《ガトリングバギー/Overdrive》 †
通常モンスター
星4/地属性/機械族/攻1600/守1500
重機関銃装備の装甲車。どんな荒れ地も平気で走る事ができる。
《リミッター解除》が初収録されたThousand Eyes Bible −千眼の魔術書−で登場した下級機械族モンスター。
当時、レベル4以下の機械族としては攻撃力が《メカ・ハンター》《王室前のガーディアン》に次ぐ第3位であった。
その為、《リミッター解除》によるサポートを軸に置いた初期の【機械族】デッキでは採用する者も少なくなかった。
現在では優秀な機械族モンスターは数多く存在するので、このカードの姿を対戦中に目にする事はほとんどないだろう。
- ちなみに銃や兵器などの描写に厳格な海外において、イラストが全く修正されなかった数少ないカードでもある。
日本人にとっては、あちらの基準というのは理解しかねるものである。
なお、《ポールポジション》に描かれているこのモンスターは修正されている。
- 名前は「バギー」なのにイラストとテキストは「装甲車」。
だがテキストの「どんな荒れ地も平気で走る事ができる」という説明はバギーと一致している。
「全地形対応車」(ATV)は一般にバギーと呼ばれているからだ。
また装甲を装備した軍用バギーも存在するので、絶対に間違っているとも言い切れない。
- 英語名が「オーバードライブ」となっているのが謎である。
- 「ガトリング砲」とは銃軸の周囲にいくつかの銃身を配置し、外部動力でそれを回転させて「装填・発射・排莢」を連続的に行う構造を持つ兵器のことである。
ちなみに日本ではこの兵器が輸入された当初(明治時代)は発音しにくいのか「ガットリング砲」と呼ばれていた。
関連カード †
―《ガトリングバギー》の見られるカード
―ガトリングを持つモンスター
収録パック等 †