*《ギルフォード・ザ・ライトニング/Gilford the Lightning》 [#h5022756]
*《ギルフォード・ザ・ライトニング/Gilford the Lightning》 [#top]
 効果モンスター
 星8/光属性/戦士族/攻2800/守1400
 3体の生け贄を捧げてこのカードを生け贄召喚した場合、
 相手フィールド上モンスターを全て破壊する。
 このカードはモンスター3体をリリースして召喚する事もできる。
 (1):モンスター3体をリリースしてこのカードのアドバンス召喚に成功した場合に発動する。
 相手フィールドのモンスターを全て破壊する。

 [[遊戯王デュエルモンスターズ6 エキスパート2 付属カード>ゲーム付属カード#g02d4f6b]]で登場した、[[光属性]]・[[戦士族]]の[[最上級モンスター]]。~
 3体[[生け贄]]で[[生け贄召喚]]する事ができる[[召喚ルール効果]]と[[相手]][[フィールド]]上の[[モンスター]]を全て[[破壊]]する[[誘発効果]]を持つ。~
 [[効果]]の影響力、豪快さ、[[発動]]しづらさと、[[最上級モンスター]]としてのインパクトは十分である。~
~
 しかし、[[発動条件]]があまりにも厳しい。~
 全体除去が欲しい状況では生贄を3対確保する事が極めて難しく、[[《雷帝ザボルグ》]]や[[《ライトニング・ボルテックス》]]等に比べて使いにくさが目立つ。~
 しかも上位カードに[[攻撃力]]が上回り、3体の[[生け贄]]を捧げて[[召喚]]する事で[[相手]][[フィールド上のカード]]を全て[[破壊]]でき、[[妥協召喚]]までできる[[《神獣王バルバロス》]]が存在する。~
 [[遊戯王デュエルモンスターズ6 エキスパート2 付属カード>ゲーム付属カード#DM6]]で登場した[[光属性]]・[[戦士族]]の[[最上級モンスター]]。~
 [[モンスター]]3体を[[リリース]]して[[召喚]]できる[[効果外テキスト]]、この方法で[[アドバンス召喚に成功した]]場合に[[相手]][[フィールド]]の[[モンスター]]を全て[[破壊]]する[[誘発効果]]を持つ。~

 《ギルフォード・ザ・ライトニング》の[[メリット]]は[[光属性]]・[[戦士族]]のサポートカードが使える事と[[《ユーフォロイド・ファイター》]]に[[融合素材]]として使える程度か。~
 そもそも除去に優れる戦士族デッキに重すぎる全体除去は必要とされず、他のデッキで活用するなら基本的に[[《神獣王バルバロス》]]が優先されてしまう。~
 そのため現在は魅せカード、ロマンプレイのためだけのカードとなってしまった。今後のサポートに期待したい。~ 
~
 尚、[[《ユーフォロイド・ファイター》]]を採用した[[デッキ]]になら用いられる事がある。~
 [[召喚制限]]のない[[戦士族]]ではトップの[[攻撃力]]を持つ為、[[融合]]後に[[蘇生]]でき、[[《ユーフォロイド》]]や[[《パワー・ボンド》]]を引けない場合にも[[アタッカー]]にできる。~
~
 [[効果]]や[[攻撃力]]は[[《神獣王バルバロス》]]に見劣りしてしまうが、[[光属性]]・[[戦士族]]の[[サポートカード]]を使う事で十分活躍できる。~
 [[《不死武士》]]を[[リリース]]できる他、[[《戦士の生還》]]で[[サルベージ]]できるなど、[[【戦士族】]]ならばこちらに価値を見出せるだろう。~
 特に[[《不死武士》]]は[[《地獄の暴走召喚》]]を使うことで簡単に3体の[[リリース]]を確保でき、[[《不死武士》]]の2枚目以降が[[腐る]]可能性があるという欠点と、[[《地獄の暴走召喚》]]の[[相手]]にも大量展開を許してしまうという欠点の両方をカバーできる。~
 [[《不死武士》]]を阻害しない[[戦士族]]の[[ダブルコストモンスター]]である[[《暗黒騎士ガイアオリジン》]]も活用可能。~
 [[光属性]]のため[[《オネスト》]]で[[強化]]でき、[[《フォトン・サンクチュアリ》]]で2体分の[[リリース]]を用意できる。~
//[[リンク]]2を経由して[[《リンクロス》]]を出すことで3体分の[[リリース]]を用意できる。~
//禁止カードになったからコメントアウトした記述。削除までする必要なしでは
 [[《フォトン・スラッシャー》]]などの[[特殊召喚]]が容易な[[戦士族]]も存在し、併用すれば3体を[[リリース]]し、[[効果]]を発揮することも容易。~
 変わった所では、[[《ジョーカーズ・ワイルド》]]で[[《ジョーカーズ・ストレート》]]の[[効果]]を[[コピー]]し、[[相手]][[ターン]]で3体の[[リリース]]を用意し、奇襲的に[[アドバンス召喚]]からの[[全体除去]]を狙ってみるのも面白い。~
 奇襲性は失われるが、[[《聖騎士の追想 イゾルデ》]]により予め[[サーチ]]しておき、隙を付いて[[全体除去]]の機会を狙うのもまた一興だろう。~

