*《クリフォート・アセンブラ》 [#top]
*《クリフォート・アセンブラ/Qliphort Monolith》 [#top]
 ペンデュラム・通常モンスター
 星5/地属性/機械族/攻2400/守1000
 【Pスケール:青1/赤1】
 (1):自分は「クリフォート」モンスターしか特殊召喚できない。
 この効果は無効化されない。
 (2):自分がアドバンス召喚に成功したターンのエンドフェイズに発動できる。
 このターン自分がアドバンス召喚のためにリリースした「クリフォート」モンスターの数だけ、
 自分はデッキからドローする。
 【モンスター情報】
 qliphoth.exe の 0x1i-666 でハンドルされていない例外を確認。
 場所 0x00-000 に書き込み中にアクセス違反が発生しました。
 このエラーを無視し、続行しますか? <Y/N>...[ ]
 このエラーを無視し、続行しますか? 〈Y/N〉...[ ]
 ===CARNAGE===
 たッgなnトiのoモdる知rヲu悪o善yりナnにoウよyノrりgトnひaノれsワiれワdはo人Gヨ見
 イdなoレo知lもfカるeキr生iにf久永gベn食iてrッb取もoラtか木tノn命aベw伸ヲd手nはa彼
//英語名未表記カード 英語名を表記したらこの部分は削除
//ソース:https://twitter.com/liyuxuanww/status/532515086875627520
//http://img4.wikia.nocookie.net/__cb20141112130212/yugioh/images/7/72/QliphortAssembler-SECE-JP.png
//http://i.imgur.com/Pa0kJXX.jpg

 [[THE SECRET OF EVOLUTION]]で登場した[[地属性]]・[[機械族]]の[[上級>上級モンスター]][[ペンデュラムモンスター]]。~
 [[ザ・シークレット・オブ・エボリューション]]で登場した[[地属性]]・[[機械族]]の[[上級>上級モンスター]][[ペンデュラムモンスター]]。~
 [[クリフォート]]以外の[[特殊召喚]]を封じ、[[アドバンス召喚]]のために[[リリース]]した[[クリフォート]]の数だけ[[ドロー]]を行う[[ペンデュラム効果]]を持つ。~

 [[ペンデュラム効果]]は[[《超再生能力》]]に近い[[ドロー]][[効果]]。~
 [[《アポクリフォート・キラー》]]を出した[[ターン]]に使ったり、[[《機殻の要塞》]]などで複数体[[アドバンス召喚]]すれば大量[[ドロー]]が可能。~
 [[《アポクリフォート・キラー》]]を出した[[ターン]]に使ったり、[[《機殻の要塞》]]等で複数体[[アドバンス召喚]]すれば大量[[ドロー]]が可能。~
 [[ペンデュラムスケール]]9の[[《クリフォート・ツール》]]と共に並べれば、[[ペンデュラム召喚]]しつつ大量の[[アドバンテージ]]を生み出す[[ドローエンジン]]となる。~
 [[《召喚師のスキル》]]を共有できる上に、[[《クリフォート・ツール》]]から[[サーチ]]することもできるので、揃えるのは容易である。~
 [[ペンデュラムモンスター]]の性質上、中盤以降は[[エクストラデッキ]]からの[[特殊召喚]]から[[アドバンス召喚]]に毎[[ターン]]繋げやすいため、毎[[ターン]]の[[ドロー]]も狙いやすい。~
 [[《連撃の帝王》]]があれば[[相手]][[ターン]]の[[アドバンス召喚]]で相手の[[エンドフェイズ]]に[[ドロー]]できる。~
//で、ますます[[アドバンテージ]]を稼げるだろう。~
//ペンデュラム召喚は1ターン1回だからリリースできるクリフォートがいなくなるのでは?
//最大5体ペンデュラム召喚できますが要塞がある場合は自分ターンの間にリリース要員全員無くせますね、自分エンドフェイズの場合だと手札調整ありますし差別は出来ますけど。

 なお、[[《クリフォート・ツール》]]と同じく[[クリフォート]]共通の[[モンスター効果]]を持たないため、[[特殊召喚]]しても[[攻撃力]]は元々の数値のままである。~
 こちらは[[元々の攻撃力]]が2400もあるため、[[《クリフォート・ツール》]]と違って使い減りしない[[アタッカー]]としても役に立つ。~
 特に[[《クリフォート・ディスク》]]を[[アドバンス召喚]]した際の[[リクルート]]能力で2枚出てくると総[[攻撃力]]7600に達し、[[《スキルドレイン》]]等のサポート無しで勝負を決めることが可能である。~

