カウンター罠 モンスターの召喚・反転召喚を無効にし、 そのモンスターを持ち主の手札に戻す。
ENEMY OF JUSTICEで登場した、モンスターの召喚を無効にするカウンター罠。
生け贄コストが無くなった代わりに、特殊召喚に対応できず手札に戻すようになった《昇天の角笛》。
普通に使うなら状況を選ばない《強制脱出装置》の方が強い。
活躍するにはカウンター罠という利点を生かして、パーミッションがいいだろう。
類似カードの《昇天の角笛》と違いノーコストだが、結局はバウンスカードなので《昇天の角笛》と同様に損をする。
下級モンスターの召喚・反転召喚に対して発動すれば１：０交換となる。
１：１交換をするには"上級モンスターの生け贄召喚やセット後の反転召喚"を狙うしかない。
それ以上の交換を望めるのは"最上級モンスターの生け贄召喚やセット後の反転召喚"のみ。
召喚そのものを無効にするため、効果モンスターの効果もほぼ無効化できる点は魅力。
軽微ながら《人造人間−サイコ・ショッカー》《氷帝メビウス》《ならず者傭兵部隊》等に対抗できるカードはそれほど多くないからだ。
また《神の宣告》と違い、《光と闇の竜》の召喚に対して発動しても蘇生効果を抑えられる点は、パーミッションにおいて意外に大きな利点となる。
勿論、再度生け贄召喚を行うには生け贄を用意しなければならないため、大幅にテンポを狂わせることもできる。
ただし、テンポを狂わせている内に対抗カードを引かないとただテンポを狂わせただけに終わることがあるので過信は禁物。
確かに、下級モンスターに対して使用した場合でもカード・アドバンテージこそ損なうがボード・アドバンテージは稼いでくれる。
しかし所詮はバウンスカードなので、まだそのモンスターの恐怖があることを忘れてはならない。
―イラスト関連
Ｑ：召喚を無効にするということは、通常召喚を無効にされた後で別のモンスターを召喚することはできますか？
Ａ：召喚を無効にされても｢召喚機会を使用した｣事実は残るので、もうこのターンは通常召喚できません。