*《ガガガガードナー/Gagaga Gardna》 [#u7784ceb]
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 効果モンスター
 星4/地属性/戦士族/攻1500/守2000
 相手モンスターの直接攻撃宣言時、このカードを手札から特殊召喚できる。
 また、このカードが攻撃対象に選択された時、手札を1枚捨てる事で、
 このカードはその戦闘では破壊されない。

 [[GALACTIC OVERLORD]]で登場した[[地属性]]・[[戦士族]]の[[下級モンスター]]。~
 [[直接攻撃]]時に自身を[[特殊召喚]]する[[誘発効果]]と、[[手札コスト]]によって[[戦闘破壊]]を免れる[[誘発効果]]を持つ。

 [[《バトルフェーダー》]]とほぼ同様の[[特殊召喚]]条件だが、単に[[直接攻撃]]を止めつつ[[モンスター]]を残すならば、[[バトルフェイズ]]を終了できる[[《バトルフェーダー》]]の方が優秀と言え、[[リリース]]要員としては安定しない。~
 大きな差違点は、[[レベル]]4[[モンスター]]であり、同時に高めの[[ステータス]]を持つ点。~
 [[エクシーズ召喚]]、特に爆発力の高い[[戦士族]][[エクシーズモンスター]]に繋げられるため、その[[汎用性]]は決して低くない。~
 [[下級モンスター]]を抑えられるだけの[[守備力]]は、[[特殊召喚]]後も継続して[[壁]]に利用できるという事であり、[[エクシーズ素材]]が揃わない場合や、[[相手]]の妨害を警戒する場合に力を発揮する。~
 [[《増援》]]や[[《戦士の生還》]]で、自身ともう一方の[[エクシーズ素材]]となる[[戦士族]]を使い分けられる点も見逃せない。
 1つ目の[[効果]]で[[直接攻撃]]時に[[特殊召喚]]して、2つ目の[[効果]]で[[戦闘破壊]]を防ぐことで、[[壁]]として立ちはだかる。~
 しかし、現在の[[環境]]で[[守備力]]2000というのは決して安心できるものではないので、大量展開されれば[[手札]]を捨ててこの[[カード]]を守るか、使い捨ての[[壁]]とするかの選択が迫られる。~
 [[貫通]]にこそ比較的強いものの、それこそ下記の[[《バトルフェーダー》]]ならば[[戦闘]]を行うことすらないためやはり優位点とは言い難い。~

 また2つ目の[[効果]]によって[[戦闘破壊]]を防げるため、[[手札]]さえ確保できれば長期に渡り[[フィールド]]に維持可能。~
 一方、[[攻撃力]]2000を超える大型[[モンスター]]を大量展開された場合、[[手札]]を捨ててこの[[カード]]を守るか、使い捨ての[[壁]]とするかの選択が必要になる。~
 [[手札]]が少なくなれば必然的に次の[[ターン]]以降の逆転が難しくなり、反撃できなければ結局[[破壊]]されることになるため、濫用は控えたい。
 また、この半端な[[攻撃力]]から[[《奈落の落とし穴》]]と[[《魔のデッキ破壊ウイルス》]]の双方で[[除去]]されるリスクも抱えており、[[壁]]としての役割を妨害される可能性が高い。~
 他にも[[《バトルフェーダー》]]をはじめ、似たような[[効果]]を持つ[[モンスター]]は多く、この[[カード]]はそれらと比較して優位性が低いのが難点である。~
 特に、[[《BK ベイル》]]は[[レベル]]と[[種族]]が同じ上に、あちらの方が[[効果]]を妨害されづらいため安定性で大きく劣る。~

 昨今ではこの[[カード]]の[[守備力]]を超える[[モンスター]]を展開する事はさほど難しくないのだが、その手段には依然として複数の[[カード]]を消費する事が多い。~
 そういった行動に対し、[[罠カード]]などを利用した[[除去]]を狙うのもよいだろう。~
 失敗したとしても[[戦闘破壊]]に対する保険があり、また成功すれば[[エクシーズモンスター]]による[[直接攻撃]]で多大な[[ライフ・アドバンテージ]]を得る事も可能。~
 これには[[手札]]の補充手段が必須となるため、[[《カードカー・D》]]や[[《増殖するG》]]といったものを併用したい。~
 [[ガガガ]]である点を活かそうにも[[戦士族]]・[[レベル]]4の[[ガガガ]]には[[《希望皇オノマトピア》]]・[[《ズバババンチョー−GC》]]が存在しており、[[自分]]の[[ターン]]に展開して[[エクシーズ召喚]]を狙いづらいこの[[カード]]は優先しづらい。~
 他にも[[《ガガガガール》]]や[[《ガガガ学園の緊急連絡網》]]とも今一つ噛み合わず、他の[[カード]]との兼ね合いを気にしなければならない。~

