遊戯王カードWiki - 《ガスタの交信》のバックアップ(No.12)

《ガスタの交信(こうしん)》 †

通常魔法
自分の墓地に存在する「ガスタ」と名のついたモンスター２体を選択し、
デッキに加えてシャッフルする。
その後、相手フィールド上に存在するカード１枚を選択して破壊する。

　DUEL TERMINAL －インヴェルズの侵略！！－で登場した通常魔法。
　墓地のガスタ２枚をデッキに戻すことで、相手のカード１枚を破壊する効果を持つ。

　モンスターカード、魔法・罠カード問わず破壊できるのは強み。
　発動条件がやや重いが、リクルーターの多いガスタでは、墓地にモンスターもたまりやすく、意外に簡単に満たせる。

　一応通常魔法であるため臨機応変に発動できないという難点はある。
　しかし手札に来てすぐに発動できる点では、ガスタにおける《最古式念導》のような活躍も見込める。
　ただし、この違いが影響する機会は少ないものの、あちらと違って自分のカードを破壊できないことは留意しておこう。
　むしろ、ガスタにはサイキック族モンスターが多いため、両方を採用することもできる。

　相手のフィールドに強力なモンスターが召喚されたり、永続魔法が発動されたりしてもすぐには対応できないが、性質とその役割上、そこは他のカードによって補っていくべき部分である。

　ただ除去をしたいのであれば、《サンダー・ブレイク》もある。
　リクルーターを多用するガスタだからこそ、慎重にデッキに戻すカードを選びたい。

　以上の様に高い汎用性のある強力な効果を持っており、ガスタで統一されたデッキには複数枚の採用が検討される。

「その後、選択する」と書いてあるが、実際には破壊対象を選択するのは発動時なので注意。

ガスタは全て風属性であり、同様に墓地の２枚を戻して相手を１枚除去できる通常魔法には《ガルドスの羽根ペン》も存在する。
あちらはガスタ以外の風属性にも使用できる他、《スターダスト・ドラゴン》などに妨害されないため、扱いやすさでは勝る。
しかし、こちらは完全に破壊が可能であり、ガスタの名前を持つため《ダイガスタ・スフィアード》に対応する。
よって、【ガスタ】においてこれらは相互互換と言え、採用するモンスターや仮想敵に応じて使い分けていきたい。