*《クローザー・フォレスト/Closed Forest》 [#q1eb6e06]
*《クローザー・フォレスト/Closed Forest》 [#top]
 フィールド魔法
 自分の墓地に存在するモンスター1体につき、
 自分フィールド上に表側表示で存在する獣族モンスターの
 攻撃力は100ポイントアップする。
 自分フィールド上に表側表示で存在する獣族モンスターの攻撃力は100ポイントアップする。
 このカードがフィールド上に存在する限り、
 フィールド魔法カードを発動する事はできない。
 このカードが破壊されたターン、
 また、このカードが破壊されたターン、
 フィールド魔法カードを発動する事はできない。

 [[遊戯王5D's Duel Transer 付属カード>ゲーム付属カード#ae6c08cf]]で登場した[[フィールド魔法]]。~
 [[墓地]]の[[モンスター]]の数だけ[[自分]]の[[獣族]]を[[全体強化]]する[[効果]]と、[[フィールド魔法]]の[[発動]]を制限する2つの[[効果]]を持つ。
 [[遊戯王5D's Duel Transer 付属カード>ゲーム付属カード#DT]]で登場した[[フィールド魔法]]。~
 [[墓地]]の[[モンスター]]の数だけ[[自分]]の[[獣族]]を[[全体強化]]する[[効果]]と、[[フィールド魔法]]の[[発動]]を制限する2つの[[効果]]を持つ。~

 [[獣族]]専用の[[全体強化]]を行う[[フィールド魔法]]である。~
 [[全体強化]]は[[墓地]]の[[モンスター]]数に依存するが、比較的安定した[[攻撃力]]アップが望める。~
 しかし[[《一族の結束》]]と比べると序盤の爆発力が得られず、[[フィールド魔法]]なので2枚以上[[発動]]し[[強化]]を重複させることも出来ない。~
 [[《ライトロード・ハンター ライコウ》]]や[[《巨大ネズミ》]]等[[墓地肥やし>墓地を肥やす]]が全く出来ない[[種族]]ではないが、終盤でもない限り[[《一族の結束》]]を超える[[強化>全体強化]]を得るのは難しいだろう。
 1つ目の[[効果]]は[[獣族]]専用の[[攻撃力]]上昇[[効果]]。~
// [[獣族]]は[[リクルーター]]が豊富であるが、ほとんどが[[戦闘破壊]]が前提であり[[強化]]との相性は良くない。~
// 加えてこれらの[[モンスター]]は[[ステータス]]が低く、[[強化]]されたところであまり有効に働かない。~
//巨大ネズミぐらいだし、攻撃力が高いモンスターを採用すればよい。
 上がるのは[[攻撃力]]のみであり、[[《素早いビッグハムスター》]]のような[[リバース]]時に[[発動]]するものとの相性は良くない。~

