*《クリボー/Kuriboh》 [#w1b58bb5] 効果モンスター 星1/闇属性/悪魔族/攻 300/守 200 相手ターンの戦闘ダメージ計算時、このカードを手札から捨てて発動できる。 その戦闘によって発生する自分への戦闘ダメージは0になる。 //最新テキストはVジャンプ4月号より [[Vol.7]]で登場した[[闇属性]]・[[悪魔族]]の[[下級モンスター]]。~ [[自分]]への[[戦闘ダメージ]]を1度だけ0にする[[手札誘発]]の[[誘発即時効果]]を持つ。~ [[相手]][[ターン]]に使える、[[手札誘発]]系[[カード]]の開祖。~ [[発動条件]]が「[[手札]]から捨てる」事なので、[[《天罰》]]や[[《死霊騎士デスカリバー・ナイト》]]等の一部[[カード]]を除き[[カウンター]]されないのが魅力。~ [[モンスター効果]]を[[発動]]した後は、[[カオスモンスター>カオス]]や[[天魔神]]、[[《ダーク・ネクロフィア》]]の[[墓地コスト]]にもなる。~ また、[[《クリボーを呼ぶ笛》]]や[[《増殖》]]、[[《機雷化》]]といった、専用[[サポートカード]]も存在する。~ [[《クリボーを呼ぶ笛》]]ならば[[手札]]に[[加える]]事で[[モンスター効果の発動]]、[[特殊召喚]]する事で[[リリース]]・[[シンクロ素材]]など各種[[コスト]]の確保ができる。~ [[《増殖》]]では[[《幻魔皇ラビエル》]]の[[リリース]]を、一気に確保する事が可能。~ -''[[このカード及び他のカードの発動順の詳細はダメージステップを参照。>ダメージステップ#f84f19a7]]''~ この[[カード]]の場合は、[[ダメージ計算時]]に[[発動]]できる。~ [[《オネスト》]]らの[[効果]]が[[発動]]可能な「[[ダメージステップ開始時]]〜[[ダメージ計算前]]」より後のタイミングである。(14/03/21)~ -第二期、第三期には、[[【デビル・フランケン】]]を筆頭とする[[1ターンキル]]への数少ない対抗手段として多くの[[サイドデッキ]]に積まれていた。~ しかし、現在では[[1ターンキル]]対策としてはより強力な[[《バトルフェーダー》]]や[[《速攻のかかし》]]が存在する。~ [[1ターンキル]]対策としての性能はこれらの後進に劣るため、現在では活躍の場は[[【クリボー】]]に限られている。 -「マスターガイド」には、「([[モンスター効果]]が)絶対に[[無効]]化されない」と書かれていた。~ 当時は、この[[モンスター効果]]を[[無効]]にする方法がなかったのである。~ 現在では、[[《天罰》]]や[[《死霊騎士デスカリバー・ナイト》]]等で[[無効]]にできる。~ -国内の市販商品収録の[[カード]]は全て同じ[[イラスト]]だが、その他では[[イラスト]]違いが存在する。~ 「アジアチャンピオンシップ2001」の第3位賞品として配布された《クリボー》は、目つきの怖いデザインになっており、これは世界で1枚しか存在しないオリジナルの[[イラスト]]である。~ また、海外のPC版ゲーム付属の《クリボー》は、漫画・アニメのような可愛らしいデザインになっており、背景にも無数の《クリボー》が描かれた[[イラスト]]になっている。~ [[遊戯王カードデータベース]]では、前者の[[イラスト]]は日本語ページで確認できるが、後者の[[イラスト]]は英語ページにも載っていない。 --「アジアチャンピオンシップ2001」の《クリボー》は、2008年1月3日にYahoo!オークションに開始価格50万円で出品されたが、落札者は現れなかった。 -専用[[サポートカード]]である[[《機雷化》]]は、《クリボー》及び[[《増殖》]]の登場から8年近く経過してから登場した。~ -原作・アニメにおいて―~ 「決闘者の王国編」の「闇遊戯vsインセクター羽蛾」戦において初登場。~ そのときは[[罠カード]]の囮になるだけの地味な役だった。~ 当初は海馬はおろか、舞やペガサスからも「最弱[[モンスター]]」の烙印を押されていた。~ 原作においては確かに記述欄には何も書かれておらず、[[《ワイト》]]と変わらぬ攻守を見ればそう思われるのも無理はないだろう。~ だが遊戯は、この[[カード]]の隠された[[効果]]「[[機雷化>《機雷化》]]」を使用。~ この[[モンスター]]と[[《増殖》]]との[[コンボ]]=「無限に増殖し[[相手]][[モンスター]]の[[攻撃]]を永続的に防ぐ」凄まじい妨害能力を発揮した。