遊戯王カードWiki - 《クリボーを呼ぶ笛》のバックアップ(No.61)

《クリボーを呼(よ)ぶ笛(ふえ)/The Flute of Summoning Kuriboh》 †

速攻魔法
自分のデッキから「クリボー」または「ハネクリボー」１体を選択し、
手札に加えるか自分フィールド上に特殊召喚する事ができる。

　自分のターンでも、呼び出したモンスターをコストに使用する事もできる。
　リリースして上級モンスターをアドバンス召喚する、特殊召喚した《クリボー》を《増殖》して《幻魔皇ラビエル》で奇襲をかける等、様々なコンボに使用できる。
　《クリボー》が闇属性・悪魔族、《ハネクリボー》が光属性・天使族なので、天魔神シリーズの特殊召喚・アドバンス召喚に一役買ってくれる。
　どちらかを選択して特殊召喚し、そのまま《天魔神インヴィシル》のアドバンス召喚に繋げられ、魔法・罠カードのどちらを封じるかを選択できるため、柔軟な対応が可能になる。
　シンクロ召喚のレベル調整や《カオス・ソーサラー》のコスト調整にも使え、用途は幅広い。

　デッキに《クリボー》か《ハネクリボー》さえ存在すれば、《デビルズ・サンクチュアリ》・《和睦の使者》以上の働きが可能になる。
　ただし、デッキ内に該当モンスターが存在していないと意味が無く、特殊召喚を封じられると《ハネクリボー》の効果も活かしにくくなる。
　サーチ対象となるモンスターを先にドローしてしまう事で、発動条件を満たせなくなってしまう可能性がある点に注意したい。
　このカードの効果やリクルーターによって墓地に送りやすいため、《貪欲な壺》・《転生の予言》等でデッキに戻す手もある。

劇場版『遊戯王～超融合！時空を越えた絆～』の「遊戯＆十代＆遊星vsパラドックス」戦にて十代が使用。
《Ｓｉｎスターダスト・ドラゴン》の直接攻撃宣言時、十代の《ハネクリボー》に使用せず、遊戯の手札に《クリボー》を加えさせた。
遊戯と十代の《クリボー》を用いたコンビプレイでピンチを切り抜ける姿は、この映画ならではの演出と言えよう。
ちなみに《ハネクリボー》を使用した場合、遊星の罠カード《スターダスト・ミラージュ》（《デステニー・ミラージュ》参照）を使用する際に、モンスターカードゾーンが６つ必要になり特殊召喚できなくなる可能性があった。
また、タッグデュエルのルールに当てはめると、このターンにパラドックスと対峙してるのは遊戯となるので、サーチ対象は遊戯のデッキのみだったのかもしれない。