 だが、こちらは[[墓地]]の[[モンスター]]は[[獣族]]に限定されないため、別の[[種族]]の[[モンスター]]を採用していても[[強化]]が可能。~
 [[獣族]]主体の[[デッキ]]で、[[獣族]]以外の[[モンスター]]を一緒に使用する場合はこちらのほうがよい。~
 [[シンクロ召喚]]を多用する[[獣族]]ならば他[[種族]]が[[墓地]]に混ざりやすく、[[シンクロ素材]]として[[墓地も肥えやすい>墓地を肥やす]]ので相性がいいか。~
 [[《ナチュル・ビースト》]]が[[戦闘破壊]]されにくくなればかなり強力になるだろう。~
 大量展開の得意な[[魔轟神]]獣を使う場合でも恩恵を受けられる。~
 しかしこのような[[デッキ]]の場合[[《貪欲な壺》]]を利用する事も少なくないため、そちらとの相性は悪い。~
 [[戦闘]]補助の目的では[[シンクロモンスター]]全てに対応し[[《素早いビッグハムスター》]]等も恩恵を受けられる[[《強者の苦痛》]]に汎用性の面で大きく劣ると言わざるを得ない。~
 それでもこれらの[[永続魔法]]と比較し[[サーチ]]しやすいという点でこの[[カード]]を優先する場合もあるだろう。~
 [[リリース]]する[[種族]]を問われなくなる、あるいは[[《一族の結束》]]との併用で更なる[[強化]]を図れるといった面で[[《ツインヘデッド・ビースト》]]を軸とした[[デッキ]]は相性が良いと言える。~
 類似[[カード]]の[[《一族の結束》]]と比べると、別の[[種族]]の[[モンスター]]が[[墓地]]に存在しても[[効果]]に影響がなく、[[種族]]にかかわらず枚数としてカウントされるので、[[【ビースト】]]のように他[[種族]]が[[墓地]]に混ざる[[デッキ]]でも採用が見込める。~
 こちらは[[フィールド魔法]]なので[[サーチ]]が豊富であるが複数枚同時に[[発動]]できず、[[墓地]]に[[モンスター]]が貯まればその分[[攻撃力]]が上がるが、[[墓地]]に[[モンスター]]が溜まっていない序盤では[[《一族の結束》]]の方が扱いやすい。~
 なお[[《一族の結束》]]と相性が良い[[《魂を喰らう者 バズー》]]や[[《貪欲な壺》]]などは逆に相性が悪いので、[[デッキ]]によって合う方を採用すると良いだろう。~

 また[[フィールド魔法]]の致命的な弱点である、[[相手]]の[[フィールド魔法]]の[[発動]]によって[[破壊]]される心配がないのも大きな利点。~
 さらにこの[[カード]]が別の[[カード]][[効果]]によって[[破壊]]されてもその[[ターン]]は[[フィールド魔法]]を発動されない。~
 [[《テラ・フォーミング》]]や[[《マインフィールド》]]で再びこの[[カード]]を[[手札]]に加えれば恒久的に《クローザー・フォレスト》を張り続ける事ができる。~
 [[バウンス]]・[[除外]]と抜け道も多いが、[[フィールド魔法]]を使う相手プレイヤーにとっては鬱陶しい事この上ない。~
 しかし、[[速攻魔法]]や[[罠カード]]で自分の[[ターン]]に[[破壊]]されてしまうと自分が[[フィールド魔法]]を[[発動]]できなくなってしまうため注意。
 [[全体強化]]と相性の良い[[獣族]]は多く、[[《No.64 古狸三太夫》]]は[[相手]]の[[攻撃力]]と同じになった[[影武者狸トークン]]をこの[[カード]]で[[強化]]すれば確実な[[戦闘破壊]]を狙える他、総[[攻撃力]]を大幅に上げられる。~
 [[《EMチアモール》]]は[[墓地]]に[[モンスター]]が1体でもいれば、自身も[[獣族]]であるので[[効果]]を使用することができる。~

-[[自分]]だけが使える[[効果]]なのか[[相手]]にも[[適用]]されるのかは発売後の裁定待ち。
 積極的に[[墓地を肥やし>墓地を肥やす]]ていけば大幅な[[攻撃力]]の上昇が見込めるのでこれを主軸にしても良いだろう。~
 [[獣族]]だけでも[[《ライトロード・ハンター ライコウ》]]や[[《ナチュル・ビースト》]]、[[《ボルテック・バイコーン》]]などの[[墓地を肥やす]][[カード]]は豊富にある。~
 また低[[レベル]][[獣族]]は[[リクルート]]手段や[[リクルーター]]が豊富で[[《レスキューキャット》]]や[[《子狸ぽんぽこ》]]、[[《魔獣の懐柔》]]などで呼び出し[[墓地肥やし>墓地を肥やす]]に貢献できる。~
// また、それらを採用するためにロー[[レベル]]の[[獣族]]が多くなるため、[[《虚栄の大猿》]]を採用することでそれぞれの[[シンクロモンスター]]も出しやすくなる。~
 [[獣族]]は[[《森の聖獣 ユニフォリア》]]・[[《森の聖獣 ヴァレリフォーン》]]・[[《エアーズロック・サンライズ》]]と[[蘇生]]手段も豊富にあるので[[墓地肥やし>墓地を肥やす]]とは相性が良い。~