 また[[リクルーター]]程度ならば[[戦闘破壊]]できるだけの[[攻撃力]]があり、[[戦闘破壊]][[耐性]]は常時発揮されるため、[[召喚]]・[[特殊召喚]]に限らず、自ら[[攻撃]]を仕掛ける事も可能。~
 [[《海皇の狙撃兵》]]のような[[直接攻撃]]を狙ったものを次の[[ターン]]で返り討ちにできる。~
 [[《機甲忍者ブレード・ハート》]]等で[[ライフ]]を削りきるラインを下げたり、[[エクシーズ召喚]]に対する[[《神の警告》]]を[[発動]]させにくくするなどの動きも可能である。~
 反面、1500という数値が災いし[[《奈落の落とし穴》]]にかかってしまう。~
 特に[[特殊召喚]]時を狙われようものなら、[[直接攻撃]]をそのまま受ける事になるため、この弱点は決して無視できるものではない。~
 一方で見方を変えればこの[[攻撃力]]1500という数値は同系統の[[カード]]の中でもかなり高いため露払い程度ならば十分こなせ、[[戦闘破壊]][[耐性]]は常時発揮されるため1ターンを凌いだ後は自ら[[攻撃]]を仕掛ける事もできる。~
 攻守ともにそれなりの[[戦士族]]であることを利用し、[[《最強の盾》]]を装備するのもいいだろう。~
 また[[《オノマト連携》]]で[[サーチ]]できる[[モンスター]]の中でも[[汎用性]]が高く唯一の[[手札誘発]]持ちのため、[[ガガガ]]以外の[[サーチ]]を目的としてあちらを使用する際には防御札としての採用が考えられる。~

 これを補完する意味でも、[[《強制脱出装置》]]は是非併用したい。~
 再度の[[召喚]]・[[特殊召喚]]が容易であるため、自身に使う場合の負担を軽減でき、[[除去]]と[[1:1交換]]が狙えるほか、上述のようにこの[[カード]]の突破を狙う[[上級モンスター]]や[[特殊召喚モンスター]]に大きな効力を発揮する。~
 また、[[フィールド]]に他の[[モンスター]]が存在しない時に[[《強制脱出装置》]]が[[《サイクロン》]]などに狙われた場合、この[[カード]]を[[バウンス]]する事で続く[[《サイバー・ドラゴン》]]やそれに類する[[特殊召喚]]手段をもつものを牽制できる。~
 [[《門前払い》]]とも高い[[シナジー]]を形成しており、[[手札]]1枚で[[相手]]の[[攻撃]][[モンスター]]を[[バウンス]]でき、自身は[[手札]]に戻る事のリスクを[[特殊召喚]][[効果]]でカバーできる。~
 総じて単体性能ではさほど秀でた面はないものの独自の利点も多く、[[【ガガガ】]]よりもむしろそれ以外の[[デッキ]]に採用する方が輝く縁の下の力持ちな1枚といえるだろう。

 上記のように決して悪くない性能を持っているのだが、同じ[[レベル]]4[[戦士族]][[モンスター]]である[[《フォトン・スラッシャー》]]の存在で実際にはなかなか採用されにくい。~
 こちらはあくまで受動的な[[特殊召喚]]であるため、[[戦士族]][[エクシーズモンスター]]で隙を突いて[[ライフ]]を削り取るといった動きが困難であり、それが可能な[[《フォトン・スラッシャー》]]自身と、この[[カード]]の[[特殊召喚]][[効果]]の条件が噛み合わない。~
 また、低[[攻撃力]][[モンスター]]による[[攻撃]]をあまり行わない[[デッキ]]だと、[[腐る]]まではいかずとも、その機能を果たしにくく、僅かな[[特殊召喚]]の機会であったり、この[[カード]]を用いた[[エクシーズ召喚]]に対する[[除去]]を温存させやすい。~
 こちらが得意とする、[[攻撃力]]2000未満の[[モンスター]]を軸とした[[ビートダウン]][[デッキ]]に対しても、[[《フォトン・スラッシャー》]]ならば[[戦闘破壊]]が狙える分より負担をかけやすい。~
 関連してこの[[カード]]自身もあちらのような、容易に展開できる[[攻撃力]]2000超の[[モンスター]]に弱い。~