~ この[[コンボ]]は「決闘王国編」においては破られる事がなく、遊戯を助けてくれていた。~ その後も彼の[[デッキ]]の防御役兼マスコット役として、重要な局面で彼を助けている。~ 「闇遊戯&海馬vs光の仮面&闇の仮面」戦では海馬も助けているが、[[《魔力無力化の仮面》]]によって[[《増殖》]]との[[コンボ]]が初めて破られた。~ 「過去の記憶編」における訓練戦「ファラオvsセト」戦では、ファラオが石版に封印されていた「魔物」として[[召喚]]。~ セトの精霊《デュオス》に石版ごと砕かれたことで石版の破片と同数に[[《増殖》]]し、力に頼るセトを戒めた。~ --原作ではなぜか初登場時と対海馬戦以降で[[カード]][[イラスト]]が変わっている。~ 初登場時の[[イラスト]]及びソリッド・ビジョンは手足が[[《クリッター》]]のように長く、全身が[[《屋根裏の物の怪》]]のように真っ黒だった。~ OCGでは[[同名カード]]でも[[イラスト]]違いが数多く存在するが、原作で[[イラスト]]違いが確認されたのはこの[[カード]]だけである。~ なお、ゲームボーイの「遊戯王デュエルモンスターズ」シリーズでは、DM2まで初登場時の[[イラスト]]に準じた姿で描かれていた。 --「決闘者の王国編」にて、海馬がこの[[カード]]を見て「M&Wのカードの中で最も[[攻撃力]]の低い[[カード]]」という発言をしているが、[[攻撃力]]0の[[《迷宮壁−ラビリンス・ウォール−》]]や[[《千眼の邪教神》]]等が存在する。~ --アニメではOCGの[[効果]]でも度々使用されている。~ 初使用は「バトルシティ編」での「闇遊戯vs海馬」戦で、遊戯に対する[[《オベリスクの巨神兵》]]の[[ダメージ]]を打ち消した。~ この[[効果]]が使用されたとき、[[《増殖》]]との[[コンボ]]時と同じように《クリボー》が大量に増殖して遊戯のデュエルディスクのライフカウンターに立ちはだかった。~ --アニメオリジナル「デュエルクエスト編」においては、[[《カタパルト・タートル》]]と[[《増殖》]]の[[コンボ]]で[[《グレート・モス》]]の集団を撃ち落とした。 --アニメオリジナル「乃亜編」においては、「遊戯vsビッグ1(大下)」戦にて遊戯の[[デッキ]]マスターとして「勝手に」出現。~ 後の[[デッキ]]マスターと異なり、言葉を話せないために能力を教えてくれるような事もなく、闇遊戯を悩ませた。~ 「[[デュエル]]中に1度だけ、[[発動]]してから[[ターン]]が終わるまでのあらゆる[[ダメージ]]を[[無効]]化する」という《クリボー》らしい能力だった。~ --アニメオリジナル「ドーマ編」では、「クリボー5兄弟」の存在が確認された。~ [[レベル]]5の[[モンスター]]を[[生け贄]]にして[[発動]]する[[魔法カード]]《ティンクル・ファイブスター》なる[[カード]]から[[特殊召喚]]される、《クリバー》・《クリビー》・《クリブー》・《クリベー》・《クリボー》の5種類。~ 共通点は見て分かるように最後の文字がバ行になっている事。~ この5兄弟は、合体すると《クリバビロン》・[[《クリバンデット》]]という[[モンスター]]になる。~ 《クリボー》を除く4体の兄弟は皆色違いであり、[[羊トークン]]の様なカラフルさを見せていた。~ --劇場版『光のピラミッド』の冒頭では、凶暴性をあらわにして遊戯に襲いかかった。~ --11巻のおまけでは、[[攻撃力]]1500で[[攻撃]]する度に[[攻撃]]を受けた[[モンスター]]の[[攻撃力]]を500ずつ下げるという[[《ロケット戦士》]]のような[[モンスター]]だった。 --アニメGXにおいては、「主人公を支える」という役割は[[《ハネクリボー》]]に受け継がれる事になる。~ しかし展示されていた遊戯の[[デッキ]]を盗んだ神楽坂によって[[召喚]]され、《クリボー》vs[[《ハネクリボー》]]の夢の対決が実現した。~ その後は神楽坂は[[《死者転生》]]で回収し、OCG[[効果]]を使用している。~ また179話では過去の遊戯に十代の到来を予言している。~ 「十代vs遊戯」戟では、遊戯の[[手札]]に確認できる。 ---その後の作品でもクリボー系[[モンスター]]は登場し、アニメ5D'sでは[[《クリボン》]]、アニメZEXALシリーズでは[[《クリボルト》]]・[[《クリフォトン》]]・[[《虹クリボー》]]が登場している。