 2つ目の[[効果]]及び3つ目の[[効果]]は、[[フィールド魔法]]の[[発動]]抑止[[効果]]。~
 [[【墓守】]]や[[【魔鍾洞】]]といった、[[フィールド魔法]]に依存している[[デッキ]]の[[メタカード]]となる。~
//【魔鍾洞】は完全に依存しているので、ここにいれてもいいかなと
 [[相手]]の[[ターン]]に[[破壊]]されれば、抑制[[効果]]が働くため、次の[[自分]]の[[ターン]]に2枚目のこの[[カード]]を再び[[発動]]できれば、[[相手]]の[[フィールド魔法]]の[[発動]]を抑制し続けることができる。~
 しかし、[[バウンス]]・[[除外]]には無力であり、[[速攻魔法]]や[[罠カード]]等で[[自分]]の[[ターン]]に[[破壊]]されると[[自分]]が[[フィールド魔法]]を[[発動]]できなくなる。~
 また、既に[[発動]]している[[フィールド魔法]]には干渉できないことからこの[[カード]]のみで[[フィールド魔法]]を防ぎきることは難しい。~
 [[《メタバース》]]のような、[[《ナチュル・ビースト》]]などで止められない[[カードの効果]]による[[発動]]も封じることができる。~

 [[《盆回し》]]や[[《エンシェント・フェアリー・ドラゴン》]]は、既に[[発動]]している[[フィールド魔法]]を[[除去]]してこの[[カード]]を[[発動]]することで[[相手]]の[[フィールド魔法]]の[[除去]]と[[発動]]封じができるので相性がよい。~

-[[マスタールール3]]からは[[フィールド魔法]]はそれまでの2人で1枚から、それぞれ1枚ずつ存在できるようになった。~
以前はこの[[カード]]を[[発動]]して[[相手]]の[[フィールド魔法]]を[[破壊]]し、[[相手]]には[[発動]]制限でそれをさせないということができたが不可能となった。~
また[[フィールド魔法]]の[[セット]]による上書きは[[破壊]]扱いではなくなった。~
そのため、[[自分]]は[[セット]]してから[[発動]]することで、その[[ターン]]中に別の[[フィールド魔法]]を[[発動]]することができる。~
ただしこの変更は[[相手]]にも恩恵があり、[[《盆回し》]]でこの[[カード]]を上書きされた場合[[フィールド魔法]]の[[発動]]を防ぐことができない。~


-[[フィールド魔法]]を多用する[[デッキ]]が[[環境]]で活躍する場合に、[[【獣族】]]以外においてもこの[[カード]]を採用する場合がある。~


-原作・アニメにおいて―~
アニメ5D'sの「龍亞vsディマク」戦においてディマクが使用。~
[[《猿魔王ゼーマン》]]や[[《地縛神 Cusillu》]]の[[攻撃力]]をアップし、さらに[[《地縛神 Cusillu》]]の維持に貢献した。~
最終的に[[《エンシェント・フェアリー・ドラゴン》]]によって[[破壊]]された。
[[《猿魔王ゼーマン》]]や[[《地縛神 Cusillu》]]の[[攻撃力]]をアップしつつ、[[《地縛神 Cusillu》]]の維持に貢献した。~
最終的に[[《エンシェント・フェアリー・ドラゴン》]]によって[[破壊]]された。~

-コナミのゲーム作品において―~
[[タッグフォース4>ゲーム付属カード#f08ef23e]]と[[5>ゲーム付属カード#t253175a]]では、OCGに先駆けてこの[[カード]]が同じ[[効果]]で[[オリジナルカード]]として登場している。~
--アニメでは[[レアリティ]]が[[ノーマル>Normal]]で、[[イラスト]]は明かりがなく樹の色は黒かった。(ゲーム作品のアニメーションはこちらが元になっている)~

