*《クリフォトン/Kuriphoton》 [#b4549bff]
 効果モンスター
 星1/光属性/悪魔族/攻 300/守 200
 このカードを手札から墓地へ送り、
 2000ライフポイントを払って発動できる。
 このターン自分が受ける全てのダメージは0になる。
 この効果は相手ターンでも発動できる。
 また、このカードが墓地に存在する場合、
 「クリフォトン」以外の「フォトン」と名のついた
 モンスター1体を手札から墓地へ送って発動できる。
 墓地のこのカードを手札に加える。
 「クリフォトン」のこの効果は1ターンに1度しか使用できない。

 [[デュエリストパック−カイト編−]]で登場した[[光属性]]・[[悪魔族]]の[[下級モンスター]]。~
 2000[[ライフ]]を払い自身を[[手札]]から[[墓地へ送る]]事で[[プレイヤー]]への[[ダメージ]]を0にする[[誘発即時効果]]、[[手札]]の[[フォトン]]を[[コスト]]にこの[[カード]]を[[手札]]に[[戻す]][[起動効果]]を持つ。~

 前半の[[効果]]は、実質的にはあらゆる[[ダメージ]]を2000に抑えるというもの。~
 [[《フォトン・リザード》]]で[[サーチ]]できるため、序盤から[[手札]]に加えれば[[相手]]をけん制できる。~
 後半の自己[[サルベージ]][[効果]]で[[フォトン]][[モンスター]]を[[手札コスト]]とする事で、何度でもこの[[カード]]を[[手札]]へと[[戻す]]事ができる。~
 [[《銀河眼の光子竜》]]を墓地へ落とし、[[《銀河零式》]]や[[《銀河騎士》]]での[[蘇生]]に繋げられれば理想的。~
 [[《銀河眼の光子竜》]]を[[墓地]]へ落とし、[[《銀河零式》]]や[[《銀河騎士》]]での[[蘇生]]に繋げられれば理想的。~

 しかし大きな[[ライフコスト]]が難で、小さな[[ダメージ]]を何回も受けると使用回数が減り、[[《神の警告》]]も使いづらくなる。~
 後が無いタイミングまで待って使うと[[ライフ]]支払いにより瀕死となるため、高い採用率を誇りいつ登場するか読みにくい[[《ガガガガンマン》]]の射程圏内に落ちるのが非常に怖い。~
 かと言って[[《ガガガガンマン》]]を警戒すると、使用タイミングが見極めにくい。~
 [[【フォトン】]]であっても、[[《バトルフェーダー》]]や[[《速攻のかかし》]]といった役割の似る[[カード]]より優先するかどうかはよく考えたい。~
 現[[環境]]では[[《No.61 ヴォルカザウルス》]]・[[《No.50 ブラック・コーン号》]]等の大きな[[効果ダメージ]]を与える[[モンスター]]も多いので、それらの[[ダメージ]]も防げる点で差別化したい。~
 ただし[[効果ダメージ]]を防ぐ段階で[[ダメージ]]が2000未満なら、その後受けるであろう[[ダメージ]]と合わせて[[効果]]を使用するか考慮しなければならない。~

 [[手札]]から[[発動]]できる防ぎにくい防御[[カード]]であるため、[[【終焉のカウントダウン】]]での採用も検討できる。~
 [[ライフ回復]][[カード]]を採用しているなら別だが、[[《終焉のカウントダウン》]]の[[ライフコスト]]の事を考えると、[[発動]]は2回までと見て良いだろう。~
 [[《バトルフェーダー》]]や[[《速攻のかかし》]]と比べると、[[発動]]に固定の[[ライフポイント]]を必要とする点が劣る。~
 しかしあらゆる[[ダメージ]]を防げる点や、[[攻撃宣言]]まで待つ必要がないため[[《No.16 色の支配者ショック・ルーラー》]]などに強い点が勝る。~
 [[《スキルドレイン》]]や[[《神の警告》]]等の[[ライフコスト]]を必要とする[[カード]]との共存が難しくなるため、これらの[[カード]]を入れないのなら採用してみても良いだろう。~