~ これらは公式サイトの「必勝!モンスターアカデミー」内でも[[《オービタル 7》]]が紹介していた。~ しかし、[[《オービタル 7》]]は主人であるカイトが使う[[《クリフォトン》]]を紹介し忘れたため、カイトに咎められていた。~ --アニメ5D's第5期OPの冒頭部分でこの[[カード]]が登場している。~ --劇場版『遊戯王〜超融合!時空を越えた絆〜』における「遊戯&十代&遊星vsパラドックス」戦でも遊戯が使用。~ 十代の[[《クリボーを呼ぶ笛》]]によって遊戯の[[手札]]に[[加えられ>加える]]、[[《Sin スターダスト・ドラゴン》]]の[[直接攻撃]]による[[戦闘ダメージ]]を自身の[[効果]]で0にした。~ この時は、巨大化して[[プレイヤー]]を守る演出がなされている。 --アニメZEXAL・SP特番(内村選手五輪金メダル記念)の「遊馬vs大樹」戦では、大樹の[[手札]]に確認できる。~ -コナミのゲーム作品において―~ GBのDMシリーズでは[[効果]]を持たない[[モンスター]]として登場し、オリジナルの[[テキスト>フレイバー・テキスト]]が存在する。~ 「小さな悪魔 暗闇でいっぱい出てくるととっても邪魔だ」と書かれている。~ まるで[[《ワイト》]]や[[《ヘルバウンド》]]を思わせるような内容である。 --[[DM4>ゲーム付属カード#o878a9f8]]では闇遊戯が使用。~ 原作の[[《増殖》]]との[[コンボ]]は健在で、[[《光の護封剣》]]で守りながら、[[《オシリスの天空竜》]]等を[[召喚]]してくる。 --[[DM6>ゲーム付属カード#g02d4f6b]] では、積み込み[[コンボ]]による[[1ターンキル]]を頻繁に行う敵が最初から登場するため、対抗策としてほぼ[[必須カード]]だった。 --[[エキスパート2006>ゲーム付属カード#r0b1b660]]では対戦[[相手]]として登場。~ 一番最初の対戦[[相手]]なので特に強力な[[カード]]や[[コンボ]]を使ってくるわけではなく、普通の[[ビートダウン]][[デッキ]]を使用する。~ しかし、[[《強奪》]]・[[《ライトニング・ボルテックス》]]・[[《魔法の筒》]]など[[魔法・罠カード]]は粒ぞろいで、初期[[デッキ]]ではやや苦戦するかもしれない。~ [[デッキ]]内の[[モンスターカード]]の多くは原作で遊戯、海馬、城之内の使用した[[カード]]が採用されている。~ また、《クリボー》とその[[サポートカード]]である[[《クリボーを呼ぶ笛》]]・[[《増殖》]]も入っていて、きっちり[[効果]]も使用してくる。 --[[真DM>ゲーム付属カード#q3829f4a]]においては、[[《万華鏡−華麗なる分身−》]]と組み合わせる事で、なんと[[《魔菌》]]に変異する。~ [[イラスト]]を見れば納得するかもしれない。 --「フォルスバウンドキングダム」では、そのままではあまり強くないが、専用アイテムの[[《増殖》]]を装備する事で[[攻撃力]]が大幅にアップする。~ 装備している数だけアップするので、持てる分だけ装備すると、とても《クリボー》とは思えないほどの[[攻撃力]]を得る事ができる。~ このゲーム時の通常[[攻撃]]名は「ニードルスクリンプラー」、全体[[攻撃]]名は「分身ハリネズミシュート」。 --[[DUEL TERMINAL]]においては、この[[カード]]と[[《機雷化》]]をスキャンすると隠し[[デッキ]]「クリボー's マイン」が出現する。~ しかし、ルールの都合上この[[デッキ]]最大の売りの[[《機雷化》]]コンボがどんなに上手くいっても3:3交換にしかならないのが悲しいところ。~ また、過去には[[《疾風の暗黒騎士ガイア》]]と共にスキャンする事でも隠し[[デッキ]]が出現した(現在は[[《疾風の暗黒騎士ガイア》]]1枚のみで出現するように変わっている)。 **関連カード [#p0246a05] -[[クリボートークン]] -[[《ハネクリボー》]] -[[《クリボン》]] -[[《クリボルト》]] -[[《クリフォトン》]] -[[《虹クリボー》]] -[[《アルカナフォースXIV−TEMPERANCE》]] -[[《ハネワタ》]] -[[《バトルフェーダー》]] -[[《速攻のかかし》]] ―[[サポートカード]] -[[《クリボーを呼ぶ笛》]] -[[《増殖》]] -[[《機雷化》]] ―《クリボー》の姿が見られる[[カード]] -[[《クリボーを呼ぶ笛》]] -[[《機雷化》]] -[[《トークン》(武藤遊戯)]] ―類似[[モンスターカード]] -[[《クリッター》]] -[[《屋根裏の物の怪》]] -[[《ハネクリボー LV9》]] -[[《ハネクリボー LV10》]] **このカードを使用する代表的なデッキ [#b9b0a938] -[[【クリボー】]] **収録パック等 [#ta4966b1] -[[Vol.7]] &size(10){[[N-Rare]]}; -[[鋼鉄の襲撃者−METAL RAIDERS−]] ME-10 &size(10){[[Rare]]}; -[[STRUCTURE DECK−遊戯編−]] YU-07 -[[アジアチャンピオンシップ 2001 第3位賞品>プロモカード#l3e978df]] T3-03 &size(10){[[Ultra]]}; -[[DUELIST LEGACY Volume.4]] DL4-011 &size(10){[[Rare]]}; -[[STRUCTURE DECK−遊戯編− Volume.2]] SY2-012 -[[BEGINNER'S EDITION 2]] BE2-JP044 &size(10){[[Rare]]}; -[[STARTER DECK(2006)]] YSD-JP013 -[[DUEL TERMINAL −シンクロ覚醒!!−]] DT01-JP007 -[[BEGINNER'S EDITION 2(第7期)]] BE02-JP036 &size(10){[[Rare]]}; -[[決闘王の記憶−決闘者の王国編−]] 15AY-JPA22 &size(10){[[Ultra]]}; **FAQ [#d5b09f22] Q:1[[ターン]]の[[戦闘ダメージ]]を、全て0にできるのですか?~ A:いいえ、[[戦闘ダメージ]]を0にできるのは1体分だけです。 //Q:[[《死霊騎士デスカリバー・ナイト》]]が[[攻撃]]を行った[[ダメージ計算時]]にこの[[カード]]の[[効果]]を[[発動]]した場合、どのように処理しますか?~ //A:[[攻撃モンスター]]が存在しなくなるため、[[ダメージ計算]]も行われずに[[ダメージステップ]]は終了します。(14/03/29) //デスカリの裁定であるため、こちらはCO //Q:[[《死霊騎士デスカリバー・ナイト》]]の[[攻撃]]で[[ダメージ]]を受けた時、《クリボー》の[[モンスター効果]]を使用した場合、[[ダメージ]]はどうなりますか?~ //A:《クリボー》の[[効果]]の[[発動]]タイミングは「[[戦闘ダメージ]]が発生した時([[ダメージ]]を受ける直前)」です。~ // その時点では既に[[ダメージ計算]]が行われますので、[[《死霊騎士デスカリバー・ナイト》]]が[[リリース]]され[[フィールド]]に存在しなくなっても[[ダメージ]]を受けます。 Q:[[《ガード・ヘッジ》]]と同時に使用したい場合、どうすればいいですか?~ A:[[発動]]タイミングが同じ「[[ダメージ計算時]]」なので、[[チェーン]]処理になります。(09/03/02) Q:同一[[チェーン]]で、2枚の《クリボー》の[[効果]]を[[発動]]できますか?~ A:はい、できます。(12/09/10) Q:[[自分]]の[[モンスター]]よりも、[[相手]]の[[モンスター]]の[[攻撃力]]の方が低い場合、《クリボー》の[[効果]]を[[発動]]できますか?~ A:いいえ、できません。(12/09/10) //A:はい、[[発動]]できます。(09/09/24)~ // ただし、[[攻撃力]]0の[[モンスター]]の[[攻撃]]に対しては《クリボー》を[[発動]]できません。 Q:[[攻撃力]]0の[[モンスター]]の[[攻撃]]に対し、《クリボー》の[[効果]]を[[発動]]できますか?~ A:いいえ、できません。(12/09/10) //質問だけの投稿は禁止。ここは「質問と、それに対する事務局の回答」の両方を同時に記述する項目です。 //記述する場合、事務局に質問した日付を(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。 //未発売カードに限り、『A:(発売をお待ちください)』とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。 //ルールやカードの処理等についての質問は遊戯王エキスパートルールHPで調べるか、ルール質問BBSへ。~