効果モンスター 星5/闇属性/悪魔族/攻1500/守1000 このカード名の(1)(3)の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。 (1):自分の墓地のモンスターの数が相手の墓地のモンスターより多い場合に発動できる。 このカードを手札から特殊召喚する。 (2):このカードの攻撃力・守備力は、自分のフィールド・墓地の「クリボー」モンスターの数×300アップする。 (3):自分のメインフェイズ及びバトルフェイズに発動できる。 このカードを持ち主の手札に戻し、自分の手札・墓地から 「クリバー」「クリビー」「クリブー」「クリベー」「クリボー」を1体ずつ選んで攻撃表示で特殊召喚する。
ANIMATION CHRONICLE 2021で登場した闇属性・悪魔族の上級モンスター。
自分墓地のモンスターの数が相手墓地より多い場合に手札から特殊召喚できる起動効果、自分フィールド・墓地のクリボーの数×300自己強化する永続効果、自身をバウンスする事で手札・墓地より特定の5体のモンスターを特殊召喚する効果を持つ。
(1)は手札からの特殊召喚効果。
相手のデッキのタイプや動きの影響は受けるが、こちらが積極的に墓地を肥やすデッキならばある程度は能動的に発動を狙える。
特に先攻1ターン目では、相手が初手に余程大量の手札誘発を抱えていない限りは発動条件を満たしやすい。
(2)はフィールド・墓地のクリボーの数×300の自己強化。
元々のステータスが低いこのモンスターにとっては重要な強化であり、墓地が肥えた状況ならば3000を超える攻撃力も十分に見えてくる。
この点で上記の(1)と同じく積極的に墓地を肥やす行動とも相性が良いと言える。
(3)はクリボー5兄弟へと分離する効果。
それぞれの効果を用いてビートダウンを継続したり、リンク素材やエクシーズ素材に活用したりと多彩な運用が考えられる。
大きなカード・アドバンテージを稼ぎ得る効果だが、リクルートはできないため予め下準備が必要な点と、(1)と同一ターンに使用できない点は注意。
《クリバー》の効果で手札・デッキ・墓地から特殊召喚する事も可能だが、それが可能なのは自身の(3)か、《ティンクル・ファイブスター》、《クリボーン》の効果で一気に該当モンスターを揃えた場合くらいである。
なお、このカードの(3)を用いればあちらの効果の発動条件を作り出せ、分離→再特殊召喚を行える。
一見意味が無い行為の様に思えるが、手札のクリボー(扱い)のモンスターを間接的に墓地へ送れるので(2)の強化数値を増やせる。