//[[攻撃力]]が高いため、[[《ユーフォロイド・ファイター》]]との相性も良い。~
//[[融合召喚]]後の[[墓地]]からの[[特殊召喚]]はもちろん、[[《ユーフォロイド》]]や[[《パワー・ボンド》]]を引けない場合にも[[アタッカー]]として運用する事ができる。~
//より攻撃力の高い戦士族が出た上に、アドバンス召喚でしか効果を活かせないなら特に相性が良いとは言えないのでは

-後に[[《異次元エスパー・スター・ロビン》]]が登場するまで、[[召喚制限]]のない[[戦士族]][[モンスター]]の中で最も高い[[攻撃力]]を持っていた。~
なお、その間に[[《パペット・キング》]]・[[《フェニックス・ギア・フリード》]]、[[《氷結界の虎将 グルナード》]]・[[《コアキメイル・ルークロード》]]と、同条件の[[モンスター]]は4体登場している。~
このうちこの[[カード]]と[[《フェニックス・ギア・フリード》]]・[[《氷結界の虎将 グルナード》]]の3体は、[[《異次元エスパー・スター・ロビン》]]と比較して[[《トレード・イン》]]に対応する[[メリット]]がある。~

-[[イラスト]]が2種類存在する。~
[[DM6付属カード>ゲーム付属カード#DM6]]・[[決闘者の栄光−記憶の断片− side:武藤遊戯]]収録のものは原作仕様の[[イラスト]]。~
[[STRUCTURE DECK−城之内編− Volume.2]]・[[EXPERT EDITION Volume.4]]・[[MILLENNIUM PACK]]収録のものは原作における「城之内vs闇マリク」戦での「ライトニング・クラッシュ・ソード」使用時のコマを元にした[[イラスト]]となっている。~

-ギルフォード(Guildford, Guilford)とは、英語圏で用いられる人名、地名である。~

-原作・アニメにおいて―~
バトルシティトーナメントにおいて、城之内が使用している。~
[[効果]]で[[《万力魔神バイサー・デス》]](アニメでは《プラズマイール》)を[[破壊]]するも、[[《ラーの翼神竜》]]の炎に焼かれてしまった。~
その後、「KCグランプリ編」の「マスク・ザ・ロックvs城之内」戦、劇場版「光のピラミッド」にも登場。~
[[攻撃]]名は「ライトニング・クラッシュ・ソード」、[[効果]]名は「ライトニング・サンダー」。
--遊戯王Rでも、城之内が使用している。~
キースの[[ライフポイント]]を大幅に減らしたが、[[《邪神イレイザー》]]によって倒された。~
二度も神によって葬られた不運な[[モンスター]]である。
「バトルシティ編」における「城之内vs闇マリク」戦にて城之内が使用。~
//城之内が持つ[[レアカード]]で唯一、アンティやトレードで手に入れた訳では無い、生粋の城之内自身が手に入れた切り札である。
//入手方法不明なのに断言しないで
城之内いわくバトルシティにおける彼の「最強のしもべ」であり、どんな特殊能力を持った[[モンスター]]でも[[破壊]]できると豪語していた。~
作中では[[《溶岩魔神ラヴァ・ゴーレム》]]・[[《ロケット戦士》]]・[[《漆黒の豹戦士パンサーウォリアー》]]の3体を[[生け贄]]に[[召喚]]され、その[[効果]]によって無敵状態の[[《万力魔神バイサー・デス》]](アニメでは《プラズマイール》)を[[破壊]]した。~
[[直接攻撃]]を行うも[[通常罠]]《悪夢の魔鏡》で[[攻撃]]を[[無効]]化され、返しの[[ターン]]で[[《ラーの翼神竜》]]の[[第三の能力>《ラーの翼神竜−不死鳥》]]に焼かれてしまった。~
その後もアニメでは「ドーマ編」の「城之内vs舞」戦、「KCグランプリ編」の「城之内vsマスク・ザ・ロック」戦、[[劇場版『光のピラミッド』>劇場版遊戯王配布カード#MOV]]にも登場。~
[[攻撃]]名は「ライトニング・クラッシュ・ソード」、[[効果]]名は「ライトニング・サンダー」。~

