《グランドクロス/Grand Convergence》

速攻魔法
自分フィールド上に「マクロコスモス」が
存在する時に発動する事ができる。
相手ライフに300ポイントダメージを与え、
フィールド上のモンスターを全て破壊する。

 ENEMY OF JUSTICEで登場した速攻魔法
 発動条件こそあるが、スペルスピード2の《ブラック・ホール》として機能する。

 《マクロコスモス》発動中ならフィールド上の全モンスターゲームから除外する効果となり、墓地利用を許さない点は大きな意味を持つ。
 このカード自体十分強力な効果を持つが、単体では機能しないため手札事故を誘発する点に注意。

  自分のモンスターも破壊されるが、《マクロコスモス》との併用率の高い《異次元の生還者》などは、《マクロコスモス》が無効化されていない限り帰還できるため、被害を抑えることができる。
 墓地《ゼータ・レティキュラント》を落としていれば、場を掃除した後に生け贄可能なイーバトークンが残る。
 なお、一度に複数体除外しても生成されるトークンは1体。
 相手モンスターの数だけトークンが産まれるわけではない。

 ちなみに《王宮のお触れ》《罠封印の呪符》《マクロコスモス》無効化されていても発動可能。
 速攻魔法であるが故、罠封じモンスター《人造人間−サイコ・ショッカー》ですら破壊する事ができる。
 この場合は、速攻魔法という点で《ブラック・ホール》より優れている。
 《人造人間−サイコ・ショッカー》破壊した場合も除外される(08/08/20)
 弱点は《暗黒の侵略者》だが、遭遇することは滅多にないだろう。

 同系統のカードに《カオス・エンド》が存在するのでそれとあわせて禁止カードである《ブラック・ホール》互換の6枚体制というのも面白い。
 しかし、手札事故の危険性が高くなるので注意。
 こちらの利点は速攻魔法である点。相手ターンでのラッシュや反撃を許さず除去できる点は非常に優れている。
 その一方で《マクロコスモス》がないと完全に腐ってしまう点で劣る。
 このカードの発動タイミング自体は自由だが肝心なときに《マクロコスモス》除去されてしまうと痛い。

関連カード

収録パック等

FAQ

Q:《マクロコスモス》カードの発動時にこのカードチェーン発動する事ができますか?
A:はい。チェーン発動する事ができます。(08/7/9)

Q:このカードの効果効果解決時《マクロコスモス》自分フィールド上に存在しない場合、このカードの効果を処理しますか?
A:はい。効果を処理します。(06/02/24)

Q:相手のこのカードの発動チェーンをして、《ピケルの魔法陣》等を発動し、効果処理の時に自分ダメージを受けない場合でも、モンスターを全て破壊する処理は行いますか?
A:はい、その場合でも破壊する効果は処理します。(10/05/28)