//-[[機械族]]の[[通常モンスター]]としては、[[《サイバティック・ワイバーン》]]に次いで2番目に高い[[攻撃力]]である。
//二番ならいらなくね?
-登場から6年以上の間は最長の[[フレイバー・テキスト]]を持つ[[カード]]であった(全角文字・半角文字・空白を全て1文字と数えると228文字)。~
この記録は2021年に[[《しゃりの軍貫》]]に更新された。~
また、他に類を見ない2つの節からなる形式で、前半は[[《クリフォート・ツール》]]にも見られるコンソールの対話プログラム風、後半はいわゆる文字化けした[[テキスト]]風になっている。~

-現在最長の[[フレイバー・テキスト]]を持つ[[カード]]である。~

-[[フレイバー・テキスト]]は2つの節からなる、他に類を見ない形式を採っている。~
前半部分は[[《クリフォート・ツール》]]にも見られるコンソールの対話プログラムのように、後半部分は[[テキスト]]の符号化方式が異なる場合に発生する、いわゆる「文字化け」した[[テキスト]]のようになっている(実際は後述するように文字化けではない)。~

--[[フレイバー・テキスト]]の前半部分にはメモリアドレスを指していると思われるコード「0x1i-666」および「0x00-000」が見られるが、「0x」で始まるアドレスは16進記数法(0〜9およびA〜Fで数を表す方法)で記されるので、「i」が出現することは通常考えられない。~
--前半部分にはメモリアドレスを指していると思われるコード「0x1i-666」および「0x00-000」が見られるが、「0x」で始まるアドレスは16進記数法(0〜9およびA〜Fで数を表す方法)で記されるので、「i」が出現することは通常考えられない。~
[[クリフォート]]がクリフォトをモチーフにしているであろうことを考えると、これは虚数単位を表しているのだろう。~
そのように考えた場合、この「0x1i」は第一クリファである[[バチカル>《アポクリフォート・カーネル》]]を指していると思われる。~
また「666」は新約聖書においてサタンにつながると言われる「[[獣の数字>《真竜皇V.F.D.》]]」であり、転じて[[悪魔>悪魔族]]、「ヨハネの黙示録」においては人間を指す数字とされている。~
これらを総合すると、「0x1i」は第一クリファである[[バチカル>《アポクリフォート・カーネル》]]を、「0x1i-666」はバチカルに割り当てられた[[悪魔>悪魔族]]である[[サタン>《インフェルノイド・シャイターン》]]を指していると考えられる。~

---「666」は新約聖書においてサタンにつながると言われる「獣の数字」であり、転じて[[悪魔>悪魔族]]、「ヨハネの黙示録」においては人間を指す数字とされている。~
なお、前述の第一クリファに割り当てられた悪魔がサタンである。~
ちなみにWindowsXPなどの32ビットOSではメモリアドレスの下1桁が「6」になることはありえないため、「[[qliphoth.exe>《クリフォート・ツール》]]」を実行しているコンピュータは8ビットOSか16ビットOSであると推測される。~

---「0x00-000」のように仮想アドレスが全て0で示されるメモリ(0番地)は、殆どのOSでは[[アクセス>《クリフォート・アクセス》]]不能な領域としてマッピングされており、プログラミング言語では無効なポインタとしてこのアドレスを示すことが多い。~
この[[フレイバー・テキスト]]のように0番地の書き込み(または読み込み)を行おうとして発生するエラーの原因は大抵プログラムそのものの欠陥なのだが、「[[qliphoth.exe>《クリフォート・ツール》]]」はバグを抱えたアプリケーションなのだろうか。~
この[[フレイバー・テキスト]]のように0番地の書き込み・読み込みを行おうとして発生するエラーの原因は大抵プログラムそのものの欠陥なのだが、「[[qliphoth.exe>《クリフォート・ツール》]]」はバグを抱えたアプリケーションなのだろうか。~

---また、0・00・000は、[[生命の樹>時械神]]において「Ain(無)」・「Ain Soph(無限)」・「Ain Soph Aur(無限光)」を数字で表したものであり、[[邪悪の樹>クリフォート]]においては、「Tohu(無形)」・「Bohu(虚無)」・「Chasek(闇)」を数字で表したものとされる。~
---0・00・000は、[[生命の樹>時械神]]において「Ain(無)」・「Ain Soph(無限)」・「Ain Soph Aur(無限光)」(これら3つについては[[《無限光アイン・ソフ・オウル》]]を参照)を数字で表したものであり、[[邪悪の樹>クリフォート]]においては、「Tohu(無形)」・「Bohu(虚無)」・「Chasek(闇)」を数字で表したものとされる。~

