シンクロ・効果モンスター 星10/風属性/ドラゴン族/攻3000/守2500 Sモンスターのチューナー+チューナー以外の「クリアウィング」モンスター1体 (1):1ターンに1度、相手がモンスターの効果を発動した時に発動できる。 このカードはターン終了時まで、攻撃力がその相手モンスターの元々の攻撃力分アップし、 相手が発動したモンスターの効果を受けない。 (2):1ターンに1度、魔法・罠カードの効果が発動した時に発動できる。 その発動を無効にし破壊する。 (3):S召喚したこのカードが相手によって墓地へ送られた場合に発動できる。 デッキから風属性モンスター1体を手札に加える。
デュエリストパック−疾風のデュエリスト編−で登場する風属性・ドラゴン族のシンクロモンスター。
トリガーとなった相手モンスターの元々の攻撃力の数値分強化され、相手の発動したモンスター効果を受けない効果、魔法・罠カードの効果の発動を無効にして破壊する効果、相手によって墓地へ送られた場合に風属性をサーチする効果を持つ。
シンクロ素材はシンクロチューナー+クリアウィングと重い。
レベル操作等を行わずシンクロ素材に利用可能なクリアウィングは現状レベル7と8のみが存在するので、シンクロチューナー側はレベル2か3が求められる。
ただ、レベル8の《覇王眷竜クリアウィング》はシンクロ素材に闇属性ペンデュラムモンスターという厳しめの縛りがあるためシンクロ召喚しにくい。
基本的にはレベル7の《クリアウィング・シンクロ・ドラゴン》か《クリアウィング・ファスト・ドラゴン》を使う事になるだろう。
幸い、レベル3のシンクロチューナーには、風属性サポートを共有でき、チューナーの蘇生効果によりクリアウィングのシンクロ召喚を手助けできる《武力の軍奏》が存在する。
《デブリ・ドラゴン》等を採用してレベル7ドラゴン族のシンクロ召喚に特化したデッキならば、自身の効果でレベルを調整できる《シューティング・ライザー・ドラゴン》を使うのもありか。
いっそのこと非チューナー側はクリアウィングのカード名をコピーした《ファントム・オブ・カオス》等を使うのも手。
(1)はモンスター効果の発動をトリガーとした自己強化と耐性の獲得。
対モンスターに強く出られる効果だが、元々の攻撃力0のモンスターの効果をトリガーとした場合は強化には貢献できない。
また、発動した効果のみなので永続効果に無力な点も注意。
(2)は魔法・罠カードの効果の発動の無効。
既存のクリアウィングの弱点であった魔法・罠カードによる除去や無効化をも防ぐことができる。
(3)は墓地へ送られた場合の風属性のサーチ。
このカードのシンクロ召喚に要した消費を幾分かは補える。
上記2つの効果で場持ちは良いモンスターだが、下記の通り相手によってはあっさり戦闘破壊される事もあり、あって損する効果ではない。
注意すべき点は、(1)は効果そのものの発動を妨害できない点、元々の攻撃力が3000のラインに留まる点である。
モンスター効果を使わず、または元々の攻撃力が0のモンスター効果を用いて攻撃力3000以上のモンスターを呼ばれた場合、そのまま戦闘で処理されてしまう。
また、《オネスト》の様な相手モンスターの攻撃力分だけ強化する効果に対して(1)を発動しても、逆順処理によりこのカードの強化の後にその数値分の強化が適用されるので結局戦闘破壊されてしまう。
クリアウィングの弱点であった魔法・罠カードを(2)で克服できるのは利点ではあるものの、総じて対モンスターに関してのみで言えば《クリスタルウィング・シンクロ・ドラゴン》の方が有効な場面が多い。
出しやすさの違い等もあるため、どちらも採用して使い分けるのが理想か。
Tag: 《クリスタルクリアウィング・シンクロ・ドラゴン》 モンスター シンクロモンスター 効果モンスター 星10 風属性 ドラゴン族 攻3000 守2500 クリアウィング シンクロ・ドラゴン