 この[[カード]]独自の動きができるのは確かだが、[[《奈落の落とし穴》]]と[[《魔のデッキ破壊ウイルス》]]の両方の影響も受けるなど攻めの起点とするにも、防御に用いるにも中途半端である点は否めない。~
 [[エクシーズモンスター]]や相性の良い[[カード]]もあわせ、柔軟性を活かしたプレイングが要求される[[モンスター]]だと言える。~

 ただしこれは単体で見た場合の話で、[[ガガガ]]を使った[[デッキ]]においてはまた違った運用となる。~
 [[《ガガガガール》]]と[[レベル]]が合わず[[闇属性]]や[[魔法使い族]]の[[サポートカード]]を併用できないが、一方同じ[[地属性]]・[[戦士族]]である[[《ガガガカイザー》]]や[[ガガガ]]が必要となる[[《ガガガクラーク》]]とは相性がよく、前者の場合は高[[ランク]]の[[エクシーズ召喚]]に、後者は[[チューナー]]を[[召喚]]して高レベルの[[シンクロ召喚]]を狙ったり、[[アドバンス召喚]]を狙ったりできる。~
 また、[[《ガガガマジシャン》]]等を[[墓地へ送る]]手段となる[[《終末の騎士》]]とは[[戦士族]]縛りの[[エクシーズ召喚]]を狙え、[[《ガガガリベンジ》]]を用いる際の[[《アームズ・ホール》]]の[[デメリット]]もカバーできるなど、間接的なフォローは効きやすい。~
 その他、自身の[[戦闘破壊]][[耐性]]と[[ステータス]]の高さから場持ちが期待でき、[[《ガガガボルト》]]や[[《ガガガガード》]]とは相性がいい。~
 
-[[属性]]・[[種族]]が共通し同じ[[特殊召喚]][[効果]]を持つ[[モンスター]]として[[《ジャンク・ディフェンダー》]]が存在する。~
あちらは[[効果]]を[[発動]]することで、[[《サイバー・ドラゴン》]]までを防ぐ[[守備力]]になるが、単純な防御手段ならばどちらにしても[[《バトルフェーダー》]]に分がある。~
これらを採用する場合は初めから[[レベル]]などの要素を重視する事になるので、基本的には別物とみて良い。~

-原作・アニメにおいて―~
アニメZEXALの「遊馬vsゴーシュ&ドロワ」戦において遊馬が使用。~
ゴーシュの[[《ハンマーラッシュ・バウンサー》]]の[[直接攻撃]]時に[[特殊召喚]]され、自身の[[効果]]で[[戦闘破壊]]を防いだ。~
しかし、[[《ブレード・バウンサー》]]の2度の[[攻撃]]で遊馬の[[手札]]が尽きてしまう。~
防御不能の状態で[[《ブレード・バウンサー》]]の3回目の[[連続攻撃]]を受けたが、[[《タスケナイト》]]の[[効果]]によって[[戦闘破壊]]を免れた。~
しかし、[[《ブレード・バウンサー》]]の2度の[[攻撃]]で遊馬の[[手札]]が尽き、防御不能の状態で[[《ブレード・バウンサー》]]の3回目の[[連続攻撃]]を受けたが、[[《タスケナイト》]]の[[効果]]によって[[戦闘破壊]]を免れた。~
その後、次の遊馬の[[ターン]]に[[《タスケナイト》]]と共に[[《No.39 希望皇ホープ》]]の[[エクシーズ素材]]となった。~
「遊馬vs&ruby(スリー){III};」戦では[[《No.33 先史遺産−超兵器マシュ=マック》]]の[[直接攻撃]]時に[[特殊召喚]]されたが、[[効果]]は[[発動]]されずそのまま[[戦闘破壊]]された。~
アニメZEXAL&ruby(セカンド){II};の「遊馬vs凌牙」(5戦目)では[[《ブラック・レイ・ランサー》]]の[[直接攻撃]]時に[[特殊召喚]]されて[[戦闘破壊]]を防ぎ、[[《ガンバラナイト》]]と共に[[《H−C エクスカリバー》]]の[[エクシーズ素材]]となった。~