**関連カード [#p18033ba]
--この[[カード]]が初登場した回のサブタイトルにはこの[[カード]]の名前が入っているが、「&ruby(ギルフォード・ザ・ライトニング){稲妻の戦士};」と表記されていた。~

--[[《真紅眼の黒竜》]]を奪われた城之内は[[《時の魔術師》]]を「最後の[[レア>レアリティ]]」と称して[[アンティ>賭けカード]]にしており、この[[カード]]には言及していない。~
「バトルシティ編」の途中で入手したのか、あるいは能力は高いが[[レアリティ]]はそれほどではないのかもしれない。~

--上記の「城之内vsマスク・ザ・ロック」戦で城之内がこの[[カード]]を[[生け贄召喚]]した際、「《ギルフォード・ザ・ライトニング》を[[攻撃表示]]で[[特殊召喚]]する!!」と誤った発言をしている。~


--遊戯王Rの「城之内vsキース」戦でも城之内が使用。~
[[魔法カード]]《テイク・オーバー》の[[効果]]により、[[《時の機械−タイム・マシーン》]]で[[特殊召喚]]された[[《聖導騎士イシュザーク》]]を[[墓地]]へ送って[[手札]]から[[特殊召喚]]された。~
[[《モーターバイオレンス》]]・[[モーターパーツ>モータートークン]]・《モーター・カイザル》を次々と[[戦闘破壊]]してキースの[[ライフポイント]]を大幅に削る。~
しかし、《モーター・カイザル》を[[破壊]]したことが《スクラップ・ガレージ》[[発動]]に繋がってしまい、[[生け贄召喚]]された[[《邪神イレイザー》]]によって[[戦闘破壊]]されてしまった。~
いずれも活躍の場を与えられているが、二度も神によって葬られた稀有な[[モンスター]]でもある。~

---バトルシティ終了後もこの[[攻撃力]]を超える[[カード]]は入手していないらしく、Rでも城之内の[[デッキ]]の最強のしもべの座を守り抜いている。~

-コナミのゲーム作品において―~
DM7,8では、[[召喚]]時ではなく[[起動効果]]によって[[相手]][[モンスター]]をすべて[[破壊]]するという、[[《オベリスクの巨神兵》]]の[[下位種]]とも言える[[効果]]を持っていた。~
[[最上級モンスター]]の中では扱いやすい[[効果]]を持ち、2体[[生け贄]]が必要であるがゆえに投入コストも安いため中々有用である。~

--[[エキスパート2006>ゲーム付属カード#EX2006]]では[[モンスター]]以外禁止の制限[[デュエル]]の対戦[[相手]]として登場。~
当然、[[【フルモンスター】]]を使用するが、当時は[[カード]]プールが乏しく、基本的な構築は[[魔法カード]]、[[罠カード]]抜きの[[【スタンダード】]]に近い。~
デッキ名は「肉弾戦」。~

--クロスデュエルにおいては以下のオリジナルの[[フレイバー・テキスト]]が存在する。~
 稲妻と共に現れ、稲妻を操る伝説の戦士。
 その力が振るわれた刹那、すでに戦いは終わっている。

-その他の商品展開―~
[[ラッシュデュエル]]においては、[[デッキ]]に1枚しか投入できない「[[レジェンドカード>RUSH:レジェンドカード]]」として登場している。~
条件付きの[[アドバンス召喚]]を行った場合に[[発動]]する[[効果]]は「[[召喚]]した''[[ターン]]で[[発動]]できる''」となっており、[[効果]]を[[発動]]する前に[[カード]]で妨害されるリスクが生まれた。~
一方で、あちらのゲームは1[[ターン]]における[[召喚]]回数に制限が無いため[[OCG]]版の様に[[召喚権]]を温存して[[リリース]]要員を並べる手間をかけずに済み、[[効果の発動]]のしやすさでは[[OCG]]より遥かに楽である。~
[[RUSH:《ギルフォード・ザ・ライトニング》]]を参照。~
--また、名前の似た[[《ギルフォード・ザ・ライジング》>RUSH:《ギルフォード・ザ・ライジング》]]という[[モンスター]]も登場している。~

