーマ編｣でラフェールが使用。~
「遊戯vsラフェール（１戦目）」と「遊戯vsラフェール（２戦目）」で登場した。~
１戦目では遊戯に[[ダイレクトアタック]]を決めたが、２戦目の登場では[[攻撃]]自体を行う事も無く[[召喚]]された次の[[ターン]]に《ガーディアン・デスサイズ》の[[生け贄]]にされてしまい、見せ場が無かった。~
このカードは[[魔法カード]]の[[効果を受けない]]が、２戦目では《オレイカルコスの結界》で[[攻撃力]]が上がった。~
そして２戦目のラスト[[ターン]]で[[魔法カード]]《ソウル・チャージ》の[[効果]]で[[墓地]]から[[特殊召喚]]された。~
[[攻撃]]名は、「裂帛の怒涛」。

--少年時代を島で過ごしたラフェールの前に精霊として現れた[[ガーディアン]]の１体でもある。~
この[[カード]]と[[《ガーディアン・グラール》]]・《ガーディアン・エアトス》の３体が登場した。
この[[カード]]と[[《ガーディアン・グラール》]]・[[《ガーディアン・エアトス》]]の３体が登場した。

-神話・伝承において―~
ギリシャ神話には、｢ケートス｣という名の魔物がおり、それが名前の元ネタかもしれない。~
アンドロメダという女性がこの怪物の生け贄にされそうなとき、勇者[[ペルセウス>《天空騎士パーシアス》]]がたまたま通りかかり退治した。~
ちなみにこの怪物、夜空にある｢くじら座｣のモチーフである。~
鯨と同じ海洋哺乳類の[[シャチ>《暗黒大要塞鯱》]]もまた、OCGでは[[海竜族]]である。

**関連カード [#if0b3ac3]
-[[《静寂のロッド−ケースト》]]

-[[《ウェポンサモナー》]]

-[[《ガーディアン・グラール》]]
-[[《ガーディアン・トライス》]]
-[[《ガーディアン・シール》]]
-[[《ガーディアン・バオウ》]]

-[[《ガーディアン・エルマ》]]

-[[《伝説のフィッシャーマン》]]

**収録パック等 [#oa594f5b]
-[[EXPERT EDITION Volume.1]] EE1-JP171
-[[ガーディアンの力]] 304-009

**FAQ [#ebe52a6f]
Ｑ：[[セット]]されているこのカードは、[[攻撃対象]]に選択出来ますか？~
Ａ：はい、[[攻撃対象]]にできます。[[相手]][[モンスター]]から[[攻撃対象]]にされないのは[[表側表示]]の時だけです。~

Ｑ：[[自分]][[フィールド]]上に[[表側表示]]のこのカードしか存在せず、[[相手]][[フィールド]]上に１体以上の[[モンスター]]が存在するときに、[[《強制転移》]]を[[発動]]出来ますか？~
また[[自分]][[フィールド]]上に[[表側表示]]のこのカードともう一体他の[[モンスター]]が存在して、[[相手]][[フィールド]]上に１体以上の[[モンスター]]が存在するときに[[《強制転移》]]を[[発動]]して、[[自分]]はこのカードを対象に指定できますか？~
Ａ：はい、[[発動]]や指定はできます。しかし、魔法[[効果]]が適用されないため、[[不発]]となります。

Ｑ：[[《レアゴールド・アーマー》]]を装備させるとどうなりますか？~
Ａ：[[調整中]](07/04/23)

Ｑ：[[《磁力の指輪》]]を装備させるとどうなりますか？~
Ａ：このカードは[[魔法カード]]の[[効果を受けない]]ため、結果として[[《磁力の指輪》]]が攻撃対象の選択に影響を及ぼすことはありません。

Ｑ：[[《凶暴化の仮面》]]を装備させるとどうなりますか？~
Ａ：無意味に[[ライフコスト]]を払い続けることになります。