《ガガガカイザー》

効果モンスター
星3/地属性/戦士族/攻1800/守 600
このカードは自分フィールド上にこのカード以外の
「ガガガ」と名のついたモンスターが存在する場合のみ攻撃できる。
また、1ターンに1度、自分の墓地のモンスター1体を
ゲームから除外して発動できる。
自分フィールド上の全ての「ガガガ」と名のついたモンスターのレベルは、
この効果を発動するためにゲームから除外したモンスターと同じレベルになる。
このカードはシンクロ素材にできない。

 ABYSS RISINGで登場した地属性戦士族下級モンスター
 自分フィールド上の全てのガガガレベルを変更する効果を持つが、自身の攻撃制限と、シンクロ素材にできない2つのデメリットを持つ。

 《ガガガマジシャン》と異なり、レベル9以上にも変更可能だが、コストとなるモンスター墓地に存在する必要がある。
 エクシーズ召喚には他にもモンスターも必要になるためランク9、10のエクシーズ召喚を狙うにしても効率が良いとはいえない。
 ランク8以下ならコストが不要な《ガガガマジシャン》が優先される。

 《ガガガガール》とは同じレベルなので、墓地に該当レベルがおらずとも弱体化を補助できるが、《ガガガマジシャン》と比べフィニッシャーとなり得るランク5、6に繋ぎ難い。
 属性も異なるため、《キラー・トマト》《終末の騎士》等の闇属性サポートには対応せず、《ガガガリベンジ》での蘇生につなぎにくい。

 攻撃力ガガガの中で最も高いが、ガガガが揃う、すなわちエクシーズ召喚が狙える状況でしか攻撃できないという致命的なデメリットがあるため、宝の持ち腐れになっている。
 展開できない時に攻撃表示にできる程度である。

 ガガガ全体のレベルを変更できるものの、上記のように展開しにくく、かといって場持ちが期待できるわけでもないため、《ガガガマジシャン》《ガガガガール》と並べにくく、並べた際の爆発力も両者を並べた際のものに劣る。
 効果そのものは【ガガガ】以外でも利用できるため【戦士族】などでは採用の余地もあるが、《ゼンマイソルジャー》《レベル・ウォリアー》などの存在も考慮しなければならない。

 《ガガガマジシャン》を軸として利用する場合はあまり強力とは言えないが、《増援》を共有でき、自身を特殊召喚可能な《ガガガガードナー》との相性は良い。
 受動的とはいえ、あちらの効果手札モンスター墓地へ送りエクシーズ召喚に繋ぐといった動きも可能である。
 《終末の騎士》を併用する際は、《H−C エクスカリバー》等を利用できる機会も増える。
 また、レベルを変更する効果《ガガガガード》と同じ発動条件であり、エクシーズ召喚するモンスター《ガガガガード》耐性を与えるのもいい。

 また同じ手札誘発である《トラゴエディア》との相性も良く、あちらでレベルをコピーしたモンスター除外する事でエクシーズ召喚の条件が揃う。
 コントロール奪取時も、コストとしたモンスターを参照して《トラゴエディア》レベルを変更→除外してこのカードレベルを変更とする事で、3体素材のエクシーズモンスターも展開可能。
 2体素材のものをエクシーズ召喚した後に《ガガガリベンジ》を用いれば、これの全体強化も活きる。
 総じて《カードカー・D》《アームズ・ホール》を利用するタイプの【ガガガ】でこそ活躍できるカードだと言える。

関連カード

―《ガガガカイザー》の姿が見られるカード

収録パック等

FAQ

Q:効果分類は何ですか?
A:『自分フィールド上にこのカード以外の「ガガガ」と名のついたモンスターが存在する場合のみ攻撃できる。』効果は、永続効果となります。
  また、『自分フィールド上の全ての「ガガガ」と名のついたモンスターレベルは、除外したモンスターと同じレベルになる。』効果起動効果となります。
  なお、『このカードシンクロ素材にできない』は、効果としての扱いではありません。(効果外テキスト)(12/08/12)

Q:自分フィールド上の全てのガガガと名のついたモンスターレベルが3の時に、墓地のレベル3のモンスター除外してこのカード効果発動できますか?
A:いいえ、発動できません。(12/08/09)