《クロス・ソウル/Soul Exchange》

通常魔法
相手フィールド上のモンスター1体を選択して発動する。
このターン自分のモンスターをリリースする場合、
自分のモンスター1体の代わりに選択した相手モンスターをリリースしなければならない。
このカードを発動するターン、自分はバトルフェイズを行う事ができない。

 EX-Rから登場した、相手モンスターリリースする事ができる魔法カード
 リリースを必要とするカードとのコンボ専用のカードだが、表示形式を問わず相手モンスター1体を除去できる点が魅力。
 このカード1枚の消費で相手モンスター除去しつつコストを支払えるので結果的に1:1交換となる。

 とは言うものの、上級モンスターを主体にしたビートダウンにおいて「発動ターンバトルフェイズを行えない」という欠点は致命的である。
 しかし、アドバンス召喚時に効果発動をする「モンスターのサポートと、特に《光帝クライス》とはデメリットが噛み合い相性が良いと言える。

 《洗脳−ブレインコントロール》の影に隠れてしまったが、裏側守備表示を主体にして戦うデッキ相手ならば活躍できる。
 例えばサイクル・リバースモンスターを主体にしたロックデッキコントロールデッキ等では活用するチャンスは多いだろう。
 ライフコストを必要としないため、バーンデッキに対しても有効だろう。
 相手フィールド上からリリースするため、コントロールを変更できないモンスターに対しても使えるのは、《洗脳−ブレインコントロール》には無いメリットである。
 また、《洗脳−ブレインコントロール》10/09/01にて禁止カードに指定されてしまったので、このカードコントロール奪取カードとして採用する選択肢もある。
 ただし、上記の通り厳密には用途が異なるので特性を熟知する必要がある。

 《超伝導恐獣》《黒炎弾》《光帝クライス》《裁きの代行者 サターン》等であれば、デメリットが重複しているのでコンボとして活用できる。

関連カード

収録パック等

FAQ

Q:この効果対象としたモンスター《突然変異》などでリリースできますか?
A:表側表示であれば、レベルが判明しているため可能です。
  裏側表示の場合は、自分エクストラデッキにそのモンスターと同じレベル融合モンスターが存在しているか分からないとみなされリリースできません。
  儀式魔法の場合も、同様に表側表示レベルが決定できるときのみリリースできます。

Q:このカードの効果《ホルスの黒炎竜 LV6》召喚した場合、その《ホルスの黒炎竜 LV6》攻撃する事ができますか?
A:バトルフェイズ自体が行えない状態のため、できません。

Q:このカードの効果相手フィールド上の《ホルスの黒炎竜 LV6》などの魔法の効かないモンスターリリース出来ますか?
A:いいえ、できません。

Q:チェーンして《マジック・キャンセラー》蘇生された場合、効果無効になりますがこのターン攻撃を行えますか?
A:いいえ、効果無効になっても発動自体が無効になったわけではありません。その為、バトルフェイズを行えません。

Q:裏側守備表示《きつね火》を対象に選択した場合、アドバンス召喚のためのリリースができますか?
A:はい、できます。裏側守備表示《きつね火》はテキストが無効化されているため、リリースできます。

Q:表側表示《召喚僧サモンプリースト》を対象にして発動できますか?
A:できません。(08/08/20)

Q:リリースする場合は必ず相手モンスターリリースしなければならないのですか?
A:はい、そうです。(07/11/03)

Q:上記の「強制」を踏まえての質問です。
《死のデッキ破壊ウイルス》発動したいのですが、選択したモンスターは発動条件に合わない光属性モンスターです。
この時、自分フィールド上の《クリッター》リリースして《死のデッキ破壊ウイルス》発動することは可能ですか?
A:可能です。
選択したモンスターリリースとして不適合な場合は、自分の適合モンスターリリースすることが可能です。(08/06/24)

Q:自分フィールド上のチューナーモンスターと、《クロス・ソウル》で指定した相手モンスターとでシンクロ召喚を行うことはできますか?
A:シンクロ召喚は、チューナーシンクロ素材モンスターリリースする扱いではなく、フィールド上から墓地に送る?扱いとなります。
  したがって、《クロス・ソウル》の効果が適用された相手モンスターリリースして、シンクロ召喚する事はできません。(08/04/25)

Q:《生贄封じの仮面》が存在する時に発動できますか?
A:直接リリースをする効果ではないので、可能です。(10/07/14)