//-神話・伝承において―~
--アニメARC-Vの3話のフィールドを選ぶシーンで「アクションデュエル」の共通[[効果]]が追加された[[フィールド魔法]]の1枚として登場している。~
[[テキスト]]は読み取れないが、[[レアリティ]]は[[OCG]]準拠の[[ウルトラレア>Ultra]]になっている。~

**関連カード [#x6ff5c73]
-[[《プチトマボー》]]
-コナミのゲーム作品において―~
[[TAG FORCE 4>ゲーム付属カード#TF4]]と[[5>ゲーム付属カード#TF5]]では、[[OCG]]に先駆けてこの[[カード]]が同じ[[効果]]で[[オリジナルカード]]として登場している。~

**関連カード [#card]
-[[《鎧黒竜−サイバー・ダーク・ドラゴン》]]

-[[《フィールドバリア》]]

//-[[《A・O・J コズミック・クローザー》]]
//-[[《サボウ・クローザー》]]

//―[[イラスト]]関連
//カードのイラストに描かれているカードが存在した場合、そのカードをリンク

//―《クローザー・フォレスト》が見られる[[カード]]
//他のカードにこのカードのイラストが含まれている場合、そのカードをリンク

//**このカードを使用する代表的なデッキ
//-[[】]]
//**このカードを使用する代表的なデッキ [#deck]
//-[[【】]]

**収録パック等 [#o14d9cbe]
-[[遊戯王5D's Duel Transer 付属カード>ゲーム付属カード#ae6c08cf]] YDT1-JP002 &size(10){[[Ultra]]};
**収録パック等 [#pack]
-[[遊戯王5D's Duel Transer 付属カード>ゲーム付属カード#DT]] YDT1-JP002 &size(10){[[Ultra]]};

**FAQ [#jd82b1f5]
**FAQ [#faq]
Q:この[[カード]]が[[破壊]]された時に[[フィールド魔法]]を[[発動]]できない[[効果]]が[[適用]]される際に[[チェーンブロック]]が作られますか?~
A:いいえ、作られません。(11/04/22)

Q:[[フィールド]]上に[[表側表示]]で存在するこの[[カード]]が[[《神禽王アレクトール》]]などの[[効果]]で[[無効]]になっている状態で[[破壊]]された場合に、[[フィールド魔法]]を[[発動]]できない[[効果]]が[[適用]]されますか?~
Q:[[フィールド]]上に[[表側表示]]で存在するこの[[カード]]が[[《神禽王アレクトール》]]等の[[効果]]で[[無効]]になっている状態で[[破壊]]された場合に、[[フィールド魔法]]を[[発動]]できない[[効果]]が[[適用]]されますか?~
A:はい、その場合でも[[適用]]されます。(11/04/21)

Q:この[[カード]]が[[適用]]中、[[《終焉の地》]]を[[発動]]できますか?~
A:できません。(11/04/25)

//質問だけの投稿は禁止。ここは「質問と、それに対する事務局の回答」の両方を同時に記述する項目です。
Q:この[[カード]]が[[適用]]中、「[[相手]]の[[フィールド]]の[[獣族]]」は「[[相手]]の[[墓地]]の[[獣族]]の数の枚数分」[[攻撃力]]がアップしますか?~
A:いいえ、数値の上昇が起きるのは[[自分]]の[[モンスター]]だけです。(11/04/27)

Q:2つの「[[フィールド魔法]]を[[発動]]できない」[[効果]]は、両方とも[[自分]]と[[相手]]両方が影響を受けますか?~
A:はい、そうです。(11/04/27)

//質問だけの投稿は禁止。ここは「質問と、それに対する事務局の回答」の両方を同時に記述する項目です。
//記述する場合、事務局に質問した日付を(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。
//未発売カードに限り、『A:(発売をお待ちください)』とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。
//ルールやカードの処理等についての質問は遊戯王エキスパートルールHPで調べるか、ルール質問BBSを利用してください。
//ルールやカードの処理等についての質問は、公式サイトの「遊戯王カードデータベース」で調べるか、ルール質問BBSを利用してください。
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