--アニメでは[[攻撃表示]]でしか[[特殊召喚]]できなかった為、上記のように[[《ブレード・バウンサー》]]の[[攻撃]]の[[的>サンドバッグ]]と化していた。~
結果としてOCG化に伴い強化されている。~
--アニメでは[[攻撃表示]]でしか[[特殊召喚]]できなかった為、上記のように[[《ブレード・バウンサー》]]の[[サンドバッグ]]と化していた。~
結果として[[OCG]]化に伴い強化されている。~
--「遊馬vsナッシュ戦」では、[[OCG]]のこの[[カード]]と同じく[[相手]]の[[直接攻撃]][[宣言]]時に[[守備表示]]で[[特殊召喚]]できる《ガガガガーディアン》が登場している。~

--アニメZEXALの第3期OP映像では、盾をサーフボードのようにして乗っている姿が確認できる。

--Dチーム・ゼアルの「遊馬vs凌牙」戦でも、遊馬が使用。~
--アニメZEXALの第3期OP映像では、盾をサーフボードのようにして乗っている姿が確認できる。

--Dチーム・ゼアルの「遊馬vs凌牙」、「vs亜隈雷蔵」戦でも、遊馬が使用。~

//-コナミのゲーム作品において―~

//-神話・伝承において―~

**関連カード [#c12b5541]
**関連カード [#card]
-[[ガガガ]]

-[[《ジャンク・ディフェンダー》]]
-[[《バトルフェーダー》]]
-[[《BF−熱風のギブリ》]]
-[[《魔轟神獣ルビィラーダ》]]

-[[相手の直接攻撃宣言時に特殊召喚できるカード>《バトルフェーダー》#list]]

//―《ガガガガードナー》の姿が見られる[[カード]]
//他のカードにこのカードのイラストが含まれている場合、そのカードをリンク

//**このカードを使用する代表的なデッキ
//**このカードを使用する代表的なデッキ [#deck]
//-[[【】]]

**収録パック等 [#teac82b0]
**収録パック等 [#pack]
-[[GALACTIC OVERLORD]] GAOV-JP005 &size(10){[[Rare]]};
-[[STARTER DECK(2013)]] ST13-JP011
-[[スターターデッキ(2013)]] ST13-JP011

**FAQ [#he0b1b11]
**FAQ [#faq]
Q:[[特殊召喚]][[効果]]と[[戦闘破壊]]を免れる[[効果]]は[[チェーンブロック]]が作られますか?~
A:はい、両方とも[[誘発効果]]で[[チェーンブロック]]が作られます。(12/02/18)

Q:[[直接攻撃]]された時、[[手札]]のこの[[カード]]を複数枚[[特殊召喚]]できますか?~
A:いいえ、できません。(12/02/23)

Q:この[[モンスター]]の[[効果]]に[[チェーン]]して[[《月の書》]]を[[発動]]しこの[[モンスター]]を[[裏側守備表示]]とした場合、[[戦闘破壊]][[耐性]]は[[適用]]されますか?~
A:いいえ、されません。(13/04/06)

Q:自身の[[効果]]が[[適用]]されたこの[[モンスター]]が[[裏側表示]]となった場合、[[戦闘破壊]][[耐性]]は[[適用]]され続けますか?~
A:いいえ、[[適用]]されなくなります。(13/04/06)

Q:[[直接攻撃]]宣言時に[[相手]]がこの[[カード]]を[[特殊召喚]]し、[[バトルステップの巻き戻し]]が起きました。~
  [[攻撃]]対象を選び直す前に[[《奈落の落とし穴》]]や[[《月の書》]]を[[発動]]できますか?~
Q:[[直接攻撃]][[宣言]]時に[[相手]]がこの[[カード]]を[[特殊召喚]]し、[[バトルステップの巻き戻し]]が起きました。~
  [[攻撃対象]]を選び直す前に[[《奈落の落とし穴》]]や[[《月の書》]]を[[発動]]できますか?~
A:その場合、まずこの[[カード]]の[[特殊召喚成功時>特殊召喚に成功した]]に[[カードの発動]]の有無を[[お互い]]に確認する必要があります。~
  そのため、[[バトルステップの巻き戻し]]を行う前に[[《奈落の落とし穴》]]や[[《月の書》]]を[[発動]]できます。(13/04/18)~

//質問だけの投稿は禁止。ここは「質問と、それに対する事務局の回答」の両方を同時に記述する項目です。
//記述する場合、事務局に質問した日付を(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。
//未発売カードに限り、『A:(発売をお待ちください)』とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。
//ルールやカードの処理等についての質問は遊戯王エキスパートルールHPで調べるか、ルール質問BBSを利用してください。
//ルールやカードの処理等についての質問は、公式サイトの「遊戯王カードデータベース」で調べるか、ルール質問BBSを利用してください。
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