効果モンスター 星７/地属性/獣族/攻2500/守 800 自分フィールド上に表側表示で存在する「モジャ」１体をリリースして発動する。 このカードを手札または墓地から特殊召喚する。 「キング・オブ・ビースト」はフィールド上に１体しか表側表示で存在できない。
EXTRA PACK Volume 3で登場した地属性・獣族の最上級モンスター。
特定のモンスターをリリースして手札・墓地から特殊召喚する起動効果、フィールド上に１体しか存在できないルール効果を持つ。
墓地からの特殊召喚が可能なので、《おろかな埋葬》や手札コストによって積極的に墓地に送りたい。
この戦術は《森の番人グリーン・バブーン》や《暗黒のマンティコア》と共有できるため、既存の【獣族】や【ビースト】にも組み込みやすい。
肝心の《モジャ》をフィールドに揃える方法もそれほど難しくない。
専用カードである《ビーストライカー》の効果で手札のこのカードを捨てれば、僅か手札１枚でこのカードを特殊召喚することが出来る。
無論、《巨大ネズミ》によってリクルートするのも有効。
《モジャ》が低ステータスなことから《リミット・リバース》・《デブリ・ドラゴン》や《ジャンク・シンクロン》などによって蘇生することもできる。
とりわけ毎ターン《モジャ》を蘇生できる《金華猫》とのコンボならば、このカードか《モジャ》のどちらかが除外等をされない限り、何度除去を受けても攻撃力2500のモンスターを居座らせることができる。
《魔獣の懐柔》により《モジャ》とレベル２の獣族２体をリクルートすれば、このカードを手札・墓地から特殊召喚した上で《Ｎｏ.６４ 古狸三太夫》のエクシーズ召喚も行える。
《Ｎｏ.６４ 古狸三太夫》の効果で攻撃力2500の影武者狸トークンが出来上がれば、最低手札一枚から総攻撃力6000となる布陣が出来上がり一気にラッシュがかけられる。
このように特殊召喚手段は豊富だが、フィールドに出た後はバニラ同然であることが最大の弱点。
エクシーズモンスターの蔓延する環境にとって攻撃力2500という数値は決して安心できるものではない。
戦闘破壊は《森の番人グリーン・バブーン》の弱点でもあるので、《バーサーキング》や《収縮》等のコンバットトリックで補いたいところ。
同名カードを展開出来ないデメリットは非常に大きく、２枚目以降は予備としてしか機能せずランク７のエクシーズ召喚を狙う事も難しい点がネックとなっている。
Ｑ：《キング・オブ・ビースト》の効果分類は何ですか？
Ａ：自身を特殊召喚する効果の種別は、起動効果となります。
また、『フィールド上に１体しか表側表示で存在できない。』効果については、特に分類のない効果（→ルール効果）となります。(13/08/29)
Ｑ：手札からこのカードを特殊召喚する効果を発動しそれにチェーンをして《マインドクラッシュ》等の効果でこのカードが墓地へ送られた場合、効果解決時に墓地から特殊召喚できますか？
Ａ：いいえ、特殊召喚できません。(10/09/18)
Ｑ：フィールド上に１体しか表側表示で存在できない効果は、《スキルドレイン》で無効化されますか？
Ａ：無効化されます。ただし、手札や墓地等に存在する《キング・オブ・ビースト》の方の効果は無効になっていませんので２体目を表側表示で特殊召喚等はできません。（10/09/18）
Ｑ：墓地と手札それぞれにこのカードが存在する場合、効果を発動する際にどちらであるかを明言する必要がありますか？
Ａ：はい、例えば墓地の《キング・オブ・ビースト》の効果を発動する場合は｢墓地の《キング・オブ・ビースト》の効果を発動」と明言する必要があります。
また、手札の《キング・オブ・ビースト》の効果を発動する場合は見せて「手札の《キング・オブ・ビースト》の効果を発動」と明言する必要があります。(13/08/29)