遊戯王カードWiki - 《クレイジー・ファイヤー》のバックアップ(No.50)

《クレイジー・ファイヤー/Wild Fire》 †

速攻魔法
５００ライフポイントを払う。
自分フィールド上に表側表示で存在する
「ブレイズ・キャノン」と名のついたカードを破壊し、
フィールド上のモンスターを全て破壊する。
その後、自分フィールド上に「クレイジー・ファイヤー・トークン」
（炎族・炎・星３・攻／守１０００）を１体攻撃表示で特殊召喚する。
このターン自分のモンスターは攻撃する事ができない。

　FORCE OF THE BREAKERで登場した速攻魔法。
　500ライフポイントを払って発動する全体除去であり、《グランドクロス》に近い発動条件と効果を持つ。

　《グランドクロス》と比較するとライフコストを必要とし、効果解決時にブレイズ・キャノンを破壊する必要がある。
　そのため、発動にチェーンされブレイズ・キャノンを破壊されると、不発した上にライフコストの払い損となる。
　しかし、あちらにはないメリットとしてクレイジー・ファイヤー・トークンを１体生成できる。
　生け贄召喚や《炎王炎環》等のコストとしてはもちろん、高めのレベルを持つためシンクロ素材としても便利である。

　発動ターンは攻撃できないが、速攻魔法なので相手ターンで発動できればデメリットを無視できる。
　相手ターンでフィールドをガラ空きにした後、自分のターンで直接攻撃を通すのが理想。

　《ヴォルカニック・ロケット》によりブレイズ・キャノンをサーチできるため、このカードの発動は比較的容易である。
　とはいえ特定カードに依存したカードは基本的に扱い辛く、投入しすぎると手札事故を招く。
　効果自体は強力なので、【ヴォルカニック・バーン】?には１枚くらい挿してみてもいいだろう。

全体除去とトークンの生成は同時ではないため、破壊されたモンスターの「～時」の任意効果はタイミングを逃す。

原作・アニメにおいて―
アニメGXの「十代vsオブライエン」戦でオブライエンが使用。
本来は通常罠《ヴォルカニック・フォース》で《ヴォルカニック・デビル》を特殊召喚し、そのまま決着をつけるつもりであった。
しかし、デュエルの勝敗よりもコブラの指令を優先させるため、代わりにこのカードを使うことに。
ダイレクトアタックを仕掛けてきた《Ｅ・ＨＥＲＯワイルドマン》を破壊するが…。