--[[フレイバー・テキスト]]の後半部分は、英数字とそれ以外に分割して[[《ヴェルズ・ヘリオロープ》]]のように逆から読むと意味が通るようになっている。~
--後半部分は漢字・カタカナ・ひらがな・英字が入り混じった、一見すると文字化けを起こした文章だが、英字とそれ以外に分割して[[《ヴェルズ・ヘリオロープ》]]のように逆から読むと意味が通るようになっている。~
 見よ人は我々の一人のようになり善悪を知るものとなった
 彼は手を伸べ命の木からも取って食べ永久に生きるかもしれない
 God is angry on your doing
 and want to bring fire flood
日本語の一節は、旧約聖書における「生命の樹」から引用されている。~
また英語の一節は、旧約聖書における「[[ノアの方舟(洪水)>《奇跡の方舟》]]」を元にしている。~
英語を聖書に即して訳すると「主は人の行いに激怒した そして炎の洪水をもたらすことを欲している」となるが、この「fire flood」が[[インフェルノイド]]なのだろうか。~
英語を聖書に即して訳すると「神は人の行いに激怒し 火の洪水をもたらすことを欲している」となるが、この「fire flood」が[[インフェルノイド]]なのだろうか。~
マスターガイド5によれば、日本語部分は[[クリフォート]]の、英語部分は[[インフェルノイド]]の行動原理を説明したものであるとのこと。~
上記「ヴェルズ語」のような性質を持っていることから、エンディアン変換の必要なコードが含まれているとも解釈できる。~
エンディアン変換とは[[バイナリエディタ>《バイナル・ソーサレス》]]上で左右が反転して表示されるものを正しく読めるように書き直すことである。~

--なお、その一節の上に書かれている「carnage」は英語で「大虐殺、大量殺戮」を意味する。
---英語版では、後半部分が以下のように変更されている。~
 Xlmgzxg drgs gsv Hzxivw Givv rh uliyrwwvm. 
 Gsv hxlfitv szh yvvm fmovzhsvw.
この英字の羅列は、アトバシュ暗号(AをZ、BをYと言った具合にアルファベットの順番を反転させたもの)に即して変換すると意味の通る文章になる。~
 Contact with the Sacred Tree is forbidden.
 The Scourge has been unleashed.
旧約聖書絡みの記述ではなく、[[端末世界>《端末世界》]]の状況を端的に記した内容となっている。

--二節を区切っている「carnage」は英語で「大虐殺、大量殺戮」を意味する。~
なお、英語版では宗教上の理由などから区切りの「===CARNAGE===」が丸ごと削除されている。~

-23/09/15にSNS『X』にて遊戯王[[OCG]]の公式アカウントが、突如この[[カード]]の[[フレイバー・テキスト]]だけの[[ポストを投稿した>https://twitter.com/YuGiOh_OCG_INFO/status/1702532692976283933?t=dGcYjRzBcWstBE8D9GJjCQ]]。~
直後に[[TERMINAL WORLDに収録されるカードの情報が公開されている>https://twitter.com/yu_gi_oh_jp/status/1702593101049577507?t=Smj-useEGrLEHv84jDchIA]]ため、[[TERMINAL WORLD]]の宣伝の前置きだと思われる。~
--[[TERMINAL WORLD]]では[[インフェルノイド]]強化が行われるため、設定上繋がりがある[[クリフォート]]の中でも特に特徴的な[[フレイバー・テキスト]]を持ち、[[インフェルノイド]]が復活(≒登場)する場面を示唆しているこの[[カード]]が選ばれたのだろうか。~

-「アセンブラ」とはアセンブリコード(人間が読めるような形の低レベル言語コード)をネイティヴコード(実際にコンピュータが処理する機械語コード)に変換するプログラムのこと。~
かつてのプログラミング分野では開発者が直接用いることが多かったが、現在はより読みやすい形に定義された高レベル言語のコンパイラが実行データを生成する段階で中間的に採用する程度にとどまっており、人間が直接利用する機会は大幅に減っている。~
かつてのプログラミング分野では開発者が直接用いることが多かったが、現在はより読みやすい形に定義された高レベル言語の[[コンパイラ>《ディフェクト・コンパイラー》]]が実行データを生成する段階で中間的に採用する程度にとどまっており、人間が直接利用する機会は大幅に減っている。~
ちなみにこの逆を行うプログラムを「逆アセンブラ」と呼ぶが、前述の通り、この[[カード]]の[[フレイバー・テキスト]]は逆読みで意味が通る。~

