効果モンスター 星1/光属性/悪魔族/攻 300/守 200 (1):自分・相手のバトルフェイズ終了時にこのカードを手札から捨て、 このターンに戦闘で破壊され自分の墓地へ送られたモンスター1体を対象として発動できる。 そのモンスターを特殊召喚する。 (2):相手モンスターの攻撃宣言時、墓地のこのカードを除外し、 自分の墓地の「クリボー」モンスターを任意の数だけ対象として発動できる。 そのモンスターを特殊召喚する。
ストラクチャーデッキ−武藤遊戯−で登場した光属性・悪魔族の下級モンスター。
手札の自身をコストに戦闘破壊された自分のモンスターを蘇生させる誘発効果、相手モンスターの攻撃宣言時に墓地コストでクリボーを任意の数だけ蘇生させる誘発効果を持つ。
(1)の効果によりモンスターを蘇生できるが、発動がバトルフェイズ終了時と遅い。
戦闘を行うのではなく、確実に次のターンに残す目的で使うことになる。
リクルーターを自爆特攻させてからこのカードの効果を使えば、メインフェイズ2にモンスターが2体揃い、シンクロ召喚やエクシーズ召喚に繋げられる。
相手ターンに発動する場合は、壁にはならないが追撃を避けることはできる。
(2)の効果ではクリボーの大量展開が狙える。
墓地コストだけでよく、(1)の効果で墓地へ送ることもできるため発動自体は難しくない。
クリボーモンスターはステータスが低く、相手の攻撃宣言時に発動する都合上、次の自分のターンまで生き延びることは難しい。
だが、ほとんどのクリボーはレベル1のため、生き残ればランク1のエクシーズ召喚が狙える。
《ワンダー・エクシーズ》でエクシーズ召喚に繋いでしまうのも手であり、《No.54 反骨の闘士ライオンハート》などなら攻撃を牽制できる。
利用に制限はないため、《強制終了》のコストにしてバトルフェイズを中断するのも手か。
《ハネクリボー LV9》なら相手の墓地の魔法カード次第では生き残り、次のターンに攻撃を仕掛けることも可能。
クリボーの効果には統一性がないためデッキ構築の段階でどのモンスターを採用するか決めておきたい。
また、このカード自身を始め、《サクリボー》や《クリアクリボー》のように自身を除外してしまうクリボーも多い。
特定のクリボーに関連するカードを併用する手もあり、《クリボー》を複数蘇生させ《機雷化》に繋ぐ、《ハネクリボー》を蘇生させ《バーサーカークラッシュ》や《進化する翼》とのコンボに繋ぐといった動きも狙える。