**関連カード [#card]
-[[《ギルフォード・ザ・レジェンド》]]

-[[《神獣王バルバロス》]]
-[[《墓守の審神者》]]
-[[《モイスチャー星人》]]

-[[《雷帝ザボルグ》]]
//-[[《雷帝ザボルグ》]]

-[[《サンダー・ボルト》]]

**収録パック等 [#w589152b]
//**このカードを使用する代表的なデッキ [#deck]
//-[[【】]]

―《ギルフォード・ザ・ライトニング》の姿が見られる[[カード]]
-[[《トークン》(城之内克也)]]([[トークンパック Vol.4>プロモカード#TK04]]版)

**収録パック等 [#pack]
-[[遊戯王デュエルモンスターズ6 エキスパート2 付属カード>ゲーム付属カード#DM6]] G6-04 &size(10){[[Ultra]],[[Secret]]};
-[[STRUCTURE DECK−城之内編− Volume.2]] SJ2-008 &size(10){[[Ultra]]};
-[[遊戯王デュエルモンスターズ6 エキスパート2 付属カード>ゲーム付属カード#g02d4f6b]] G6-04 &size(10){[[Ultra]],[[Secret]]};
-[[EXPERT EDITION Volume.4]] EE04-JP242 &size(10){[[Secret]]};
-[[決闘者の栄光−記憶の断片− side:武藤遊戯]] 15AX-JPM17 &size(10){[[Millennium>Parallel#MR]],[[Secret]]};
-[[MILLENNIUM PACK]] MP01-JP009 &size(10){[[Millennium>Parallel#MR]]-[[Super]]};

**FAQ [#tc0105e7]
Q:このカードを2体[[生け贄]]で[[召喚]]することは可能ですか?~
A:はい、可能です。
**FAQ [#faq]
Q:この[[カード]]は通常通り2体の[[リリース]]で[[アドバンス召喚]]する事はできますか?~
A:はい、できます。

Q:[[《死皇帝の陵墓》]]の[[効果]]でライフを3000支払って[[召喚]]して[[相手]][[モンスター]]を全て[[破壊]]することは出来ますか?~
A:いいえ、出来ません。
Q:[[相手]][[フィールド]]に[[モンスター]]が存在しない場合、[[モンスター]]3体を[[リリース]]する方法でこの[[カード]]を[[アドバンス召喚]]できますか?~
A:その場合でも3体の[[モンスター]]を[[リリース]]してこの[[カード]]を[[アドバンス召喚]]できます。(17/03/12)
//この日付での裁定

Q:[[《カイザー・シーホース》]]と[[モンスター]]一体を[[生け贄]]に捧げこのカードの[[誘発効果]]を[[発動]]する事はできますか?~
A:はい、可能です。
Q:[[《死皇帝の陵墓》]]の[[効果]]によって[[ライフ]]を3000支払う事により[[召喚]]し[[効果]]を[[発動]]する事はできますか?~
A:いいえ、できません。

//Q:[[《カイザー・シーホース》]]1体と他の[[モンスター]]1体を[[リリース]]して[[表側表示]]で[[アドバンス召喚]]し、この[[カード]]の[[誘発効果]]を[[発動]]する事はできますか?~
//A:はい、できます。
//改めて聞きなおしてみた。というか日付無いな↑
Q:[[《神・スライム》]]の(1)の[[効果]]を[[適用]]し、この1体のみで《ギルフォード・ザ・ライトニング》を[[アドバンス召喚]]しました。~
  [[リリース]]した[[モンスター]]は1体ですが、「[[モンスター]]3体を[[リリース]]して」と記載されている《ギルフォード・ザ・ライトニング》は[[相手]][[モンスター]]を[[破壊]]できますか?~
A:はい、できます。(23/03/12)~

//質問だけの投稿は禁止。ここは「質問と、それに対する事務局の回答」の両方を同時に記述する項目です。
//記述する場合、事務局に質問した日付を(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。
//未発売カードに限り、『A:(発売をお待ちください)』とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。
//ルールやカードの処理等についての質問は、公式サイトの「遊戯王カードデータベース」で調べるか、ルール質問BBSを利用してください。
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