--「ハンドル」は[[《シールド・ハンドラ》]]を参照。~

--クリフォト側のモチーフは、クリフォトを構成する第九のクリファ「アィーアツブス(Aiyatsbus - 不安定)」だろう。~

--[[英語名]]は、[[イラスト]]に合わせて「Monolith(モノリス)」に変更されている。~
//モノリスそのものは地質学上の用語だが、このカードのイラストが長方形状であることを踏まえると、命名の元ネタは映画「2001年宇宙の旅」に登場する同名の構造物であろうか。~
//同映画のモノリスは猿人を人類へと進化させ、その後も文明進歩に合わせて月や木星に配置され人類の進化を促す役割を担っている。~
//英語の命名なのだから関係なくね

//-原作・アニメにおいて―~

//-コナミのゲーム作品において―~
-コナミのゲーム作品において―~
マスターデュエルでは、[[デュエルフィールド]]の端に配置される「メイト」の1体としてこの[[モンスター]]が登場している。~
このメイトは他の[[カード]]系メイトと比べ反応がかなり薄く、触れた時に少し浮く程度の反応しかしない。~
また、詳細情報では「とある星の生命を制御する機動兵器の一種。そのシステムから出力される文字列を読み解くことができれば、その星の秘密に近づけるという。」とある。~
反応が薄いのは兵器故のことであると思われる。~
その星の秘密とは、上述の[[端末世界>《端末世界》]]の状況であろう。~
--マスターデュエルにて初めて遊戯王[[OCG]]に触れた[[プレイヤー]]の中には[[フレイバー・テキスト]]の演出を「本物の文字化け・バグではないか?」と勘違いしてしまった人もおり、運営に質問が送られた例もあったとの事。~

**関連カード [#card]
-[[クリフォート]]

-[[《クリフォート・ツール》]]
-[[《超再生能力》]]

―《クリフォート・アセンブラ》の姿が見られる[[カード]]
-[[《機殻の再星》]]

**このカードを使用する代表的なデッキ [#deck]
-[[【クリフォート】]]

**収録パック等 [#pack]
-[[THE SECRET OF EVOLUTION]] SECE-JP020 &size(10){[[Rare]]};
-[[ザ・シークレット・オブ・エボリューション]] SECE-JP020 &size(10){[[Rare]]};

**FAQ [#faq]
Q:この[[カード]]を[[発動]]する前に[[アドバンス召喚]]のために[[リリース]]された[[クリフォート]][[モンスター]]も(2)の[[効果]]でカウントされますか?~
A:はい、されます。(14/11/14)

Q:[[《機殻の生贄》]]を装備した[[クリフォート]][[モンスター]]を2体分の[[モンスター]]として[[リリース]]した場合、[[ドロー]]できる枚数は何枚ですか?~
Q:[[《機殻の生贄》]]を[[装備]]した[[クリフォート]][[モンスター]]を2体分の[[モンスター]]として[[リリース]]した場合、[[ドロー]]できる枚数は何枚ですか?~
A:その場合でも1枚のみになります。(14/11/14)

Q:[[裏側表示]]の[[クリフォート]][[モンスター]]を[[アドバンス召喚]]のために[[リリース]]された場合でも、(2)の[[効果]]でカウントされますか?~
A:はい、されます。(14/11/14)

Q:[[《ファントム・オブ・カオス》]]が自身の[[効果]]で[[カード名]]が[[クリフォート]][[モンスター]]の状態の時に[[アドバンス召喚]]のために[[リリース]]された場合でも、(2)の[[効果]]でカウントされますか?~
A:はい、されます。(14/11/14)

//質問だけの投稿は禁止。ここは「質問と、それに対する事務局の回答」の両方を同時に記述する項目です。
//記述する場合、「事務局に電話で回答をもらった日付」「回答メールに記載された日付」「公式データベースに回答が掲載された日付」を(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。
//未発売カードに限り、『A:(発売をお待ちください)』とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。
//ルールやカードの処理等についての質問は、公式サイトの「遊戯王カードデータベース」で調べるか、ルール質問BBSを利用してください。
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