 また、能動的に[[自分]]の[[ライフポイント]]を大幅に減らせる点を逆利用することもできる。~
 具体的には、[[《活路への希望》]]や[[《自爆スイッチ》]]との[[コンボ]]が挙げられる。~
 どちらも大幅な[[ライフポイント]]差を要求する[[カード]]であり、能動的に減らせるこの[[カード]]との相性はかなり良い。~
 同じことは[[《ギフトカード》]]でも出来るが、上記の通りこちらは防御[[カード]]でその[[ターン]]は安全を確保できる点で勝る。~
 併用すれば5000もの差を付けられるので、[[【チェーンエクゾ】>【エクゾディア】#j2e4d690]]なら両方投入しても問題ない。~
 
 [[ダメージ]]無効を無視し、能動的に[[墓地へ送る]]事ができる[[悪魔族]]と言う点も利用出来る。~
 1[[ターン]]目の初手で[[《暗黒界の門》]]の[[効果]]を利用出来るため、[[【暗黒界】]]に、アクセントとして投入するのも考えられる。~

 総じて、単独では非常に使い難いが相性の良い[[デッキ]]で生きる[[カード]]と言える。

-[[《クリボー》]]系列の1体であり、[[カード名]]も「[[クリボー>《クリボー》]]」と「[[フォトン]]」の掛詞になっている。~
その姿は、白熱電球タイプのブラックライトをモデルとしているようだ。~
[[《クリボルト》]]が[[《クリボー》]]の[[《増殖》]]能力をモチーフにしているのに対し、こちらは[[《クリボー》]]の[[戦闘ダメージ]]を0にする能力がモチーフとなっている。~

-原作・アニメにおいて―~
アニメZEXALの「遊馬&凌牙&カイトvsDr.フェイカー」戦において、カイトが使用。~
フェイカーの[[罠カード]]《フェイク・フォーム》の[[効果ダメージ]]を[[無効]]にし、敗北を防いだ。~
--アニメでは[[ライフコスト]]が[[ライフ]]の半分となっていた。~
また、モンスターアカデミーによれば、[[手札]]に[[戻す]][[効果]]の[[手札]][[コスト]]は[[モンスター]]以外の「[[フォトン]]」または「光子」と名の付く[[カード]]でも可能で、回数制限の記述は無かった。~
また、[[ダメージ]]を0にする[[効果]]は[[自分]]の[[メインフェイズ]]でのみ[[発動]]可能な[[起動効果]]なのだが、なぜかカイトは[[罠カード]]に[[チェーン]]して[[発動]]している。

--Dチーム・ゼアルの「凌牙vsカイト」戦において、カイトの最初の手札に存在していたのが確認できる~
--Dチーム・ゼアルの「凌牙vsカイト」戦において、カイトの最初の[[手札]]に存在していたのが確認できる。~

//-コナミのゲーム作品において―~

**関連カード [#t760e912]
-[[フォトン]]

-[[《クリボー》]]

-[[《魔轟神クシャノ》]]

//―《クリフォトン》の姿が見られる[[カード]]
//他のカードにこのカードのイラストが含まれている場合、そのカードをリンク

//**このカードを使用する代表的なデッキ
//-[[【】]]

**収録パック等 [#l039d32d]
-[[デュエリストパック−カイト編−]] DP13-JP014 &size(10){[[Rare]]};

**FAQ [#kf5f992e]
Q:[[効果]]分類は何ですか?~
A:それぞれ[[誘発即時効果]]、[[起動効果]]です。(12/09/15) 

Q:[[ダメージステップ]]中に[[自分]]の[[ダメージ]]を0にする[[効果]]は[[発動]]できますか?~
A:いいえ、[[発動]]できません。(12/09/15)

Q:[[自分]]の[[ダメージ]]を0にする[[効果]]で[[自分]]の[[モンスター]]が受ける[[戦闘ダメージ]]を0にできますか?~
A:いいえ、[[プレイヤー]]である[[自分]]が受ける[[ダメージ]]を0にするだけで、[[自分]]の[[モンスター]]が受ける[[戦闘ダメージ]]は0になりません。(12/09/15)

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