効果モンスター 星10/水属性/水族/攻 0/守 0 このカード名の(1)(2)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。 (1):自分が戦闘・効果でダメージを受けた場合に発動できる。 このカードを手札から特殊召喚する。 (2):このカードが相手モンスターと戦闘を行うダメージ計算時に発動できる。 このカードの守備力はそのダメージ計算時のみ、 その相手モンスターの攻撃力分アップする。 (3):このカードが手札・フィールドから墓地へ送られた場合に発動できる。 デッキから「ラーの翼神竜」のカード名が記された魔法・罠カード1枚を手札に加える。
デュエリストパック−冥闇のデュエリスト編−で登場した水属性・水族の最上級モンスター。
ダメージを受けた場合に手札から特殊召喚する誘発効果、自身の守備力を戦闘を行う相手モンスターの攻撃力分アップする誘発即時効果、《ラーの翼神竜》のサポート魔法・罠カードをサーチする誘発効果を持つ。
(1)は自身の特殊召喚効果。
ダメージはどちらのカードで受けてもよく、自爆特攻やお互いにダメージを受けるカードを使えば能動的に特殊召喚可能。
能動的に使うなら《Emトリック・クラウン》を墓地へ送り、蘇生させるのがよいか。
相手ターンでダメージを受けた際に使用し、(2)の効果で壁にする手もある。
(2)は攻撃してきたモンスターの攻撃力を自身の守備力にする効果。
守備表示で特殊召喚すれば1ターンに1度ではあるが戦闘破壊されない壁として機能する。
ただ、超重武者などには効かない点には留意したい。
(3)は自身が墓地へ送られた場合に《ラーの翼神竜》のカード名が記された魔法・罠カードをサーチする効果。
能動的にフィールドから墓地へ送るにはリンク素材の他、《神・スライム》の特殊召喚のリリースに使うといい。
《神・スライム》の特殊召喚のリリースに使い、《古の呪文》をサーチしてそのまま《ラーの翼神竜》をサーチすれば、アドバンス召喚が可能。
手札から墓地へ送られた場合もトリガーとなるので手札コストにしてもいい。
《サルベージ》で回収すれば再度サーチを狙える。
サーチできる回数を増やすため、相手ターンでも《戦線復帰》などで蘇生させ墓地へ送る様にしたい。
メインデッキに入るモンスターカードでは唯一、単体で《神・スライム》の特殊召喚のリリースとなる事ができ、自身も特殊召喚が容易。
(3)の効果のサーチ対象は【ラーの翼神竜】以外では使いにくいカードが多いが、このサーチ効果を無視して《神・スライム》に特化させた構築で使用することも可能。
《神・スライム》自体が【ラーの翼神竜】と相性のよいカードではあるが、《神縛りの塚》を用いてアタッカーとしたりする場合でもこのカードは経由先として扱いやすい。
同じく《神・スライム》の展開に役立つ《リアクター・スライム》と《メタル・リフレクト・スライム》も水族なので、併用しつつ【水族】でエースを特殊召喚する手段としての運用もできる。
水属性サポートを用いても良く、《ジェネクス・ウンディーネ》で墓地に置く、《海晶乙女コーラルアネモネ》で蘇生させるなどの方法を併用すればより楽に展開できる。
水属性か水族モンスターと《ユニオン・キャリアー》を用意して装備カードにしてフィールドから墓地へ送る方法もある。
《レクンガ》とレクンガトークンで可能な他、《リアクター・スライム》とスライムモンスタートークンを自分のターンまで維持しても可能。
《エクシーズ・リモーラ》などを使っても狙える。
《ウェポンサモナー》でのサーチに対応するガーディアンであるため、速効性の低いシリーズカードのガーディアンばかりである【ガーディアン】では《神・スライム》をエースアタッカーにできる。