遊戯王カードWiki - 《クロスカウンター》のバックアップ(No.57)

《クロスカウンター/Cross Counter》 †

通常罠
攻撃された守備表示モンスターの守備力が、
相手攻撃モンスターの攻撃力を越えていた場合、
相手に与える戦闘ダメージは倍になる。
ダメージ計算後にその攻撃モンスターを破壊する。

　守備表示モンスターで相手モンスターを実質戦闘破壊できるが、発動条件が攻撃された場合のみのため使いにくい。
　運用にあたっては反射ダメージ倍加がメインになるだろう。

　漠然と使っても大したダメージにはならないため、以下のようなコンボでの使用が必須となる。

　全てが噛み合えば１ターンキルクラスの大ダメージすらも与えられうる。

　ただしセットカードを多用することになるため、間違いなく相手には警戒されるだろう。
　先に除去される危険性が高まるため、《天獄の王》でセットカードを守ったり、ブラフを交えて相手を撹乱させるといった戦術が必要になる。

「クロスカウンター」とはボクシングにおいて相手のストレートパンチに対して逆の腕のフックで相手と腕を交差させつつ顔面を攻撃するテクニックのこと。
漫画『あしたのジョー』の影響で「相打ちの必殺パンチ」と勘違いされていることも多いが、実際のクロスカウンターは決めた側がうまくストレートを躱していることが多いので相打ちになることはほとんどない。

イラストを再現するには何らかのサポートが必要である。
見方によっては《百獣王ベヒーモス》が《デス・カンガルー》の攻撃をカウンターしようとしている様にも見える。
それでもサポートなしにこのカードを発動することはできない。
- 海外版では《デス・カンガルー》のイラストが修正されており、服の背中の文字が「DEATH」から「DES」になっている。
  《デス・カンガルー》および《カウンターパンチ》にも文字の一部が見えるが、こちらは修正されていない。

コナミのゲーム作品において―
- NIGHTMARE TROUBADOURでは、戦闘ダメージの倍化が重複した。
  このため、《結束ＵＮＩＴＹ》や《モンスターＢＯＸ》を併用し、４万を超える反射ダメージを与えることも可能であった。

マスターデュエルではテキストが下記の通り修正され、発動条件や処理タイミングが明確になっている。

自分フィールド上の守備表示モンスターが相手モンスターに攻撃され、その守備力が攻撃モンスターの攻撃力を超えていた場合、そのダメージ計算時に発動できる。
その戦闘で相手に与える戦闘ダメージは倍になり、その攻撃モンスターをダメージステップ終了時に破壊する。

　《カウンターパンチ》とは破壊のタイミングがダメージステップ終了時に統一されており、ただでさえ小さかった差別点が完全に無くなってしまった。

Ｑ：発動タイミングはいつですか？
Ａ：ダメージ計算時のみです。(14/03/23)

Ｑ：守備力が攻撃力を越えていない場合に発動できますか？
Ａ：いいえ、できません。(09/01/03)